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我がまち江別が舞台となったライト・ミステリー「魔女は月曜日に嘘をつく」 [我がまち江別]

今日は、我がまち江別が舞台となったライト・ミステリー「魔女は月曜日に嘘をつく」太田紫織 (著)の紹介です。

太田さんの作品と言えば、旭川が舞台となった「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」ですが、こちらも最新作の「櫻子さんの足下には死体が埋まっている 白から始まる秘密」が、2014年11月22日に発売になってます。

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今回のがシリーズ「白から始まる秘密」は6作目になりますが、私は全てkindle本で読んでます。(#^^#)

そんなシリーズ作品は6作で55万部発行されたそうです。kindle本もカウントされてるんですよね。本題の前にシリーズ作品の「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」を補足しておくと・・・

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北海道の旭川が、僕こと舘脇正太郎(高校生)と、抜群の美貌とスタイルを持つお嬢様の九条櫻子が住む街。この櫻子さん最強キャラで彼女が骨を好き過ぎるゆえから、その雄弁さに惹かれ、真実を探り出す様は、まるで探偵。黙っていれば魅力的な彼女に、密かにときめく正太郎です。そんな櫻子さんが、正太郎の高校の文化祭に来て、何と理科準備室で人骨(「託された骨」)が見つかり・・・北の美食も謎も満載のミステリ!

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ライト・ミステリー界注目の太田紫織さん(36)は、札幌市の主婦でペンネームです。「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」にて、E★エブリスタ電子書籍大賞ミステリー部門(角川書店)優秀賞受賞。他に、怪盗ロワイヤル小説大賞優秀賞、E★エブリスタ×『カルテット』小説コンテスト大賞を受賞しています。

そして2014年11月20日に発売されたのが、今回、紹介する「魔女は月曜日に嘘をつく」です。

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江別舞台の小説出版という事で、太田さんも「江別の人たちに身近に感じていただければ」と話しているとか・・・我がまち江別に関してブログに書いている私としても、早速に「魔女は月曜日に嘘をつく」を読んで応援しなくてはという事で、今回、ブログに書いてみました。

太田さんは、札幌市白石区育ちだそうで、小学4年ごろから「木々が茂る雰囲気が好きだった」野幌森林公園へ自転車やJRで通ったそうで、「江別をシリーズ化して2作目以降は、れんがの街、江別の良さを描きたい」とインタビューに答えてます。

内容は、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」同様に、ライトミステリーです。

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北海道・札幌郊外にある江別でハーブ農園「フクロウの丘」を営むのが、卯月杠葉(うづき・ゆずりは)。豊かな自然に囲まれたこの農園を、若い女性ひとりで経営しているのだが、見た目は少女の杠葉(ゆずりは)だが、彼女は人の心に隠された真実や嘘を見抜く「魔女」と名乗っている・・・

コミックを思わせる表紙や登場人物の紹介頁の手法は、私も初めは違和感ありましたが、最近は馴れました。(#^^#)

江別が舞台という事なので、江別が現れるシーンをチェックしてみました。

[眼鏡]初めて犬居がフクロウの丘へ向かう際に、ハーブ農園の設定地を表現しているシーンがありました。

広い畑や酪農家の暮らす田園風景だ。酪農学園大学もここ江別にあるらしい。国道275号線を進み、大きな豊平川を超え、さらに厚別川を超えると、目の前の風景に緑があふれた。左右を広い牧草地帯に囲まれた道を進む。

[眼鏡]犬居がフクロウの丘の由来を尋ねるシーンで、フクロウが生息しているからか聞くと、杠葉(ゆずりは)「江別にフクロウはいません」と答えています。

冬になると野幌森林公園をねぐらにしているフクロウがいるのですが、あれじゃ生息に該当しないのでしょうか?

[眼鏡]犬居がストラップを拾うシーンで、卯月さんのストラップは確か黄色い涙を流す鳥、江別ゆるキャラ「えべチュン」のストラップだったはずと思い返すシーンがあります。

私は持ってないので、「えべチュン」のストラップを持ってると思われる方に、ブログに載せたいのでと写真を撮らせて頂いたのですが・・・・

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何と「みはらちゃん」のストラップもあると見せて頂きました。(メ・ん・)?

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これが「みはらちゃん」というそうで、私は存在を知りませんでした。えべチュンの恋人か?妹か?その存在がいまだ謎のキャラクターだそうで、みはら(美原)だそうです。江別には美原大橋や美原地区がありますが、それが名前の由来なのかと想像します。

[眼鏡]犬居が江別産の小麦の特徴を語るシーンがあります。江別は通常の小麦の作法と違う、初冬まきが盛んだという。島さんの所も、前年の11月に種をまいて越冬させるハルユタカと・・・

江別市は石狩地方でも有数の小麦の産地で、なかでも高タンパクで引き合いが多く「幻の小麦」と言われる「ハルユタカ」については、全道生産量の大半が江別産なのです。

[眼鏡]江別の大型スーパーの上にある映画館に彼女と二人で出かけた。土曜日だし、封切りの翌日ということもあって、劇場はさすがに混んでいたけれど。幸い席はなんとかとれた。

江別にある映画館といえば、イオンシネマですね。私も混雑に遭遇した事の無い穴場的な映画館です。

[眼鏡]犬居が江別銘菓と特産品を語るシーンがあります。江別銘菓の煉化(れんが)もちも、今はすっかり獲れなくなってしまったという、貴重な江別の特産品であるヤツメウナギも、彼女達が差し入れてくれなかったら、俺は存在も知らなかっただろう。

私も江別でヤツメウナギは食べた事ありません。約30年前に芦別で一度食べた事ありますが、味など覚えてもいませんが、この先も食べる可能性は低いと思います。煉化(れんが)もちは、店以外でも駅キオスクやイベントなどでも見かけますが、多分、食べた事が無い江別市民は多いと思います・・・あくまでも個人的な想像です。

以上が、読んでみて江別が現れるシーンを抜き出してみたのですが、想像以上に江別に関する事を話しの中に埋め込んでくれてたりして、江別市民には嬉しい舞台設定でした。次回作を楽しみにしてます。

 


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