比羅夫駅と半月湖

性能がイマイチのRVRに取り付けたナビですが、ニセコ駅方面から倶知安駅を経由して走っていると気になる表示が２つあります。

一つは比羅夫駅です。

 

ヒラフといえば、ニセコひらふスキー場を連想しますが、考えてみれば、ひらふ（ヒラフ）って漢字で書くと比羅夫なんだと、ナビに表示された比羅夫駅を見て今さら感がありますが思いました。(ﾒ・ん・)？

何度かＳＬニセコ号の撮影で何度か追っかで通ってる道なのですが、小沢駅の次の停車駅は倶知安駅ですし、次の撮影ポイントを探すのに夢中で、今まで比羅夫駅の存在すら気が付きませんでした。今、考えると比羅夫駅を通過するＳＬニセコ号なんかも面白い写真だったかも・・・

で、何が気になったかといいますと、比羅夫駅の地名「比羅夫（ひらふ）」と、江別カルタの句でも使われている7100形7103号蒸気機関車「比羅夫（ひらふ）」の関係です。

7103号「比羅夫」は、7世紀に蝦夷地に遠征したと伝えられる武将・阿倍比羅夫（あべのひらふ）の比羅夫（ひらふ）から付けられてます。そんな事を思い出して先程、ネットで「比羅夫駅　由来」で検索すると・・・

「ひらふ」という地名、飛鳥時代の将軍阿倍比羅夫(あべのひらふ)に由来しているとされています。と、ありましたから共に阿倍比羅夫（あべのひらふ）に由来してました。まあ、そうだとは思いましたが、人命が由来の地名って珍しくないのかなあ？同じと分かったので、ちょっとスッキリです。(#^^#)

そして、もう一つ気になったのが、国道5号線を挟んで比羅夫駅の反対側に、紅葉マークに「半月湖」と表示されてます。

このナビは季節によって見どころのような場所をマークで表示するのですが、このマークから推測すると、「半月湖」は紅葉のポイントだと表しているようです。

せっかくなので、既にＳＬニセコ号を追ってなく急ぐ旅でも無いので、立ち寄ってみる事にしました。申し訳ないにですが、半月湖・・・知りませんでした。m(__)m

駐車場があり結構な台数が止まってて賑わってます。とりあえず、若い女性の二人組が「思ったより近かったね」などと話しながら戻って来ました。

思ったより？近い？どうも駐車場が半月湖の湖畔横にあるのではなく少し歩くようです。とりあえず看板に従い散策してみる事にします。

やはり紅葉の名所のようです。

しばらく散策していると半月湖が眼下に見えてきました。

確かに駐車場が湖畔にあると思っていると近くは無いのですが、遠いかと思ってると近いかもしれません。

ちょっと上からだと樹木に遮られて、半月湖の全容が見えません。さらに正面は羊蹄山なんですが、羊蹄山も樹木に遮られて、何とも・・・もったいない景色ですが、これも自然ですからね。

途中に半月湖の説明がありましたが、ここは約1万年前に羊蹄山の火山活動で生じた爆裂火口に水がたまり出来たもので、火口内の片側に溶岩円頂が形成されているため、現在のような三日月型になったそうですが・・・

肝心な三日月型を望めません。

道は下って湖畔に降りて行くようです。

さほど広くない湖畔から撮影しましたが、湖畔に来ると遮るものがありませんが、湖と距離が近過ぎて超広角でも一部しか撮影出来ません。

どうせ全容が撮影出来ないならと、羊蹄山を中心に縦で撮影したのですが・・・

どれもいま見てみるとイマイチでしたね・・・w(￣o￣)w ｵｵｰ!

ここに来る時には気が付きませんでしたが、帰り道に半月湖の全体を示す案内図がありました。

この図を見ると確かに三日月型ですが、全体を望む事が出来る場所はあるのでしょうか？

三日月型を見てみたいので、ちょっとGoogle mapで見てみると・・・

当然ですが案内図通りでしたね。気になると、何でも確かめないとモヤモヤしますからね。(#^^#)

ここの紅葉スポットって半月湖も良かったのですが、たどり着くまでの紅葉の中を散策気分で歩くのが良いかも知れません。

もう一つ気が付いたのですが・・・

ここは羊蹄山への登山道に続いているようで看板がありました。

私が羊蹄山に登った際には、真狩コースが比較的勾配が緩く登山道の状態も良好との事で、真狩村からの真狩コースから登りましたが、他に、比羅夫コース、京極コース、喜茂別コースの4つのコースがあるそうなので、ここが比羅夫コースなんですね。

以上、比羅夫駅と半月湖に関して書いてみましたが、何回かに分けて書いたニセコへ出掛けた話は、今回で完結です。本当はラフティングなんかも魅力だったのですが、出かける前に奥さんに提案したら「もう寒い」とかで乗り気じゃ無く断念したのでした。