北のローカル列車の旅、番外編「グライダーの体験飛行」 [ローカル列車の旅]
JR北海道ローカル列車の旅、のんびり列車で巡る北の大地2500kmの報告は、昨日の8日目札沼線(愛称:学園都市線)制覇の番外編です。
私がブログを初めて3ケ月後の2012年6月の投稿で、「りくべつ鉄道で気動車を合計6.4キロも運転体験可能です」、「滝川でグライダーの体験飛行ができるんだって 」と、当時気になってた二つの体験を紹介しています。鉄道とグライダーだったんですね。(#^^#) やはり鉄道好きですから「りくべつ鉄道」は、その年の8月に素早く体験したのですが、グライダーの体験飛行の方は記憶の隅にあったのですが・・・
どうもグライダーの体験飛行をメインの目的に出掛けるのが、私の気分を盛り上げてくれなかったのです。そこで、北の大地2500km制覇の旅で札沼線の新十津川駅へ行く事を決めた時点で、旅の目的としてグライダーの体験飛行を組み込みたく、その日の天候も実施日を決める上で重要だったのです。
さて、話は新十津川駅に到着した時点に戻ります。
滝川へは標識通り直進して、石狩川橋を渡るルートと、一旦、国道275号線を札幌方面に戻り滝新橋を渡るルートがありますが、私は滝新橋を渡るルートを行くのですが、それは、滝新橋を滝川方面へ向かうと左手にグライダーの「たきかわスカイパーク(滝川市中島町139-4)」を見る事ができる事が地図から分かったからでした。
滝新橋からは確かに「たきかわスカイパーク」を確認する事ができましたが・・・橋から滑走路に雰囲気を撮ったと思ったのですが、間違って消してしまったようです。
グライダーを予約していた時間には早いので、その後、滝川駅近くで昼食を済ませてから、再度、たきかわスカイパークに行くのですが、滝川駅から行くには、線路を右手に見ながら道なり進んで、最後に踏切を超えると徒歩約15分程度で着きます。
当日でも体験飛行の受付は実施しているようですが、当日の混み具合も分からなかったにで、事前にメールにて「日曜日の午前11時以降なら可能」で申し込むと、午前12時30分で事前予約が取れました。
受付は「たきかわスカイパーク事務所」って所で行って、申込み&料金を支払って、「搭乗券」なる紙を頂きます。体験飛行の料金ですが、大人:7,500円(税込)で、ガイド料、飛行料金、保険料、税が含まれているそうです。
当然ですが、当日天候不順の時は飛びませんから、当日の天候が不明な場合は、確認の電話を入れて確認するようにメールに書いてましたが、この日は天気の心配を感じなかったので、問い合わせせずに向かいました。まあ、中止といわれても早朝には、ローカル列車の旅で新十津川に向かってますからね。(^┰^;)ゞ
受付の人に「搭乗券」を持って、滑走路近くにある簡易小屋に行くように指示されます。
私の前に3名に体験飛行者がいるので、12時30分より少し遅れるとの事で、近くで休んでてくださいとの事です。意外と混んでたので事前予約したのは正解でしたね。(#^^#)
自分で自身が飛ぶ様子は撮影出来ないので、フライトの様子は他の人のを撮影させて頂きます。
グライダーの側でパラシュートを装着して、簡単な説明を受けています。
左手から来た軽飛行機にグライダーを引っ張り上げてもらい飛び立ちます。
準備が出来たら出発です。
軽飛行機が飛び立つ前に、グライダーは既に空中に上がってます。
上空でグライダーを切り離して、軽飛行機は直ぐに戻って来ました。
体験飛行は10分間なんですが、これを繰り返しています。体験飛行は当然2人乗りなんですが、周りには多数の一人乗りのグライダーが駐機してあり、空にも何機かのグライダーが飛んでいます。
ところで、いままでの写真でグライダーって何か伝わってますよね。奥さんにグライダーに乗ってくるといったら、パラシュートや三角形の凧のようなものに人がぶら下がった格好で乗るやつ・・・ハンググライダー(パングライダー)と勘違いです。それも2回は同じ質問されました・・・w( ̄o ̄)w オオー! 確かに滝川の丸加高原オートキャンプ場 では、パラグライダーも乗れたと思います。
私の順番が近くなって来たのですが、先にパラシュート付けてましょうと、装着です・・・ここは記念撮影ですかね。カシャ♪
パラシュートを装着すると気分が盛り上がります・・・素朴な疑問が2つあります。一つ目は、このパラシュートってどうやって使うの?、二つ目は、体験飛行の高度は400m位の上空ですが、パラシュート開くには高度が低すぎませんかね?・・・まあ、素朴な疑問ですから気にしないで下さい。
おー!私の体験飛行の順番です。(^^♪
と、その前に、グライダーを移動するように指示が入り、場所を移動するのですが、機体はFRP(強化プラスチック)製で二人で簡単に運べます。
当然、私は見てるだけ・・・
さあ、後ろの席に座ってとの指示です。
前席を記念に撮影します。カシャ♪
後部席も前席と同じで、計器も操縦レバーも全て前席と連動しているので、前後どちらでも操縦できるそうです。
但し、常に連動しているので、レバーには触れないようにとの事です。(写真撮影に触ってOKとの事でレバーを握ってます)
レバーに付いている赤いボタンは無線の会話ボタンだそうです。間違って押したら会話が地上に流れます。
せっかくなので、座席に座った記念に写して頂きます。
座席は4点式の安全ベルトで、飛行中は手でつかまるものは無いので、自身の安全ベルトを手で押さえると体が固定できるそうです。ジェットコースターじゃないので、そんな急激な変化はありません。
さあ、出発です。
事前に他の飛行を見ていたので分かってましたが、出発すると直ぐに期待は浮かび上がります。
おー!あっという間に空中です。(^O^)/
その後、高度400m・・・軽飛行機から切り離されました。
下に見えるのが、函館本線の滝川駅です。
ちょうどスーパーカムイが旭川方面に発車する様子を見る事が出来ました。
そして、日本で一番直線距離が長い国道12号線です。
上空から遠くまでハッキリと直線である事が確認できます。
時速は90km位で、風切音しか聞こえないので、普通に操縦士の方と会話出来ます。
横の小窓を開けて、上空の風を手先で感じさせて頂きました。
楽しかった体験飛行も終わりの時間です。
向かって右手に旋回しながら歩いてきた滝新橋の上空を超えて着陸します。
そんな体験飛行の様子は動画で撮影しています。
結構、テンションが上がる気持ち分かりますよね。ですから私は、この後に、浦臼駅まで歩きますかと歩いてしまったんですね。
以上、北のローカル列車の旅、番外編「グライダーの体験飛行」は、滝川スカイパークのグライダー体験飛行の様子でした。飛行時間は10分間でしたが、想像以上に楽しむ事が出来ました。今度は奥さんも面白いから乗ればと早速おススメしたのですが、怖い?何故か即!遠慮されました。絶対に楽しいと思うんですがね。