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陶芸教室「やきものを始めよう!2016年春」の3回目は削り [やきもの]

江別市セラミック―アートセンター(江別市西野幌114-5)の陶芸教室「やきものを始めよう!」の全7回コースの3回目の話です。

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朝からの青空で、雪景色のセラミック―アートセンターが美しいです。(#^.^#)

今回は前2回で作った2個の器(どんぶり)の削り作業です。2年ぶりの削り作業は失敗(削りすぎて穴が開く)しないかと、作業前からビビってます・・・w( ̄o ̄)w オオー!

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器の底の厚さを器具(下記写真)を使って計測します。器の底を上下で挟み込むと器具の右側に目盛があり器の底の厚さが分かるのですが、選んだ道具が失敗したか、グラグラして安定しません。
 
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12mmに伸ばした粘土で底を作ったのですが、7~8mmでした。思ってた厚さは9mmだったので、予定より少し薄いのか?それとも道具の値が怪しいのか?

そんな疑問を感じながら器の底の厚さ、形状から削りをイメージします。

次に器をロクロに逆さに置いて中心(センター)を出し、3~4ケ所を粘土でとめます。

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底の厚さが8mmとして、5mm削って3mmを仕上りの厚さにしようと思います。ここで値を信じて削れば何ら問題ないのですが、この値を信じきれない気持ちがあるので、穴が開けあらとビビっちゃいます。それが結果として削りが不足で厚く重たい器になっちゃうんですね。

ロクロを回転させながら竹串で、高台幅の大きさに線を引いたのですが・・・少し大きいかったか?

高台部分を残して削っていきます。

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途中で先生から表面が乾いているので、をなめし布で少し濡らすと削りやすいとアドバイスを受けます。

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底の厚さを指で叩いて音の変化を確認・・・先生に「これくらいで如何でしょうか?」と確認すると、「まだ削れるよ」と、なかなかOKでません。(-_-;)

その後もビビりながら何とか削りを終えました。ホッ!

イメージ通りに出来た気がするんですが、持ってみると「もう少し削ってもよかったかな?」・・・ここで穴を空けたくないので、これでOKとする事にします。

さて気になる器(どんぶり)の大きさですが、前回の写真が残ってたので比較してみる事に・・・

DSCN7962-1.jpg
 
前回の器(上記の写真)を見ると、ロクロに刻まれいる線の外側から2本目と3番目の中間が器の口の大きさだと確認できます。今回のは?

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同じくロクロに刻まれいる線の外側から2本目が見えてませんから確実に大きく出来ています。前回のは小さくて失敗でしたから、現時点ではリベンジ成功しているようです。高さに関しては写真から比較できませんが、この後にどれだけ縮むんだろうか?

これで完成なので、器の底に印を押します。これはパン教室のSさんが作ってくれた印です。

DSCN7963.JPG

過去の経験から印の押し方も学習しました。底を濡れタオルで拭いて、印も拭きます。こうして少し水分を含んだ状態で押すと、綺麗に出来ると思ったのですが、写真で見ても思った通り大成功です。(^^)/

削りを終えた2個の器を並べて記念撮影!
 
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2個を削るのに約2時間も要してしまい、ビビりながらの削り作業は精神的にも体力的にも相当に消耗してしまいましたね。先生がいうには「厚さを測ったんだから、その値を信じて削ればいいだけ」と、そういわれてもビビりなもんで・・・


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