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オセアニアクルーズ、洋上でのオーストラリア入国審査 [クルーズの旅]

「ダイヤモンド・プリンセスで航く!オセアニアクルーズ」9日目(全15日)、ニュージーランドからオーストラリア(タスマニア島)に2日間の終日クルージングの2日目の小ネタ話です。(#^^#)

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地図で確認すると朝の時点で上記写真のような位置です。オーストラリアでは、タスマニア島、終日航海、メルボルン、終日航海、シドニー(最終下船地)が寄港地になります。

前日から2日間に分けられて、オーストラリアの入国審査が実施されており、2日目の9時30分から10時までの30分が日本からのツアーが割り当てられているようです。オーストラリアの入国審査官が4人で実施してましたが、どこで乗り込んだんでしょうか?

オーストラリアは固有の動植物、繊細な生態系、農業を害虫や病原体などから護るため、数多くの持ち込み禁止品を定めています。ニュージーランドも食べ物の持ち込みが禁止されていますが、オーストラリアは随分と厳しいそうです。

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いつもならベットメイキングの際に置かれているチョコレートは食べずに持ち帰ったりするところですが、今回は毎日目覚めの朝に食しています。ちなみに申告も廃棄もせず、禁止物品を持ち込んだ場合は、その場で220~6万オーストラリアドル以上の罰金が科せられる事もあるので、申告は必須です。

食べ物が持ち込めないというのは不便でして、ニュージーランドでも船の中でも食べ物系のお土産が買えないという事なんです。ですから食べ物系のお土産はオーストラリア(シドニー)へ下船してからとなります。

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まあ、食べ物は持ち込めなくとも問題無いのですが、禁止物品に医薬品も含まれるのです。毎日飲んでいる薬がありますから申告して通してもらわなければなりません。(ニュージーランドは医薬品の申告ありません)

医薬品は、入国カードの一番目に「禁止品、規制品、医薬品、ステロイド、不正わいせつ物、鉄砲、武器、不法な薬物」の欄に該当するので、YESにチェックします。何ともアバウトな分類です。「鉄砲、武器、不法な薬物」って、日本だって駄目だよ品ですよね。

ガイド本には「市販品、処方箋ともに医薬品を持ち込む場合は、入国時に申告が必要で、個人的使用であることが書かれた処方箋(英語表記)、もしくは、医師からに英文診断書を提示する」と書かれています。

どうも日本で出国準備の際にネットで検索してみましたが、どうもグレーといいますか原則論のようで、短期の滞在中の医薬品は持ち込めるっぽく判断しましたが、但し、入国審査で英語で質問されても瞬時に答える事は難しく次のように準備しました。

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市販品(乗り物酔い止め、風邪薬、その他)はパッケージに入った状態で、処方箋薬の医薬品とステロイドは種類毎に調剤薬局の説明書と一緒に、個々の袋に入れて、各袋には日本語と英語で薬の種類を書き貼りました、また持参した薬のリスト(英語)も作成してみました。これで駄目なら諦めるしかありません。

実際に申告物が調べられるのは、入国審査を終えて、最終下船地であるシドニーで、スーツケースなどを受け取った後に、税関および検疫の時点だと思うのですが、旅行代理店の方から「申告物のある方は、申告する薬や食品を入国審査会場に持参するように」連絡があったので、パスポート、入国カード、エボラに関するカード、そして薬一式を持参して、入国審査を受けましたが、結果は、入国カードのチェック漏れを指摘され、その場でチェックしただけで、薬に関してはスルーです。

そうそうオーストラリアは、ETA(電子ビザ)が必要ですが、旅行代理店の代行は高かったので、自身でネットから実施しました。パスポートがOKという事はETAも問題なかったようです。良かった。(#^^#)

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この日は終日海上には靄がたちこめ、警笛を鳴らしながらの航行が続きましたので、せっかくの終日航海ですが、デッキやバルコニーで佇むって感じじゃありませんでした。残念!

そして、2回目の時差調整があり午前2時に船内時計は、再度1時間戻ります。

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これで日本との時差はプラス2時間に縮まりました。

こんな感じで、9日目の入国審査もとりあえず終えて、明日はオーストラリアのタスマニア島のホバートに入港します。

 


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