北のローカル列車の旅、番外編は苗穂車両所輪西派出「公開イベント2014」

JR北海道ローカル列車の旅、のんびり列車で巡る北の大地2500kmの報告は、昨日、千歳線と室蘭本線を制覇した話を書きましたが、今回は番外編、室蘭で催された苗穂車両所輪西派出「公開イベント2014」の様子です。

話は東室蘭駅に到着した辺りからですかね・・・

 

イベント会場の苗穂車両所輪西派出は、東室蘭駅の東口から徒歩で12分との事です。 東室蘭駅（9時07分）到着で、イベントの開場10時からですから、30分前位に到着できそうですから、いい感じじゃないかと思います。

ちなみに、南千歳から乗車したキハ143形（2726D）札幌発の東室蘭行き（2両編成）ですが、車内の雰囲気から想像できていました、終着の東室蘭駅で下車した乗客の流れは私と同じで、苗穂車両所輪西派出方面へ、そこそこの人が向かったのはいうまでもありませんよね・・・w(￣o￣)w ｵｵｰ!

右手に線路を見ながら道なりに行くのですが、おっと！カシオペアが走ってますが・・・

確か10月4日（この日）から、しばらく運休ですが、ここ室蘭に置いておくのか？

近くを歩いている人から「苗穂車両所輪西派出は、この道でいいんですかね」と聞かれます。私もGoogle MAPを印刷してきて向かってるので、聞かれても困るのですが、「線路沿いを歩いていけば、右手に見えてくるはずですよ」と教えると、足早に歩いて行きました。

その後も道なりに歩いてると、なんとなく列車庫らしき建物が・・・

ここが苗穂車両所輪西派出のようです。

まだまだ開場時間までありますが、既に150～200名は並んでます。私の後ろからも次々列に人が加わります。

何もなく、ひたすら開場時間を待つしかありません・・・暇です。(-_-;)

待ってる間の出来事です。側に踏み切りがあり鳴りだすとカメラを持って撮影に集まって来ました。若者が「40かな?」と友人と話してると、近くのおじさんが少し小バカにした言い方で「ここは40しか走らないよ」、そして通過した列車はキハ150形でした。きっとまわりの人は無言でしたが「40じゃなかったぞ」って心の中でいってましたね。

開場10分位前でしょうか、廃用部品の整理券を配り始めました。整理券は109番（枚）まであるそうで、早い話が整理券が無いと買えないようです。一人一枚ですがもらわない人もいます。私も買う気ないので、係の人が回って来ましたがもらいません。

隣の人がもらったので、写真だけ撮らせてもらいましたが、隣で91番だったので、その後直ぐに整理券は配布終了しました。何がいくらで売ってるか分からず整理券もらって、買う気十分なマニア凄すぎです。（＾┰＾；）ゞ

ちょっと2分程早く開場になりました。

特に会場の説明図があるわけでも無く、入口から何処に行けば、お目当てのDD51形の体験添乗の受付があるのか・・・とりあえず状況が分からないまま流れに乗って進みます。

入口を通過しても列は崩れる事無く進んだのですが、多くの人は、DD51形の体験添乗へと進み・・・

そこで、またまた並ぶ事になりました。(；´д｀)トホホ

しばらくすると、添乗体験代金1,000円と交換に整理券を渡されました。

 

10時30分～11時に乗れるそうです。係の人の話では、昨年は長蛇の列になり大変だったので、体験時間の目安となる整理券を今年は配る事にしたそうです。ですから該当時間まで他の場所へ行っててＯＫで、時間になれば乗れるようです。さらに30～60分は待つ覚悟だったので、これは助かります。(#^^#)

