睡眠時無呼吸症候群の検査を受ける [病気&予防、エクササイズ]
自分でも「いまイビキしてた」と気が付く事もありますが、多くは自覚というよりは奥さんの指摘ですかね。先日も奥さんから「昨晩はイビキがうるさかった」と大クレームがありましたが、迷惑行為だと素直にクレームは受け反省しますが、改善を求まられても困ります。・"(>0<)"・
そんなクレームの数日後に、今年の人間ドックを予約してた病院に出掛けたのですが・・・
聴力検査を受けるために耳鼻咽喉科の待合室で、「イビキでお悩みの方は相談ください」そんなポスターが目にとまります。
まあ、他の病院でも貼ってるので初めて見るポスターじゃないのですが・・・
確かに今さらという気分もあったのですが、それから数日後に、少しでも静かになればと受診する事に・・・
イビキで受診に来た事を伝えるとイビキ用の問診票がありました。
実際に使用した問診票の問いじゃありませんが、パンフレットの裏面に「睡眠自己チェック」というのが載ってたので紹介します。各問いの居眠りするかを点数でチェック(0=ない、1=たまに、2=ときどき、3=多い)点数の合計を計算します。
1)眠って読書しているとき
2)テレビを見ているとき
3)公の場で座って何もしないとき(観劇や会議)
4)1時間続けて車に乗せてもらってるとき
5)状況が許す場合で、午後に横になって休息するとき
6)座って人と話しているとき
7)アルコールを飲まずに昼食をとった後、静かに座ってるとき
8)車を運転中、交通渋滞で2~3分停車しているとき
合計点数が1~4点(問題なし)、5~10点(平均的な点数)、11点以上(診察を受けた方がよい)
問診票にはもう少し多くの問いがあったのですが、上記の問いなんか私より絶対に奥さんの方が点数が高いの間違いありません。(-_-;)
医師の診察前に、レントゲンと鼻呼吸の検査のようなものを受けました。
医師からは症状を聞かれたので「奥さんからイビキがうるさい、時々息が止まってんじゃないかと指摘される」と伝えます。
レントゲンと鼻呼吸の検査からは、外的な問題は無いそうで、次に、3万数千円の費用がかかるけど、睡眠時に無呼吸が発生しているか検査を受けてみるかとなり、検査を受けてみる事になり、入院する日を予約しました。
検査は18時に入院して、翌朝6時に退院する一泊の検査です。
当日は少し暑かった事もありシャワーを浴びてスッキリ、少し迷ったのですが自転車で10分程度なので、チャリで行く事に・・・
病室は個室です。
別に一泊の検査入院なので、歯ブラシだけ持参して手ぶらで来たので、まずは入院着を借りて着替えますが、それにしても病室は暑いかも・・・
窓は開けないでとの事ですし、個別の空調制御は出来ないそうです。看護師さんから説明受けてる際も汗が・・・手ぶらといってもフェイスタオルを持参してたので、汗を拭けたのが救いです。暑い。Σ(゚д゚lll)
体温を計ると37.2度です。さらに血圧は上が150だそうで・・・
血圧が高いなんて初めての指摘です。冷静に考えると、シャワーにチャリと新陳代謝上がりますよね。素直に看護師さんに愚かな行動を誤り、寝る前に計り直す事に・・・
今回の入院は夕食も朝食も出ない事は説明を受けてました。自宅で夕食を済ませても良いのですが、病室はやる事も無いだろうと、途中のセイコーマートのホットシェフで弁当を買って来ました。
セイコーマートのホットシェフは店で調理するので、温かく作ったばかりのカツ丼なんです。
食事を終えて歯ブラシをするかと思ったらコップがありません。さらにスリッパも無いと室内じゃ不便です。教訓「入院直前のシャワーとチャリは避けよう!そして歯ブラシを持参したらコップとスリッパも必要」だね。
21時の就寝時間までは、やることありません。のんびりとkindleを持参したので、本を読んでと思ってたのですが・・・
看護師さんから「就寝時間がきたらしっかり眠ってもらうから眠らないでね」と言われたのですが、眠るなと言われると眠たくなります。必死の睡魔との戦い!
やっと就寝時間になり再度の体温と血圧は正常です。
まずは睡眠剤を服用して、鼻に呼吸測定するためにチューブを装着・・・
左腕に測定器、指に酸素濃度を測定する器具を装着します。
直ぐに部屋の電気が消されて「おやすみなさい」。5時間程度は深い眠りにつかないと正しい測定が出来ないので、もし目が覚めて眠れない場合は看護師さんを呼ぶようにとの事です。必要なら睡眠剤を追加するそうです。
さっきまで本を読んでたら眠たかったのに、眠れといわれると、今度は眠れません。それでも睡眠剤が効いてきて気が付くと寝てました。(-_-)zzz
呼吸と酸素濃度の測定は機械が実施しますが、イビキってどうやって調べるのかと思ったら、看護師さんが1時間に1回部屋に来た際にチェックするそうです。
そして何時頃か分からないのですが、指に装着してた酸素濃度を測定する器具が外れて、看護師さんはテープで外れないように装着し直してくれたのですが、その事は覚えてて、私が誤って外したと思ったのか「スミマセン、スミマセン」と謝ってたのを思えてますが、次に目が覚めたら朝でした。
朝になると前夜と交代された看護師さんが測定器具を外しに来たので聞いてみます。やはりイビキはしてたそうです。そして、夜中に器具が外れて「スミマセン、スミマセン」と話して、目が覚めたと心配したら直ぐに眠った事が記録あるそうです。ウケます。やはり睡眠剤の効果ですね。(#^^#)
朝の6時には退院して、一泊の睡眠時無呼吸症候群の検査は終了です。翌週に無呼吸検査の結果を聞きに受診しました。
結果は・・・
1時間当たりの無呼吸低呼吸回数(25.7回/時)、全睡眠時間の無呼吸低呼吸回数(198回)、最長の無呼吸低呼吸時間(112秒)、平均の無呼吸低呼吸時間(41秒)、1時間当たりの血中酸素飽和度低下回数(21.5回/時)、血中酸素飽和度最低値(83%)
単純計算で、平均の無呼吸時間(41秒)×回数(25.7回/時)=17.56・・・1時間に約18分も無呼吸って想像を超える値で驚きです。( ̄▽ ̄;)!!
それでも結果の判定は重症じゃなく中程度の睡眠時無呼吸症候群だそうです。重症ってどんだけ凄いのって事ですよね。
という事で、治療は重症じゃないので、歯科でマウスピースを作ってもらい。それを装着して寝る事で症状が改善するかとの事で、歯科宛の紹介状を書いてくれたのが、現在の状況です。
以上、睡眠時無呼吸症候群の検査を受けるでしたが、予想外の結果に少し驚いてますが、自身の健康状態が認識出来たので良かったと思ってます。