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北のローカル列車の旅、南千歳~江別へ後編、357.4kmのラストスパート [ローカル列車の旅]

JR北海道ローカル列車の旅、のんびり列車で巡る北の大地2500kmの報告は、北海道&東日本パスを利用した旅も7日目の最終日ですが、前回はトマム~夕張を経由して南千歳駅に到着しましたが、今回は南千歳駅からの後編です。(#^^#)

さかのぼる事、南千歳駅に到着する約20分前の追分駅付近の事です。このまま南千歳駅で新千歳空港に立ち寄って、札幌、江別と進んで旅を終わらせても何だかなあ・・・

夕張の「レースイの湯」で温泉に入りリフレッシュしてパワーが回復しまいました。(^O^)/ そこからが大忙しです。時刻表とメモ用紙を出して、頭の中で計算が始まります。急がねば南千歳に着いてしまいます。

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計算が完了したのは、南千歳駅への到着10分前です。間違いはないだろうか?簡単にチェックしますが、大丈夫なようです。後は計画を実行するだけですね。ヾ(`・ω・´)ノ頑張るぞっ!!!

そして、南千歳駅(13時58分)に到着したのでした・・・

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南千歳駅(14時02分)~苫小牧駅(14時26分)、乗車時間(0時24分)、営業距離数(27.2km)、累計距離数(1,563.0km)、乗車累計数(2,175.7km)

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735系(2766M)札幌発の苫小牧行きは、3両編成で車掌さんは女性でした。女性の車掌さんのアナウンスって丁重で聞きやすいです。(#^^#)

そうです。新たな計画は、北海道&東日本パスを利用した旅も7日目の最終日ですから、何処まで利用できるか限界への挑戦です。さらに本来の目的でもある北の大地2500kmも距離を更新するベストな旅程を作成しました。これ距離も伸びますが相当に体力が消耗する可能性があります。

当初の計画では、トマムを出発して、夕張に立ち寄り南千歳、新千歳空港、札幌を経由して江別に戻る201.0kmの予定でしたが、南千歳駅まで130.8km終わった時点で、ここから新たに357.4km増やして、日目の最終日を467.2kmの旅にしようとしています。Σ(゚д゚lll)

ということで、ちょっと自分の立てた計画の恐ろしさを感じながら苫小牧行きの735系に乗ったでした。

苫小牧駅に到着しました。

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乗り換えの待ち時間は16分です。

一度改札を出て、これからの長旅に備えて、トイレを済ませたり、飲み物やおやつを補充したり、恒例の駅舎も撮影します。

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すっかり乗り換え時間の使い方も馴れたもので、余裕で乗り換え列車の乗り場に戻ってきます。

苫小牧駅(14時42分)~東室蘭駅(15時54分)、乗車時間(1時12分)、営業距離数(58.0km)、累計距離数(1,621.0km)、乗車累計数(2,233.7km)

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キハ143形(438D)苫小牧発の東室蘭行きは、キハ143-153とキハ143-103の2両編成のワンマン運転です。

ワンマン運転の列車も夕張~南千歳が最後と思ってたのですが、まさか、再度、ワンマン運転の列車に乗る事になるとは・・・

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初めて見た時には違和感だった4人掛けボックスシートの通路を挟んで、ペアシートも見慣れて、普通に思えてきたから不思議なものです。

東室蘭駅に到着です。

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乗り換えの待ち時間は18分ですから、一度改札を出て駅舎を撮影します。

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本来の計画なら今頃は江別に到着して自宅に戻ってましたね・・・w( ̄o ̄)w オオー!

東室蘭駅(16時14分)~長万部駅(18時00分)、乗車時間(1時46分)、営業距離数(77.2km)、累計距離数(1,698.2km)、乗車累計数(2,310.9km)

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キハ150形(480D)東室蘭発の長万部行きは、キハ150-110とキハ150-103の2両編成のワンマン運転です。

簡易冷房なんだろうけど、苫小牧から天気も良くなり暑くて・・・東室蘭駅のキオスクでアイスクリームを買ってきました。

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普段なら電車でアイスクリームを食べるなんて思いもしませんが、なんたって旅行中ですからローカル列車だって関係ありません。お腹の中から冷えましたが・・・この後、西日が暑いのなんの。さらに、学生がどんどん乗ってくるから、さらに暑いのに拍車がかかりました。( ̄▽ ̄;)!!

そうそう、さっきのアイスクリーム気が付きました。「うずらんアイス」、室蘭は、「うずら」が名産ですから、それと「むろらん」をひっかけたんですね。分かりやすネーミングです。買った時は「うずら」=「ゆでたうずら」をイメージしたので、興味津々だったのですが、単にアイスクリームの原料の卵が「うずらの卵」って事でしたね。深く考えすぎました。味は普通に美味しかったです。

豊浦駅で後方のキハ150-103が切り離されます。

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ワンマン運転の運転手さんの切り離しは2回目の見学です。今回は車内から見学してみる事に・・・

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切り離し完了です。

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何か車内から見てると、なんか期待し過ぎていたようで、イマイチ作業の雰囲気出ませんでした・・・w( ̄o ̄)w オオー!

