平岡公園の梅林は「ウソ」による花芽の食害深刻化 [季節を感じる]
昨日(5月1日)の北海道新聞夕刊一面に大きく載っていたのが「梅林異変-札幌・平岡公園、ウソ花芽7割食う」の大きな見出しです。Σ(゚д゚lll)
私ブログでも平岡公園に梅を見に行った事を書いた事があるのですが、梅の名所として知られ、既に一部が満開を迎えている平岡公園(札幌市清田区)で、今年、花芽が渡り鳥の「ウソ」に食べられる被害が深刻化しているとの内容でした。
という事で、今朝は、早朝ウォーキングを止めて、平岡公園に出掛けて来ました。日中の大混雑を避けて午前6時半頃に到着!気合十分ですね。(駐車場利用可能時間:6時~21時)
気になる梅の木ですが、せっかく早朝に訪れたので、先に湿原の木道を何か鳥がいないかと散策してみました。すると、木の上で元気に鳴いている「アオジ」を発見!
鳥を撮影できるかと思い荷物になりましたが、SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSMと一脚を持参しましたが正解でしたね。(^^♪
もう少し鳥が現れる事を期待したのですが、撮影出来たのは「アオジ」だけでした。残念!
という事で、本来の目的である梅林の状況を見に行く事にします。
被害を受けた花芽は例年の2倍以上の約7割だそうです。
2倍の被害と聞くと、そんなに深刻なのかと思ってしまうのですが、約6.5ヘクタール(ピントこない大きさですが・・・)に、白梅と紅梅計約1,200本が植えられているそうで、その花芽の7割が食べられたそうですから深刻です。( ̄▽ ̄;)!!
花芽がほとんど無くなった木が約100本以上あるそうで・・・
早朝から公園に訪れた人の話題が聞こえてきますが、皆さんも私同様に新聞の記事を読んで訪れているようです。考える事は同じですね。
例年のウソの食害も花芽全体の3割程度だという事ですから、約1,200本の木の花芽の3割も食べられてたって驚きです。
上記写真の枝を見ても花芽は既に全て開花して、枝には肝心な花芽が他に残ってないので、これ以上の開花は無い事が分かります・・・w( ̄o ̄)w オオー!
確か円山公園で撮影した「ウソ」の写真があったとハードディスクをチェックしたらありました。
これは2月に撮影した写真です。
平岡公園にも例年1~3月に飛来するそうで、ここ10年で飛来数が増えているそうです。今年は積雪が例年より少なく、むき出しになった花芽が食べられたのが、被害が深刻化した原因じゃないかと思われるそうです。
また、野生生物総合研究所の研究員の話では「餌があることを知っている個体が、仲間を引き連れてやって来た可能性もある」と話されてました。餌の少ない冬ですから鳥も必死ですよね。
ちなみにこの被害は、函館、北斗市、松前町などの桜の名所でも食害の影響が出ているそうです。餌の少ない時期にやわらかい花芽をボリボリと食べるそうです・・・ボリボリと音は立てませんかね。(^┰^;)ゞ
と言っても、梅林には沢山の美しい花を咲かせている梅の木があります。
意外と大きな木よりも小さな木の方が、積雪に守られたのか沢山の花を咲かせてます。(上記写真:記念植樹と書かれた木も健在)
最後に美しい梅の花を、マクロレンズで撮影してみたのでUPしてみました。
SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
本州では梅の開花が2月頃だそうですが、春の遅い札幌では例年5月上旬頃となり桜とほぼ同時になりますが、今年は桜とともに早目の開花のようです。
TAMRON 90mm F/2.8 MACRO
以上、平岡公園の梅林でしたが、「ひらおか梅まつり」は4月29日~5月17日まで開催予定だそうですが、売店は午前9時から開店のようで閉まってました。という事で残念ながら「梅ソフトクリーム」も「梅どら焼き」も食べる事が出来ませんでした。