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「第九回狸寄席2016夏」<夜の部>を楽しんできました [落語]

土曜日(7月23日)の夜ですが、「第九回狸寄席2016夏」<夜の部>ですが、奥さんに予定はいったので、今回は一人で楽しんできました。(#^^#)

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場所は、さっぽろ狸ぽんぽこ座(札幌市中央区南2西5・狸小路5丁目 札幌プラザ2・5)、開催日:7月23日、昼の部「小狸寄席」(開場12:30/開演13:00)、夜の部「狸寄席」(開場16:30/開演17:00)
 
前回、始めて訪れたポスターが可愛い「狸寄席」は随分と前だった気がしたのですが、先ほど、ブログを確認してみると、ちょうど一年前の夏で、それほど昔じゃありませんでした。

狸小路商店街のマスコット「だっこポン」、プロフィールは身長・体重(大きくて重い)、体型(狸体型)、好きな食べ物(たぬきそば&たぬきうどん)

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ちょうど狸小路は「第62回 狸まつり(7月22日~8月20日)」開催中だったので、アーケードは祭りを盛り上げる飾り付けで雰囲気出てました。

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特に5丁目のアーケードの天井には、巨大な「だっこポン」が飾られています。この大きさならプロフィール通りに、身長・体重(大きくて重い)で間違いありませんね。(#^.^#)
 
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せっかくなので、真下からと、お尻を記念に撮影させて頂きました。
 
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狸寄席の会場の「さっぽろ狸ぽんぽこ座」は、本陣狸大明神社(通称:狸神社)の隣にあります。

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「狸」には八つの徳(ハ徳)があるといわれており、大福帳をなぜると商売繁盛、お腹をなぜると安産だそうですよ。(#^.^#)

昼の部「小狸寄席(素人寄席)」の料金1000円、夜の部「狸寄席」の料金2500円(前売)3000円(当日)、昼夜通し券3000円

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当時になり狸寄席に出かける事を決めたので、私は当日券の購入です。

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夜の部「狸寄席」出演は、九代目林家正蔵師匠に弟子入りした女性落語家の林家つる子、札幌旭丘高卒業の春風亭柳朝師匠、声も体もデカくお相撲さんから落語家へ転身した三遊亭歌武蔵師匠です。

そして目玉と言っては本職の方に失礼ですが、開演前(16:50~17:00)の前座で舞台にたつのが、南平亭恵朝(なんぴらていめぐっちょ)こと、HTB大野アナウンサーの「落語に挑戦」です。イチオシモーニングでこの特別企画の宣伝を聞いて、私は「狸寄席2016夏」に訪れたのでした。

◆◆本日の演目◆◆

南平亭恵朝『寿限無(じゅげむ)』

林家つる子『やかん』

春風亭柳朝『へっつい幽霊』

中入り

三遊亭歌武蔵『胴切り(どうきり)』

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この狸寄席では、場内の飲食(含むアルコール)が可能なので、積極的にロビーで販売されています。

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当然、私も生ビールとおつまみを兼ねてお弁当を購入して、最後尾ひとつ前の中央の席を確保して、ビールを飲みながらの寄席を楽しみました。(^^♪
 
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機会があれば、通し券で小狸寄席(素人寄席)から楽しんでみたい気もするのですが、ビール飲み過ぎて、夜の部の頃には爆睡してしまうかもね。 

既に大野アナウンサーの演目は、番組の練習風景の放送から寿限無(じゅげむ)である事は分かっていたのですが、約10分間の短い時間に、オリジナル+アナウンサー色のアレンジを組み込んで、上手に演じられてました。(下記写真は、番組HPより)