もう直ぐ長万部に到着ですが、窓の外は既に太陽は山の陰に隠れています。

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長万部から札幌までは真っ暗中を約4時間の移動・・・

長万部駅に到着です。

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私以外にも大きなリュックを背負った若者が何名(単独行動)か苫小牧辺りからチラホラと見た記憶ありますが、長万部で下車したのは私だけでした。

長万部駅(18時00分)着でしたが。函館行きのローカル列車が(18時3分)にあり、皆さん降りたホーム向かいに停車している函館行き乗っていったのです。

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函館到着は(21時19分)と近いのです。いや明日の予定が無ければ函館行き乗り、旅を続けたいのですが、私は長万部から戻らねば・・・ここ長万部が今回の道南の限界です。

乗り換えの待ち時間は1時間46分ですから、一度改札を出て駅舎を撮影します。

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さあ、長万部といえば「かにめし」です。晩御飯は「かにめし」です。お弁当にするか、お店で食べるか・・・

えっ!

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お店が閉まってます。( ̄▽ ̄;)!! まだ18時を過ぎたばかりですよね。駅のキオスクも閉まってましたし、まさかの展開です。

駅前の通りを見ても・・・

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結局、結構な距離を歩いて見つけたセブンイレブンで夕食を調達しましたが、「かにめし」を食べ損ねた時点で、私のテンションは完全に下がりました。

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何で私は長万部にいるんだろうか・・・

そんな中で、駅の時刻表を何気なく見ていると・・・

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函館行きが「駒ヶ岳経由」、「渡島砂浜経由」と2種類ありましたが、これが私が見落としていた大沼~森間に2ルートなんですね。

テンション下がってしまうと、乗り換え待ち時間の長い事・・・

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そんな長く感じた乗り換え待ち時間も終わりました。

先程、駅は無人になり改札のアナウンスが流れません。そろそろかと思いホームに行くと、とっくに入線していたようです。

長万部駅(19時46分)~札幌駅(23時54分)、乗車時間(4時08分)、営業距離数(174.0km)、累計距離数(1,872.2km)、乗車累計数(2,484.9km)

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キハ40形800番台(2953D)長万部発の札幌行きは、キハ40-820とキハ40-822の2両編成のワンマン運転です。ニセコや倶知安、小樽を経由して札幌に向かいますが、小樽経由の列車はSLニセコ号以外は馴染み無いルートです。

それにしても暗闇の中を走る乗車時間(4時08分)は過酷です。そうそう1両目に乗ってるのは、私を含めて4名、2両目は若者のグル―プで5~6名じゃないかと思います。

途中の小樽駅に到着です。

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ここ小樽駅では2両編成できた車両に3両増設さて5両編成になります。さらにワンマン運転も終わり車掌さんも乗務されるのです。

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切り離し作業は、この旅でも何度か目にしましたが、珍しい増設作業を見学します。

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小樽駅からは23時00分発の札幌行きに最終列車となるにで、ほろ酔い気分のお客が多数乗車され、先程までのガラガラ車内は様変わりします。

それにしても、3両増設するとアナウンスしているのに、列車が到着した途端に、入線した2両に皆が乗ってくるのです。何で?

私は激混み車両を抜け出し、増設した最後尾の車両へ避難する事に・・・

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こちらは天国です。(^^♪

そんな車両も途中の駅で乗客が乗ったり降りたり・・・

そして、終着の札幌駅へ到着しました。

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札幌での乗り換え時間は5分です。急いで到着した5番ホームから乗り換えの8番ホームへ移動します。

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札幌駅(23時59分)~江別駅(0時24分)、乗車時間(0時25分)、営業距離数(21.0km)、累計距離数(1,893.2km)、乗車累計数(2,505.9km)

この旅の最後の電車は、(289M)札幌発の岩見沢行きは、733系と721系の6両編成の最終電車です。

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札幌発の最終電車は、多数のほろ酔い客で混雑しています。最後尾の車両から車内をチャックして少しでも空いている車両を探します。先頭から2両目の733系が立ってるスペースを発見したので、そこにしました。

なんとも最後の電車は、旅の余韻を感じるとは程遠く、一気に旅が終わって現実に戻って来ましたね。(;´д`)トホホ

そして、今回のローカル列車でのんびりと巡る北の大地2500kmの出発した駅である我がまち江別駅に到着です。

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最後は乗って来た電車を見送って、少しだけ旅の終わりを噛みしめます。

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ところで、北海道&東日本パスを利用した旅も7日目の最終日ですから、何処まで利用できるか限界への挑戦と冒頭で書きましたが、既に、7日目の最終日の日付を超えて江別駅に到着しました。この切符は、日付を超えた最初の駅までしか有効じゃないので、札幌駅の隣の苗穂駅が、北海道&東日本パスを利用した7日目の限界駅となります。

したがって、苗穂駅から江別駅までの乗り越し料金350円を改札で精算して旅の終了です。

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以上、北の大地2500kmローカル列車の旅、江別駅を出発して江別駅に戻って来ましたが、JR北海道=1,893.2kmkm走破/2,507.4km・・・約2/3を制覇しました。そして、おっと!乗車累計数(2,505.9km)と2,500kmを超えてましたね。(^┰^;)ゞ

ちなみに最終日のトマム~夕張、夕張~南千歳、南千歳~長万部、そして長万部~江別を普通運賃で乗車すると料金は、9,550円です。

今回の結果を整理して、北の大地2500kmローカル列車の旅を制覇するには、何処が残っているのか調べてみたいと思いますが、残りの1/3も手強そうです。

 


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