我が家の秋の風物詩は、いくらの醤油漬け作り [季節を感じる]
秋といえば、いくらの醤油漬けを作る季節です。当然、食べるのも北海道の秋の味覚の定番ですよね。(#^^#)
我が家も二回目のいくらの醤油漬けを作ったので、そんな我が家の秋の風物詩の話を書こうかと思ったのですが・・・これって話の展開があるんだろうか?もしかすると単にレシピで終わる可能性ありますが書いてみます。(^┰^;)ゞ
まずは材料ですね。
当然ですが、北海道産の生鮭筋子を適当に用意します。
スーパーのチラシに生鮭筋子が出てくると作らずにはいられません。
あまり何グラムって気にした事ありませんが、写真を見ると今回のは2パックで800~900g位のようです。多そうにも思えますが、一回目には3パックだったので、それと比べると多く感じません普通です。やはり北海道に住んでるのだからたっぷり作らないと作った気がしないのです。頭の隅ではコレステロールが気になりますが、だれもひとりで食べようってわけじゃありませんから・・・w( ̄o ̄)w オオー!
生鮭筋子の単位は腹(ハラ)です。写真の1パックに2房入ってますが、1腹=2房だそうです。
生鮭筋子以外に用意するのは、塩、酒、みりん、薄口しょうゆです。
早速、いくらの醤油漬け作り開始です。(^O^)/
ぬるま湯に塩を適当に入れて、その中に筋子を入れたなら・・・
粒をつぶさないようにほぐします。
手作業で薄皮に包まれた房から卵をほぐすのですが、薄い膜と卵の間に指を入れて卵をはがすようにすると、大まかには簡単にはがせるので、後は気長に残った膜を取り除けばOKです。
何度か水を入れ替えて、あらって水の汚れがなくなれば完了です。ボウルの水を何度も取り替え、薄皮や潰してしまったいくらの皮を綺麗に洗い流します。この地道な作業が大事なんですが、奥さんは、このチマチマ作業が耐えられないそうです。私は気が長いので苦になりません。(^┰^;)ゞ
ザルに移して、塩を軽くふりかけて・・・
いくらにまぜ合わせれば鮮やかな朱色に変身です。
水気を切りたいので、ザルに入れた状態で1時間程度置いておきます。
多分といいますか、北海道では、いくらの醤油漬けを家庭で作ることが一般的なんですよね?と思っているのですが・・・チラシに載ると、もの凄い量がスーパーの売り場に並び、皆さん1パック、2パック、3パックと買ってるんで、どの家でも作ってると思いこんでます。
我が家では、いくらの醤油漬け作りは私の担当で、奥さんは食べる係りです。ちなみに上の娘はいくら大好き派で、下の娘は食べない派です。
水気を切っている間に、醤油漬けの着け汁の準備・・・
準備の段階でお酒が無かったと思ったので買いに行かねばと思ったのですが、先日のニセコ登山で買ってきた「純米吟醸神仙沼」があったのを思い出しました。
毎回、いくらの醤油漬けを作る時に、料理酒以外のお酒が無いと騒ぐのですが・・・結局、何だかんだとお酒が出てくるもので、今回は何のお酒を使うかってのも作る楽しみです。当然、漬け汁に合うお酒か確認する必要があるので、お酒の味見を一杯二杯と飲みながら作るのですがね。(^┰^;)ゞ
漬け汁は、醤油2、みりん1、酒1の割合ですが、量の方はいくらを見ながら適当な量です。まあ多く無く少なく無くですね。
1時間程度経ったかなって時にザルから移したいくらに漬け汁を入れて・・・
漬け汁が全体に混ざるように、ちょっとかき混ぜれば完成です。
このままラップをして冷蔵庫に入れて、急ぐのであれば3時間程度でも食べれますが、ここは我慢で一晩冷蔵庫で漬ければ美味しい「いくらの醤油漬」の完成です。(^O^)/
ボリュームが分からないので、比較にアンパンマン指人形を置いてみました。
一晩、冷蔵庫で漬けたいくらの醤油漬けを、朝から酢飯に海苔をちょっと敷いて、その上からたっぷりのいくらの醤油漬けを掛けて頂きました。祝福の時です。(^^♪
いくらの醤油漬けって、冷蔵庫で何日位保存できるか調べてみましたが、北海道立水産試験場によれば、温度5°で冷蔵保存した場合、調味料にアルコール(日本酒)を使わない場合は12日目から腐敗が始まるそうです。調味料にアルコールを使った場合は、約30日目から腐敗が始まるという試験結果が出ているそうですが、アルコールに量にもよると思います。早目に食べるのが安心ですね。
保存方法は、冷凍保存可能ですから、我が家は直ぐに瓶に小分けして冷凍庫へ入れちゃうます。
後は自然解凍でいつでも食べる事が出来ます。
以上、我が家の秋の風物詩は、いくらの醤油漬け作りでした。