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◆◆演目のあらすじ◆◆ 

春風亭柳朝師匠の「へっつい幽霊」に、三遊亭歌武蔵「胴切り(どうきり)」と夏らしい幽霊もの2演目でした。
 
「へっつい幽霊」の「へっつい」は、台所のどま(かまど)のことで、道具屋で買ったへっついが夜になると「金返せ」って幽霊が現れ、道具屋は3円で売っては夜には、幽霊が出るので引き取ってくれと半値で引き取るので、毎日1円50銭儲かって喜ぶが、そのうち商売がさっぱり売れなくなり、長屋の熊五郎に1円払って、へっついを持っててもらう。そんなへっついを熊五郎と知り合いの若旦那が運ぶ際に、へっついから300円の大金が見つかり、二人で山分けするが、吉原と博打で一文無しで戻って来ると、へっつい幽霊が「金返せ」と現れ・・・
 
「胴切り」は、辻斬りにあって胴で真っ二つになってしまったさえない男が、不思議に胴体と下半身は血も出ず大丈夫、別々に行動というか胴体は銭湯の番台、下半身はコンニャク屋でコンニャク踏みの仕事をする事になり、二人ともいや胴体と足は互いにまじめに働き感謝される。そんなある日に、胴体は湯気で目が霞むので、足に灸をすると良いと聞き、足に伝えてもらう。そんな足は灸は了解したが、こちらも胴体に伝言を頼む、お茶の飲み過ぎはオシッコが近くなって大変だ・・・ 
 
そんな落語を楽しんで、ほろ酔い気分で札幌駅に到着すると、まさかの函館本線が止まってます。( ̄▽ ̄;)!!
 
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函館本線の岩見沢付近でトラックが踏切で、架線に接触した事故の影響だそうで、長引くようなら近くの居酒屋で飲んで時間調整なんて対策を考えていると、待つこと20分程度で運転を再開して帰れてしまいました。ちょっと残念気分? 

◆大野恵さんについて◆

大野恵(おおの めぐみ)、1984年12月24日生まれ、千葉県。

2007年4月、北海道テレビ放送(HTB)へ入社の女性アナウンサー。イチオシモーニングなどでニュースを担当している。味が舞台鑑賞(落語・歌舞伎など)

◆林家つる子さんについて◆

林家つる子(はやしや つるこ)、1987年6月5日生まれ、群馬都。

2010年09月、林家正蔵に入門。前座名「つる子」。
2015年11月、二ッ目昇進。

◆春風亭柳朝さんについて◆

春風亭柳朝(しゅんぷうてい りゅうちょう)、1970年8月28日生まれ、静岡県。

1994年08月、春風亭一朝(5代目柳朝の惣領弟子)に入門、前座名「朝吉(ちょうきち)」。
1998年11月、二つ目昇進。「朝之助(ちょうのすけ)」と改名。
2007年03月、真打昇進。6代目春風亭柳朝を襲名。

◆三遊亭歌武蔵さんについて◆

三遊亭歌武蔵(さんゆうてい うたむさし)、1968年3月15日生まれ、岐阜県。

1983年03月、武蔵川部屋(元横綱三重ノ海)へ入門、四股名は森武蔵。
1983年12月、三遊亭圓歌に入門。前座名「歌ちどき」。
1988年09月、二つ目に昇進。「三遊亭 歌武蔵」と改名。
1998年03月、真打昇進。

出囃子の後、登場して座布団に座り頭を下げた後、開口一番 「ただいまの協議について、ご説明いたします」と、相撲の物言いにおける審判長のセリフで笑わせるのが、定番の持ちネタ。

◆狸寄席の会について◆

「狸小路に常設演芸場をつくる会」の通称で「狸寄席の会」ですが、人口200万人の大きなまちである札幌から常設の演芸場や寄席の灯が消えてから長い月日が経ち、生で気軽に落語などの演芸を鑑賞できる機会は減少しています。そこで「狸寄席の会」は。遠くない将来に、賑わいのある「狸小路」に常設の演芸場をつくり、和と笑いの文化を醸成することで、札幌のまちづくりに貢献したいと。そんな感じの会だそうです。



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