北のローカル列車の旅、番外編「様似八景ウォーク」 [ローカル列車の旅]
JR北海道ローカル列車の旅、のんびり列車で巡る北の大地2500kmの報告は、通算10日目日高本線制覇の番外編です。
たまたま駅に置いてあるパンフレットを見てると、JRヘルシーウォーキングの「いつでもウォーク」という中のコースに「アポイ岳と親子岩を眺める、様似八景ウォーク」という打って付けのイベントを見つけたので今回のサブの目的として参加しました。(#^^#)
さて、話は様似駅に到着した時点に戻ります。
これ予約不要!当日参加OK!期間は11月3日までだったのですが、3日は駅併設の観光案内所が休館なので、このコースは2日が最終日になります。ですから出掛けた11月1日が今年度のラス前だったのです。まあ、コースそのものはフットパス様似八景コースと同じだと思うので、JRヘルシーウォーキングの「いつでもウォーク」じゃなくとも勝手に歩けば良いのですが、それじゃ歩く目的意識が何か寂しいので、「いつでもウォーク」に参加しましたって目的をプラスしたのです。
駅併設の観光案内所でコースマップを受け取り「いってらっしゃい」の係りの人に送り出されて出発です。(^O^)/
コースマップはダウンロードして印刷すれば、そのまま印刷したコースマップを持参してスタートしてもOKのようですが、それじゃ味っ気ないので、ここは観光案内所に立ち寄ってコースマップをもらって出発ですよね。
八景コースは約9.0km(2.5時間)と書いてますが、ネットでフットパスの八景コースを確認すると約10.0km(3時間)と微妙に違います。まあどちらにしても様似での滞在時間は約3時間でウォーキングと昼食を済ませたいので、できれば2時程度でウォーキングを終えたいのですが・・・
歩く前から分かりやすいコースなんだろうと先入観で歩くので、コースマップの示すルートと私のイメージが微妙に違って、結構この事にこの後もずーっと悩まされる事になります。多少道が違っても問題ないのですが、どうせならコースマップに従って歩きたいのです・・・w( ̄o ̄)w オオー!
ところが出発して直ぐにコースを間違えます。当然、大きな道を歩くと思って国道に出て左折して・・・違いました国道に出る必要ありませんでした、駅前の道を左折です。その後も次の道を左折・・・あれ?何か違うかも・・・さっきの道かと戻ります。
そんな歩いて7分ですが何処にいるかって・・・
早い話が駅の裏側に来たのでした。何か前途多難の予感がしますね。(;´д`)トホホ
天気は曇り空ですが日中は雨が降らないようです。そんな私のウォーキングスタイルは・・・
もう少し寒い事を予想したので、いつもの怪しいおじさんスタイルです。毛糸の手袋は風が無かったので途中で脱ぎましたね。靴はウォーキングシューズじゃなく登山用にしてみたのですが、登りあり下りありで靴の選択は良かったと思います。
「せせらぎ橋」を越えて・・・
真っ直ぐ進むと思ったのですが、「様似八景フットパス」は左への矢印です。
コースマップには「コースを示す矢印看板などありません」とありましたが、所々に「様似八景フットパス」の矢印があったので、矢印に従う事にします。
しばらく様似川沿いを歩くんですね。
川にかかる単線デッキガーター鉄橋がいい感じ出しているのですが、ここを走る列車を撮影したいのですが、時刻表をチェックしても、しばらく通らないようなので諦めて先に進みます。
えっ!本当に道は合ってますかね?この下を通るの・・・
単線デッキガーター鉄橋の下を通り抜けると、様似川に鳥が多数いました。川幅が狭いので、鳥との距離が近いのでNikon 1 J1の10~30mmでも撮影できます。(写真はトリミングしてます)
オオハクチョウとオナガガモの雄雌です。
そして多数いたのがカルガモです。(^^♪
先日のモエレ沼公園での野外観察会では鳥との距離があり見るのも撮影も苦労しましたが、ここじゃそんな苦労ありません。望遠レンズがあればもっと近くに撮れるのにね・・・そんな鳥たちをあとに先へ進みます。
禅輪寺を過ぎて右手に行く様ですが、この脇道なのか?
その後、しばらく進むと、コースマップでは、民家があり排水弁の標識があるので草道を上がるとあります。
民家の庭では、庭作業されてたので「こんにちは」と通りますが、何か民家の敷地を抜けるような感じですが合ってますよね?
