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映画「杉原千畝 スギハラチウネ」を観る  [映画&舞台&催し]

一昨日の水曜日ですが、イオンシネマ江別に映画「杉原千畝 スギハラチウネ」を観に行って来ました。(#^^#)

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前回が「NORIN TEN~稲塚権次郎物語」を観に行ったこともあり、偶然にも人物の半生を描いた物語が続きましたね。

杉原千畝(すぎはらちうね)って名前を聞いて分からなくとも、リトアニアの元外交官で、日本政府の命令に背いてナチスに迫害されたユダヤ難民に日本通過のビザを発給し、6000人の命を救ったといえば、聞いたことがあるって人がぐっーと増えますよね。

戦後70年という事もあり、年末に公開(12月5日)されたら是非とも行こうと思ってた映画なんですが、奥さんに聞くと「いいかな・・・」という事で行かないとの事、という事で今回は一人で行きました。

以前なら「シルバー割引」の年齢でもないので、奥さんの協力なくしてして「夫婦50割引(どちらか50歳以上)」で格安にならなかったのですが、「シルバー割引」が無くなり「ハッピー55(55歳以上)」という新しい割引が出来たので、57歳の私は一人でも割安に観ることが出来るのです。嬉しいサービスに感謝です。m(__)m

イオンシネマ公式アプリで上映時間を確認すると、15時30分上映が直近です。早速、「ハッピー55」で1100円で1枚購入です。(^^♪

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さて席を何処にするか?

平日の15時30分なので空いてるとは思いましましたが・・・多分、ネットでの予約は入ってないようです。

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広いスクリーンのようですが、せっかくなので、ど真中を指定しました。(^^)/

その後、映画館に出掛けましたが・・・
 
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館内は、12月18日公開のスター・ウォーズ最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」一色です。
 
時間になり中に入ると、広いスクリーンの観客は私を含めて10名でした。まあ平日の昼間ですからね・・・想像してましたが、ここまで少ないとは、ちょぅと残念です・・・w( ̄o ̄)w オオー!

さて、映画「杉原千畝 スギハラチウネ」について、ネタバレといっても実話ですから書いておくことにします。(ストーリーに沿った添付する写真が無いので文字だけになります)

元外交官・杉原千畝(すぎはらちうね、1900~1986年)を演じるのは、唐沢寿明さん、妻の杉原幸子を小雪さん、監督は、チェリン・グラック監督で、英語、日本語、フランス語も堪能。アメリカ人ですが日本で育った監督です。以前から監督の才能に惚れ込み、唐沢さんは一緒に仕事をすることを熱望していたそうです。

この映画ですが、外国の風景の中で撮影し、日本人同士の会話以外は、外国語のセリフが主となる作品で字幕がメインです。邦画でありながら邦画っぽくない映画でした。


満洲。満洲国外交部で働く杉原千畝は、堪能なロシア語と独自の諜報網を駆使し、ソ連から北満鉄道の経営権を買い取る交渉を有利に進めるための情報を集める冒頭のシーンは、まるで織田裕二演じる「外交官 黒田康作」を思わせる展開です。

北満鉄道譲渡交渉は、成功しましたが、協力要請をしていた関東軍の裏切りにより、諜報活動を行っていた仲間たちを失い、失意のうちに日本へ帰国します。日本で友人の妹であった幸子と出会い結婚。その後、運命の地であるリトアニア・カウナスに領事館を開設し、その責任者(諜報網を構築し、ヨーロッパ情勢を分析して日本に発信)となります。

やがてドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発すると、ナチスに迫害され国を追われた多くのユダヤ難民が、カウナスの日本領事館へヴィザを求めてやって来ます。ヴィザを発給する条件を満たしてなく、日本政府からの了承が取れないまま時間が過ぎます。そして、独断で難民たちに日本通過ヴィザを発給することを決断するのです。

発給したビザの数は、番号が付され記録されているものが、2139枚ですが、ビザは1家族につき1枚あればよかったことや、途中から手数料の徴収もやめて発給したビザもあり、杉原千畝の「命のビザ」によって救ったユダヤ人の数は、少なくとも6,000人に上ると言われています。映画でも領事館を閉鎖した後に、ホテルのロビーで、列車が出発する直前の駅待合室までビザの発給が続きます。

当然の疑問として、杉原千畝は日本の通過ヴィザを発給しただけで、難民たちが無事に日本にたどり着けるという保証はありません。そんな疑問に応えるよなシーンがありました。
 
日々ユダヤ難民が訪れる状況にウラジオストクでも対応に困惑していましが、杉原千畝とは満洲のハルピン学院出身で同窓生の在ウラジオストク総領事代理 根井三郎(二階堂智)、JTB社員ウラジオストク~敦賀の定期連絡船「天草丸」の乗務員 大迫辰雄(濱田岳)などが、杉原千畝の思いを感じ、難民を船に乗せた事で、多くの難民が日本へとたどり着くのでした。

ユダヤ難民にとって、日本は通過地ですからこの後も大変だったでしょうが、映画のシーンはここまでで、話は終戦シーンなります・・・


唐沢寿明さんの演技も良かったし、感動的な映画だったと思います。残念ながら観客10名なんですよね。もっと多くの人に見て欲しい・・・
 
PS. 映画「杉原千畝 スギハラチウネ」の上映前に「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の予告が2回も入り、私としてはテンション上がります。(^_-)-☆
 
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無料の冊子も置いてました。
 
日本時間12月18日(金)18時30分から全国一斉に公開ですが、そんな混んでる時期は避けて、奥さんとは1月に行こうと話してたのですが、駄目です我慢できません。( ̄▽ ̄;)!!

家に帰って、私ひとりですが、12月18日(金)18時30分に予約入れてしまいました。奥さんとは1月に3Dで再度出かけようと思います。


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