トレインスコープ(TC-9)の車両をリニューアルする [Nゲージ車両入線]
トレインスコープのモニター設置とビデオ分配ケーブルの設置に関して書きましたが、その後、レインスコープ(TC-9)の車両を走らせていると。内側の線路で脱線するという予期しない事態に遭遇しています。
脱線するのは2両目の電源車両なんですが、レイアウトの内側になる程に、R(回転半径)が小さくなるのですが、考えてみると新しレイアウトで走行試験してなかったので、R(回転半径)が小さい事で何か問題が発生しているようです。
その後、色々と調整しますが駄目です。(;´д`)トホホ
トレインスコープ(TC-9)の車両ですが、既に3回の改造を経験しています。1)キハ40の車両にトレインスコープ(TC-9)を搭載する。2)画像を低速で安定させるのに線路からの電源供給を単4電池を搭載する方法に改造する。3)単4電池1本では直ぐ電池が無くなるにで電源車両を別にして単4電池を2本搭載する。
なんか車両も既にボロボロですし、車両を安定走行させる方法を思い付いたので、トレインスコープ(TC-9)の車両をリニューアルする事にしました。
新しい車両は近所のBOOKOFF(Hobbyoff)で見つけたKATOの731系(3両編成)で、値段的には安く手に入ったと思ってます。
車両内部の空間が狭い動力車にトレインスコープ(カメラ、コントローラー)を搭載している事に無理があるので、トレインスコープ車+動力車+電力車の3両編成にしたかったにで、731系の3両編成はイメージ通りの車両です。(#^^#)
それとトレインスコープ搭載車両と電源車両の間を平ケーブルで接続してますが、そのケーブルが車両の連結と曲線での台車の回転か?車両の傾き?などに影響しているように思います。キハ40はアーノルドカプラーで車両の連結間が広いのですが、731系は伸縮密連形なので平ケーブルに影響を受けないんじゃないかと期待しているのです。
とりあえず現在のキハ40を解体して・・・
トレインスコープや電池ケースなど再利用パーツを取り外します。
ちょっともったいない気もしますが、731系の両先頭車ヘッドライト・テールライトが、カメラや電池の取り付けの邪魔になるので、早速、取り外します。
カメラ搭載車には、送信器からのアンテナを天井から出したいので、小さな穴を開けてカメラを取り付け、アンテナを車外に出します。
正面から見るとカメラの位置はいい感じに思えたのですが・・・
試しに電池を接続して映してみると問題発生です。
幌枠左右位置のボディが被ってしまい映像の左右が欠けてしまいます・・・w( ̄o ̄)w オオー!
ちょっと考えてみますが他に思い浮かばないので、カメラの視野に被ってるしまうボディおよび幌枠を削る事にしました。
写真で見ると違和感ありますが、実際には削った箇所が小さな範囲なので分からないんじゃないかな?
とりあえず再度モニターの映像を確認してみると・・・
おー!今度は問題ありません。
実はここからが大変といいますか、一通り計画通りに組み立ては完了したのですが、試験走行すると曲線部分で脱線するのです。結局、製作を開始して3週間位試行錯誤したのですが、そんな苦労話は省略しまして解決向けて進みだした辺りの話に飛びたいと思います。
車両の動きに影響していると思う平コードですが、出来るだけ細くて柔らかいのを探していたのですが、いい感じの平コードを発見しました。
ムギ球に付いている平コードです。ムギ球部分を切りとり平コードだけを再利用します。
1両目のトレインスコープ搭載車両のコントローラーに接続する平コードを細い平コードに接続して、その細い平コードを幌枠から出して、2両目の動力車に渡します。
先に3両目の電源車を仕上げます。
試行錯誤しましたが、現地ボックスは出来るだけ先方(運転席側)に設置します。
こちらも電池ボックスからの平コードを細い平コードに接続して、その細い平コードを幌枠から出して、2両目の動力車に渡します。
最後は動力車両ですが、ここに電源スイッチを設置します。
スイッチボックスを埋め込むための最小限の穴を車体屋根に開けて、スイッチボックスを埋め込みます。
これでも一番目立たない場所に小さいスイッチを取り付けたつもりです。こちらも写真で見るより実物は目立たないように思えます。
動力車の車体内側で、1両目のコントローラーからの平ケーブルと3両目の電源車からの平コードを接続すれば・・・
完成です。(^O^)/
ここまで完成して映像が映らないとシャレにならないので、まずは映像試験です。電源スイッチオン!
無時にモニターにトレインスコープの映像が映りました。(^O^)/
実は途中の試行錯誤での作業では脱線の問題解決ばかり試してて、気が付いた時にはモニターに映像が映らなかったのです。あれは焦りましたね。ここにきてトレインスコープが故障したじゃ何をしてるのかって茫然です。諦めかけたら電池ボックスの配線が逆って、よくある単純な話だったのですがね。(^┰^;)ゞ
という事で無時にリニューアル完了となりたかったのですが・・・
ところがモニターの確認が終わって走行試験すると、最外周は問題ないのですが、それよりRが小さい中の曲線ですが駄目なんです。( ̄▽ ̄;)!!
結局、その後何度か脱線する様子を見ていると台車の動きがスムーズじゃ無い事が分かりました。どうも台車を床下に留めているネジを緩めると少しは安定するのですが、まだ問題の解決には至りません。(メ・ん・)?
両先頭車ヘカメラや電池を搭載するのに床下を改造しているのですが、その際に線路からの電気は不要なので集電板を取り外したのです。ところが台車に付いている集電金具が床下の集電板が無くなった事で、床下に直接接触するのが問題のようです。
床下に集電板を戻す事は無理なので、台車に集電金具の接触部分を切断します。
上記写真は左側は突起部分の金具切断した状態で、右側がオリジナル状態です。ちなみに集電金具自体は台車に付けて無いと車輪を押さえるに必要です。
一応、台車を床下に留めているネジは少し緩めた状態のままにしましたが、この台車周りの対応で曲線部分の脱線は全て解消しました。完成したトレインスコープ(TC-9)搭載のリニューアル車両です。
写真を見ると731系が2編成並んでますが、中間車両の屋根に電源スイッチが確認出来るのが、トレインスコープ(TC-9)搭載ですね。
ここで恒例の走行動画ですが、今回はトレインスコープの映像じゃありません。
前半がトレインスコープ(TC-9)搭載のリニューアル車両の走行映像で、後半は、もう1編成の731系と連結するシーンと6両編成の走行映像です。実はリニューアル車両を731系にした時点で、こりゃ既存の731系と連結できると楽しみにしてたのですがが、予想外に脱線原因が解決するのに手こずり連結が延び延びになっていたのです。
以上、トレインスコープ(TC-9)の車両をリニューアルするでしたが、解体した旧トレインスコープ車両の朱色キハ40系ディーゼルカーの運命ですが、さすがにボロボロにパーツは廃棄しましたが・・・
使えるパーツを組み合わせてキハ48の動力車が1両出来上がりました。しかしキハ48は1両で走行するには不自然なので、TOMIX キハ40系ディーゼルカー(JR北海道色)のキハ48と連結することに・・・そこでマイクロエースのカプラー交換でも活躍しましたが、 TOMIX 密自連形TNカプラー SP ボディマウント伸縮式を少し改造して、床下に瞬間接着剤で取り付けます。
もう少し希望する取り付け位置は台車側なんですが、台車に接触するので・・・
という事で、朱色キハ40系ディーゼルカーは1両だけですが復活して、TOMIXのカプラーを取り付けて再入線!無時に現役復帰してます。私的にはJR北海道色と朱色のキハ40系の連結は気にいってます。