小樽の塩谷丸山(629m)へスノーシュー登山2016 [夏山登山&スノーシュー]
日曜日(1月24日)はNHKカルチャー新札幌教室の「スノーシューで冬の野山を歩く」1月から3月までの全6回の2回目で、小樽の塩谷丸山(629m)でした。(^O^)/
高速道路を利用して、途中でトイレタイムなどの立ち寄りを含めて約1時間で、車窓から塩谷丸山が見えてきました。前回は往復のバス移動が合計4時間と長かったですから・・・
塩谷丸山といえば、奥さんが夏山登山をデビューして、藻岩山に続いて2番目に選んだ山です。
マイクロバスがUターン可能な場所まで到着したのですが、こんな場所に高架なのか橋なのか何やら工事してます。私は知らなかったのですが、小樽から余市へ延長する高速道路(札樽道)の工事が、こんな場所まで進んでいたとは・・・
いつの開通を目指しているのかネットで調べてみると、小樽~余市間24km(1,062億円)で、朝里インターの手前(札幌寄り)約1.5km地点に新設のジャンクションから小樽市街を迂回するルートだそうで、2018年度の開通予定のようです。そういえば朝里に行った時も何か工事してたのを思い出しました。
今回の参加者は、12名+講師3名の合計15名でした。先生のルート説明によると、塩谷丸山の冬ルートは、夏の登山道とは異なるそうです。
マイクロバスを降りて、しばらく徒歩で冬の登山口を目指します。
今回の私のファッションですが、帽子を新しくしてみました。
アメリカ屋で買ったのですが、ポイントは帽子の正面にNAMEとDATAを書ける・・・さすがに名前は書きませんが、遊び心ぽくて面白いと思ったんです。
目指す登山口に到着しスノーシューを装着しましたが、まずは、地図とコンパスを使った登山ルートの確認方法のお勉強です。(メ・ん・)?
なんとなく地図でのコンパスの合わせ方と、目指す方角の確認は理解したのですが、肝心な自分の現在地が分からないのですが・・・
9:25、さあ出発です。(#^^#)
先ほどの地図とコンパスの勉強中も、スノーシューやスキーにスノーボードと、これから登る人や早くも下山してくるグループと出会いました。
数日前に降った雪が積もってますが、この時期に笹が地面から見えているというのは、やはり今年は雪が少ないのですね。
9:50、しばらくは、他の人たちが付けた跡を進んでたのですが、ここから頂上に向けて、新しいルートをラッセルしながら進むことに・・・
10:10~20、この約10分間が、我が班のIさんと私が、新たなルート確保に急斜面に挑んだのですが、これが雪が柔らかくて、雪と格闘しますが、なかなか前進できずに大変でした。(めちゃくちゃ汗をかいてしまいました)
上と下の写真は、とりあえず先頭の私が急斜面を登り終えて、下の様子を撮影した写真です。
とりあえず斜面を登る事を優先した結果、随分と山頂への方向(ルート)をズレてしまったそうで、先生が先頭にルートを修正してくれました。
斜面の傾斜があると、山を登ってるって感じで、いい雰囲気の写真が撮れました。(^_-)-☆
この日は、風もなく、青空の下の新雪を歩く最高のコンディションでした。終日(登り~下山)に渡り天候に恵まれたなんて初めての経験かもしれません。
新雪に移る自分の影が面白いかと思って撮影したのですが・・・ちょっとポーズがイマイチだったかな?
11:10、後ろを振り返ると、いつの間にか絶景が広がってました。
斜面のラッセルで疲れた体を癒してくれる景色です。(^^♪
山頂は目前・・・
11:19、塩谷丸山(629m)山頂到着です。予定では3時間程度みていたそうですが、大幅に短縮して約2時間の登りでした。
山頂からの景色は最高です。夏に登った時の景色は覚えてませんが、これぞ絶景ですね。
遠くに羊蹄山が見えます。
11:50、山頂も風がなく、ポカポカ天気の中での昼食タイムを終えて、下山開始です。
スキーやスノーボードを楽しむ人たちの新雪を残すように下山を楽しみたいと思います。(^^♪
前回は傾斜がなく物足りない下山でしたが、今回は傾斜はバッチリ、新雪を駆け降りる事が出来ます。
12:45、下りも早く約1時間で下山です。
後ろを振り返ると、登った塩谷丸山を確認する事が出来ます。
今回も登りと下りの様子を動画撮影して編集してみました。本当なら一番大変だった急斜面のラッセルが絵になったのですが、動画を撮影している心の余裕なんかなく、映像にはありません。残念!
そして今回の温泉は、小樽の「湯の花手宮殿」です。
下山が予定より早かったので、少し長めの1時間半の入浴時間で癒しました。参加された皆さんお疲れ様でした。
次回のスノーシューは、2月14日に登別と移動時間が長そうですが、巨岩の奥の洞窟にさまざまな氷筍(ひょうじゅん)を見る事ができるそうで、楽しみです。