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開拓ふくろふ乃湯(石狩郡当別町) [お出かけ、旅先イベント]

北海道新聞(8月31日)夕刊の「心の湯」コーナーで、開拓ふくろふ乃湯(石狩郡当別町字金沢157-7)という日帰り入浴の温泉が紹介されてました。記事を読んでいると何か気になる温泉で、先週末に奥さんと出掛けてみたのですが、とってもいい感じの温泉でした。(^^♪

場所は当別町なんですが、国道275号沿いではなく、旧国道(学園通り)沿いになります。目印は札沼線(学園都市線)の北海道医療大学駅の次にある石狩金沢駅です。札幌方面から車で国道275号沿いを走ると左手に可愛い石狩金沢駅があります。意識して探す感じで走らないと100%見過ごす駅です。

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あくまでも目印が石狩金沢駅で、国道275号から旧国道に入るには、駅の前後の踏切を渡る事になります。

今回の目的は日帰り入浴の温泉ですが、せっかく来たのですから石狩金沢駅はチェック必須です。札幌からは手前の北海道医療大学駅までが電化されており、IC乗車カードの利用エリアですが、北海道医療大学駅~新十津川駅間は、列車本数・利用者数ともに少なく、キハ40系気動車が単行(1両編成)で走るローカル線です。リサイクル車両の駅舎ですが、この先にある本中小屋駅、そして中小屋駅と同じ感じのリサイクル駅舎が3つ続くのです。(#^^#)

そんな駅から真っ直ぐ旧国道に向かって歩くと、開拓ふくろふ乃湯(ふくろうのゆ)があります。

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温泉施設のアクセス説明では駅から徒歩5分と書かれてます。確かに施設からも駅舎が見える近さですが・・・列車で訪れるとするなら列車の本数が少ないのが注意です。

目立つような?目立たないノボリと温泉の看板が旧国道沿いに出され、営業中である事が分かります。

失礼ながら意外と駐車場には車が止まってましたね。(^┰^;)ゞ

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私たち同様に新聞記事を見って訪れた人も多そうです。ここは、我が家からだと車で30分位ですから、札幌からだと小1時間って感じだと思います。

建物の横に立ってるのが、温泉のボーリング施設かと勝手に想像して写真を撮ってみました。

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新聞の記事からも小さな温泉施設であると想像してましたが、ここが玄関なんだとうと網戸を開けて入ると、小さな玄関の左手が下駄箱、右手で農作物販売の陳列、そして目の前に管理者さんが受付しています。受付といっても玄関に座ってる人がいるって感じなんですが・・・こんな説明でイメージ出来ますかね。とりあえず玄関口に入りと焦るというかウケます。(^┰^;)ゞ

下駄箱は何処にでもある100円を入れて後で戻るタイプですが、管理者さんから「お金入れなくても大丈夫ですよ」と声が掛かります。確かに管理者さんが玄関に常駐ですから心配ありませんね。

入浴料:大人600円、営業時間:平日正午~21時(最終受付20時30分)、土日祝午前11時~、定休日:毎週火曜(祝日の場合翌日)と第4水曜日、毎年12月1日~4月中旬までの冬期間は休み。

入浴料を払うと玄関の目の前が、男女別の入浴場の入口になってます。そうなんです全てが小さな玄関に一歩踏み入れると完結するコンパクト感に戸惑いもありますが、この後の展開が多いに期待出来るって感じ・・・

入浴場に入ると、やはりコンパクトな脱衣所、無料のロッカーとドライヤーも用意されてます。内風呂には洗い場が4ケ所、固形石鹸は備わってますが、シャンプー・リンスはありません。

そしてメインの露天風呂は、ここまでのコンパクト感から一変して開放的な造りになってます。(^O^)/

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露天風呂は下記のように大きいわわけじゃありません。
 
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開放的というのは、周りに仕切る物が無く景色が飛び込んで来るんです。(^^♪
 
創業者が、造園技術を活かして約10年ほどかけて整えたと新聞に紹介されてましたが、見事に自然と造園が融合し、露天風呂からは滝が見えるなど、大変風情があります。
 
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内風呂はどちらも同じ造りだそうでうが、露天風呂は趣が異なるので、偶数日と奇数日で男女の入れ替えを行っているそうです。

源泉は約25度と低いので加温してますが循環せずにかけ流しというのが、創業者からのこだわりだそうです。露天風呂の湯温はぬるめの設定になっているようで、景色を見ながら長く入ってリラックス出来ます。ここ紅葉時期に訪れたら美しの間違いありませんね。
 
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蚊取り線香が焚かれているのが、これもいい雰囲気を出してます。(^^♪

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この小さな温泉は、2009年7月にオープンしたそうですが、3年ほど営業した2012年に社長が突然倒れ、休業を余儀なくされたそうで、そこで立ち上がったのが、オープン直後から通ってた現在の管理者さんで、いわゆるお客さんです。普通のお客さんと違うのが「温泉ソムリエマスター」および「温泉観光実践士」の有資格者で、道内700場近くの温泉につかった愛好家だそうです。そんな方が「休業のままではもったいない」と約1年半の休業を経た2014年5月に管理を引き継いで復活させたそうです。

新聞には記事だけだったので、管理者さんは年配の方を想像してたのですが、私よりはるかに若い方で驚きました。先程、他の新聞記事をネットで見ると41才の若さのようで、改めて驚いてます。Σ(゚д゚lll)
 
お風呂を上がり少しだけ管理者さんと会話したのですが、冒頭に営業日を書きましたが、定休日:毎週火曜といってもメンテナンス日だそうですから休みは月一回の第4水曜日だけだそうです。それでも今年も道内の温泉を巡ってると話してたので、まさに365日温泉と共にですね。(#^^#)
 
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自販機がある休憩所からの景色も紅葉時期が楽しみな感じです。

受付から湯客の応対、清掃まで全て管理者さんひとりでこなしているのですが、浴場など水回りも館内も綺麗に保たれてます。めちゃくちゃ大変な仕事量だと思います。

さて帰ろうかと玄関に戻ったのですが、下駄場にお金を入れて無いので意外な問題発生です。あれ下駄箱・・・何処に入れたか覚えてませんでした。結局、適当に開けて中を確認して5回目位で発見です。(-_-;)

ちょっとおまけ編ですが、近くにパン屋さんの看板があり気になったので立ち寄ってみました。

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天然酵母のパン屋さん「ノルトエッセン」です。

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少量多品種って感じでパンが陳列されてました。また、カフェも併設されているようです。

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以上、小さな日帰り入浴温泉の開拓ふくろふ乃湯(石狩郡当別町)でしたが、是非とも紅葉時期に訪れたいと思います。
 

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