丘の上に上がると無線局前に出ました。
振り返れば、様似市街とアポイ山塊の絶景が広がりますといいたいのですが・・・
残念ながら曇り空で絶景とは表現できませんが、晴天だと美しいのは間違い無いようです。
その先を進むと、今度は、右手に観音山スポーツ公園、左手に観音山展望台ですが・・・
コースマップによるとまずは左手の観音山展望台を見てから戻って、右手に進むようです。左手に進みますが、結構な傾斜で、展望台って観音山の登山じゃないかと思って疑ってしまいます。・"(>0<)"・
しばらく登ると観音山展望台に到着です。
観音山の港の見える所に建てられた2階建の展望台で上に登ると大きなマップがありどの方向に見えるのが何か分かります。この後に近くを訪れるのですが、上から見る景色は近くと違って良いのですが、曇り空が残念です。
エンルム岬です。
様似漁港とゾビラ岩です。
左側から親子岩、ローソク岩、塩釜トンネルです。
観光地の展望台といえば有料の望遠鏡が設置されてますが・・・
ここにもNikonの望遠鏡設置されてましたが無料でした。無料なら覗かないとね!
そんな展望台への道沿いには、三十三観世音の石像がありました。
カムイチャシ記念碑との看板があり進むと・・・
行き止まりです。(メ・ん・)? シカ侵入防止様の柵で見学の際は開けて入るようです。
カムイチャシ記念碑でした。
その後、登って来た道を戻り観音山スポーツ公園を右手に見ながら進むとコースマップでは残り5km地点を通過したようです。
国道336号に戻って来ました。ハマナスの実です。
ハマナスの実・・・これは取って持ち帰っては駄目です。
セラーズがあり気になる看板です。
「様似名物たこマンマのかまぼこ」って何?気になります。早速、店内に入り聞いてみると・・・
既にほとんど売り切れ状態でした。つぶ入り、かに入り、えび入り、イカ入りなど色んな種類あるようですが、残ってた昆布入りを1個購入しました。
このまま持って帰れるか聞いてみると、ペットボトルを凍らせた保冷剤を入れ新聞紙にくるんでくれました。1個しか買わないのに申し訳ないです。m(__)m
ここからは海岸線を歩くようです。
親子岩が目に前に現れました。
親子岩は父と母と子が寄り添うように並ぶ大小3つの岩で、様似を代表する観光地として様似八景にもなっています。
先程の観音山ですが、展望台はどに辺りだったのか?
防波堤場の歩道を進むのですが、コースは先端までは行かないようです。
階段を下りるとあります。確かに時間があれば先端に行きたいところですが、私も時間無く諦めます。
様似漁港に出ると、ソビラ岩が出現しました。
ソビラ岩を横目に漁港沿いを進むと・・・エンルム岬が正面に見えます。
ここを少し過ぎた辺りで、残り3km地点になります。
しばらく進んで、ちょっと中村おやき店(様似町本町2丁目63)に寄り道です。
もちもちの皮で出来たどら焼きの様な形のおやきが有名だったので買いました。店内に入り、何種類かあるのかと思ってメニューを探して店内を眺めてると「何個?」って聞かれまして、1種類だけなんだと理解・・・どうしようか?家に帰ってから食べようと2個(税込210円)買いました。
コースマップではエンルム岬公園に立ち寄るようです。そろそろ残り時間も気になりだします。
多分、ここが看板あるのでエンルム岬公園なのか?ずーっと岬の先端に行くのか階段が見えますが、さすがに時間を考えると無理なので、ここでOKとして戻ります。
様似郷土館です。
小さな郷土資料館で可愛らしいのですが、立ち寄る時間無く通過です。
ここから残り時間を考えて少し小走りで先に進みます。後は国道336号線沿いを戻るだけ・・・
既に残り1km地点を過ぎて市街地に戻って来ました。
探している店は、弁慶(様似町大通1丁目13)ですが、昼の営業時間が14時までだったので急いでました。
無時に13時42分に到着です。途中焦りましたが到着してみると楽勝で間に合いましたね。やはり最後の小走りが時間を稼いだようです。
ここで食べたのが、「特上寿司」2,060円(税込)です。
せっかく漁港の街に来たので少し遅めの昼食は寿司を食べたかったのです。10カンで様似町が誇る真ツブまで頂けます。
そして様似駅に戻って来ました。
到着14時13分(様似発14時34分です)から予定通りでしたね。
万歩計を確認すると朝家を出てから1万8千歩です。様似駅を出発する時には5千歩位だったと思います。
ちなみにJRヘルシーウォーキングに参加したのは初めてだったのですが、コースマップを持参して観光案内所に戻ると「お帰りなさい」とコースマップにスタンプを押してくれました。
そうそう、「たこマンマのかまぼこ」ですが、こんな感じです。
これを適当に切ってレンジで軽くチンして食べます。確かにタコの風味がありました。私はビールのおつまみにワサビ醤油で頂きました。
そして「おやき」ですが、さすがに当日は帰ったのが夜でおやつを食べる時間帯じゃないので、翌日に頂きました。
これもレンジでチンして、確かに普段食べるおやきとはちょと違うかも・・・もちもちの皮で出来た「どら焼きの様な形」って表現は合ってますね。中には、甘すぎずあっさりとしたあんこがぎっしり詰まってます。これはまた買いたくなる一品でした。
以上、北のローカル列車の旅、番外編「様似八景ウォーク」の様子でした。