うらかわ優駿ビレッジアエルとJRA日高育成牧場見学ツアー [お出かけ、旅先イベント]
昨日は、アポイ岳(様似町の山)の花歩きの話を書きましたが、その続編で、下山後の話で、宿泊は、浦河町にある「うらかわ優駿ビレッジAERU(アエル) 」を予約しました。(#^^#)
ここは浦河町などが出資する第三セクターとの事で、うらかわ優駿の里公園内に立地する宿泊施設です。敷地面積が東京ドーム×20個といいますから広過ぎてピントこないのですが、大人用の天然芝サッカーグラウンドが3面、18ホールのパークゴルフコースが2つ(町民無料)などの設備を見ると、ここが広いのは間違いありませんね。Σ(゚д゚lll)
チェックインを終えて部屋に到着すると・・・
優駿(ゆうしゅん)という事でイメージされた方もいると思いますが、日本中央競馬会 (JRA)またはサラブレッドを連想しますよね。という事で、部屋の扉には蹄鉄(ていてつ)です。
もしかして部屋の中までサラブレッド色と思いましたが、スタンダードツインルームの室内はノーマルでした。そりゃそうですよね。(#^^#)
天井が高く三角屋根の吹き抜け風なので、とても広く感じます。
天窓というか天井付近にある三角窓がとてもおしゃれなんですが・・・これ朝になると日の出とともに日差しが室内に差し込んで、とっても早起き出来る辺りは微妙でしたね。(^┰^;)ゞ
下山した後なので、まずは展望風呂(露天風呂はありませんでした)で汗を流します。そして、お待ちかねの夕食へGO!
まずは、生ビールを頼むと、生ビールより今のおススメは、ビンですが「サッポロ生ビール黒ラベル The北海道限定」だそうで、のどごしがスッキリだとお姉さんにススメられると断れません。
んー個人差あるでしょうが、やはり生ビールが良かったかなぁと思いながらも、同じのをもう一本と注文してしまいました。
夕食の方は、電話での説明で、日によってビュッフェスタイルか和食膳になるそうで、今回は和食膳だと事前に確認しています。実は奥さんと、夕食に関しては期待して無かったのですが、お腹いっぱい美味しかったです。大変失礼しました。m(__)m
前菜、お造り、焼き物、茶碗蒸し、天ぷら、寄せ豆腐、釜飯、椀物、デザートです。
釜飯のお焦げがいいんですよね。(^^♪
部屋に帰る前に、奥さんがゲームセンターがあるようだから見てみますかと、立ち寄ってみたのですが・・・・
真っ暗です。( ̄▽ ̄;)!! まあ、ゲームをやりたくて寄ったんじゃないので問題ありませんがね。
ちょうど係りの人が通って「電気つけますね」と明るくしてくれました。
「機械もスイッチ入れますか」と言ってくれたのですが、立ち寄っただけなので遠慮します。
さて話はガラッと変わって翌日の朝です。
チェックインの際に、普段は見学する事が出来ない「JRA日高育成牧場見学ツアー」を申し込んでおいたので参加しました。宿泊客限定ツアーで無料です。このツアーを目的に宿泊する人やリピーターもいる人気のイベントなのです。
普段見る事が出来ない場所を見れた事もありますが、運転手兼案内してくれた方の説明が軽快で楽しかったで、約1時間半のあっという間の楽しいツアーでした。(^^♪
途中にあるのが「優駿さくらロード」で、約1000本のエゾヤマザクラが道路の両側に立ち並んでいます。
ここには数年前の桜の時期に奥さんと訪れた事がありますが、この「優駿さくらロード」には、約3000本のエゾヤマザクラがあるとずーっといわれてたのですが、最近になり数え直したら千本しかない事が判明したそうで、あまりにもサバ読み過ぎてるので、正しく約1000本と訂正して説明しているそうです。確かに+2000本じゃ誤差の範囲じゃないですね。
最初に到着したには展望施設(建物の2階から見る)で、ここはJRA敷地の入口なので一般の人も訪れる事が可能だそうです。
JRAの敷地面積は、東京ドーム×300個だそうです。規格外の広さですね。これだけの広さなので食べる牧草も自給率100%だそうです。
馬というとイメージ的には、広大な牧草地で飼われていると思ってたのですが、全く違うそうです。ここにいる馬はサラブレッドですから、放し飼いなんてとんでもない事で、1頭づつだそうです。上記の写真をトリミングしてみると・・・
丸いゲージに1頭づつ入れられているのが分かります。何かカゴの馬状態なんですね。(-_-;)
少し分かりにくい写真ですが、下記が全天候型の直線1kmの室内コースで、この後、見学出来るのでタイミングが合えば走ってる様子を見れるそうです。
次へ移動ですが、ここからは関係者以外立ち入り禁止エリアの見学です。時々、道路を馬が横切りますが、敷地内は馬優先です。
私も奥さんも競馬はやった事がありませんが、競馬ファンには最高のツアーなんでしょうね。
次に訪れたのが、BTC(財団法人軽種馬育成調教センター)生徒達の練習用の馬とのふれあいです。
こちらの馬は全て現役を引退した元サラブレッドです。
上記の写真に写ってる赤いテープですが、このマークが貼ってる馬に関しては、噛まれる可能性があるので、接近注意だそうです。とてもおとなしい馬に見えるのですがね。(メ・ん・)?
各ゲージには馬の名前が貼ってます。現役の時に出場してた際の名前なんでしょうが、面白い馬を発見しました。
「ユメノマイホーム」だって、大ウケです。(#^^#)
おー生徒さんが馬を次々ゲージから出し始めました。
ここは1年生の学校で、奥さんは、イケメンばっかりと大喜びです。(女子もいます)
この学校は、騎士や調教師じゃなく裏方的な牧場に努める為の教育をするところで、授業料は免除ですが3年間の牧場勤務があるそうです。大変な仕事ですが就職率は200%だそうです。
4月に入った時には馬にも乗れなかった生徒も、既に立派に乗ってます。
次の場所は、展望施設から見た全天候型施設です。
ここにいる馬は先程と違って、これから売り物として調教しているサラブレッドなので、ガイドさんからも細心の注意を告げられます。上記はバスの車内から屋外のコースを走る様子を見学しました。
バスを降りるとちょうど目の前を数頭が通過します。
近くを通過する際は、動かないで静かに見守ります。想像以上に馬たちは敏感なのです。
1kmのコースを走ってくる様子を正面から眺めました。望遠レンズを持参して無かったのが残念でしたね。
最後に訪れたのが、小高い場所にある展望台です。
展望台といっても、ここ関係者以外立ち入り禁止エリアですから・・・
一般の人は訪れる事がない展望台です。誰の為の展望台なにか不思議ですね。(#^^#)
こんな感じで、あっという間に約1時間半のJRA日高育成牧場見学ツアーが終わりました。競馬なんてやった事もない私でも面白いと思ったツアーですから人気なの納得です。そうそう日曜日はJRAの施設が開いて無いのでツアーはありません。ホテルとしては稼ぎ日である土曜日の宿泊の方にツアーが提供出来ないのって痛いですね。