それにしても一人1,000円で、ほとんどの人が乗車する感じだと、結構な金額集まりますね。なんて一人1,000円と知ると思わず計算してしまいますよね。

30分程時間あるので、他の人が乗ってるDD51を撮影して楽しみます。

撮影可能エリアが線路近くなので迫力あります。(^^♪

JR北海道も北斗星の牽引機にDD51を所有してますが、ＪＲ貨物が道内で所有しているのは、このDD51が最後の1両だそうです。もっとあるかと思ったら、いつの間にか無くなってましたね。この最後の1両も11月19日に車両検査期限が切れた後に、処分される予定だそうです。

このDD51-1150号機ですが、1975（昭和50）年8月に、日立製作所製だそうで、経歴30年、総走行距離は363万kmだそうです。

動画や静止画を撮影して楽しんでると、30分程度はあっという間に経ちますよね。

 

時間になったので集合場所に行くと、1回に8名乗るそうで、2グループ目でした。

いよいよ乗車ですが、今回は乗車口と下車口を別にしたそうで、乗り換えもスムーズです。

乗車すると、中で前後の運転席で4人毎に別れます。

まあ、短めの距離を往復するのですが、往路は運転の様子を見学して、帰路は運転手さんが色々運転席内部を説明してくれます。

あっという間の添乗体験時間は終わってしまいます。短い時間でしたが嬉しい体験です。

こちらが添乗体験の様子を撮影した動画になります。

添乗体験を終えると整理券と引き換えに、記念にクリアフィル（DD51とDF200）と、乗車記念カード、ペンケースがもらえました。(^^♪

おー！期待以上の記念グッズで嬉しいかも・・・これなら1,000円の料金って、めちゃくちゃお得ですね。

DD51形の添乗体験以外のイベント内容ですが、まずはJR貨物オリジナルグッズ販売をチェックです。

黒のDD51オリジナルTシャツを買ってしまった。3,000円です。

これなら普段でも着れますよね。

やはり気になるのは、廃用部品販売（整理券配布で抽選）ですが、数点ですが売れ残りありました。これは整理券無くとも買えるようです。

最近は取り外して見なくなった灰皿が1,000円で一個残ってました。それから扇風機が8,000円、上記写真の中央に写ってる小型扇風機ですが、これ運転席とかについてるやつですよね。そして手前に写ってるのがタブレットキャリアが10,000円。

サンバイザーが2,000円です。

これ車の運転席に付けるマニアいないのか？

そうそう120kgまで計れる計量計りが先着1名で残ってました。

重そう！値段は10万円でした。

DD51ナンバープレートオークション販売。

私には入札額は想像もつきません。このオークションですが12時に中間最高額が発表あって、13時入札締め切って、13時30分発表だそうです。

朝、前に並んでた夫婦が、ネットで5倍位の値段で売れるって買う気満々で話してましたが、この夫婦は廃用部品販売の整理券も夫婦で2枚もらってました。まるで仕入れにでも来た雰囲気でした・・・w(￣o￣)w ｵｵｰ!

DD51形ディーゼル機関車検修指導書なんてのも展示してあり閲覧できました。

JR貨物のイベントって、相当にマニアックかも知れませんね。（＾┰＾；）ゞ

屋外に出ると貨車展示ですが、 廃車貨車を使った「落書きコーナー」です。

チョークが置いてあり子供に人気のコーナーでした。

チ1000形式の改造種車となったトム16000形式（無ガイ貨車）・・・

残念ながら貨車に関してはイマイチ趣味の範囲外なので、形式書かれても何の事なのかさっぱり分かりません。(￣▽￣;)!!

説明が書いて無かったのですが・・・

たぶん入換動車ですかね。

事前にネットに書かれていたので知ってましたが、今回は作業実演は無いそうです。ちょっと残念です。

以上、室蘭で催された苗穂車両所輪西派出「公開イベント2014」の様子でしたが、最低でも2時間程度はいるかと思ってたのですが、以外と早めに終えて東室蘭駅に戻ったのでした。

そうそう翌日の朝刊には、同イベントが催された事が写真入りで載ってました。新聞では道内外から愛好者750人が来場とありました。