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北のローカル列車の旅、根室から北見駅まで357.5km [ローカル列車の旅]

JR北海道ローカル列車の旅、のんびり列車で巡る北の大地2500kmの報告は、北海道&東日本パスを利用した旅も5日目と後半に入りました。(#^^#)

今回は、根室から根室本線(愛称:花咲線)を釧路駅まで戻り、釧路から釧網本線を終着の網走駅まで、そこから石北本線に北見駅を目指します。距離356,5kmなんですが、問題は峠越えの川湯温泉駅~縁(みどり)駅間の14.5kmが不便で最大の難関です。昨年の「冬のぐるっと道東Vきっぷで旅する」の際は、知床斜里~標茶駅までバスを使いましたから・・・

そんな5日目の朝は、午前5時に行動開始です。なんか天気がイマイチでテンション下がります。(-_-;)

ホテルのフロントには天気情報が出ています。それによると、天気:くもり、日本一早い日の出:4時44分、日本一美しい日の入り:17時48分。既に日の出の時刻を過ぎているのですが、ちょっと方角が違って近くの海じゃ水平線から日の出にならないのです。ここの場所は、やはり掲示している通り日の入りが適しています。

とはいえ、徒歩で行ける距離は限られていますので、とりあえずホテルからだと2kmは無いと思うのですが、根室港へ向かいました。

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くもりの予報でしたが、意外と青空も広がってます。太陽は海とは反対側なんですが、こんな写真を撮影してみました。

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船を使って朝の太陽の日差しを表現してみました。なんかいい感じじゃないでしょうかね?満足の一枚です。(^┰^;)ゞ

ホテルに戻る歩道で、面白いマンホールのデザインを発見です。

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「大正10年8月5日根室本線全通」と書いてあり、型式5700の蒸気機関車が描かれています。ほんの一部のマンホールのデザインだったのですが、この旅に相応しい発見でした。ちょっと早起きして行動して良かったかもね。(^^♪

ホテルを出発する頃には、青空は消えて予報通りの一面のくもり空です。(釧路へ到着した頃には青空で暑い一日になってました)

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そうそうホテルで「日本最東端のホテル到達証-北緯43度、東緯145度」なるものを頂きました。この根室グランドホテルが最東端のホテルなんですか?

そんな疑問を感じながら、根室駅に戻って来ました。

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到着した昨晩は、既に真っ暗だったので、なにもチェックできなかったのですが、何か面白そうなものは・・・

おー!硬券の入場券が販売されてると書いてます。(^O^)/

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入場券の収集は約40年前の事ですから、何か懐かしくて買いました。売ってたのは根室駅と東根室駅です。今の入場料は170円なんですね。

入場券を購入すると来駅証明書を頂けたのですが、よく見ると根室駅じゃなくて「東根室駅来駅証明書」です。東根室駅には立ち寄る予定は無いのですが・・・ウケます。(#^^#)

根室駅(8時22分)~釧路駅(10時45分)、乗車時間(2時41分)、営業距離数(135.4km)、累計距離数(925.9km)、乗車累計数(1,387.5km)

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キハ54-526(5628D)、根室発の釧路行きは1両ワンマン運転です。

これ中央にテーブル付きのボックス席があり、座席が回転しない車両です。座席はリクライニング付きですが・・・

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ちょっと座り心地はシートが柔らかくて好きじゃありません。乗客は20名程ですが、一人で2席を占有するので、ある意味で満席状態なんです。(-_-;)

ところで日本最北端の駅は稚内駅で、日本最東端の駅は東根室駅なんです。ですから先程の東根室の入場券を購入する意味があったのです。東根室駅では、途中下車できませんが、駅名の横に「日本最東端の駅」と書かれているそうなので、車窓から撮影してみようかな・・・

根室を発車して2分で到着するのですが、鉄チャン二人組が下車するようです。そうそう、この二人は釧路からの快速「はなさき」で根室駅に到着して、折り返しこの(5628D)で戻って、東根室駅に降りるようです。釧路駅から乗車してたら5時55分発ですし、ここで降りたら次の列車は2時間30分は来ません。強者の鉄チャンですね・・・w( ̄o ̄)w オオー!

東根室駅に到着です・・・私の座席は場所が悪くて窓を開けれません。どこにある?ありました!

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私は最後部で探したのですが、前方にありました。列車が動きだしての撮影になるのですが・・・

先程の鉄チャンが記念撮影している様子が目にはり、このままじゃ被って駄目だと焦ってシャッター押してしまいました。ほんの僅かですが、タイミング早くてフレームの端に辛うじて写った感じです。(;´д`)トホホ

その後は、新たな出来事もなく、2時41分を要して釧路駅に到着です。

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釧路での乗り換え待ち時間は、約1時間です。

根室グランドホテルで、まさかのクレジットカードでの支払いが不可だったので、時間もあるので幣舞橋(ぬさまいばし)付近の北洋銀行で現金を下ろします。

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ブラブラ元来た道を帰ろうと思ったら、前日にサン・プリンセス号が停泊していた場所に、違う大型の気になる船を発見したので、ちょっと寄り道してみます。

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船体に4003と書かれています。検索してみると、海上自衛隊の輸送艦「くにさき」だそうです。デカっ!

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まあ、こういうのに興味がある分けじゃないですが、やはり大きいので何だろうと気になりました。そんな感じで予期しない船も見れて釧路駅に戻って来ました。

釧路駅(11時46分)~川湯温泉駅(13時18分)、乗車時間(1時32分)、営業距離数(89.3km)、累計距離数(1,015.2km)、乗車累計数(1,476.8km)

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キハ54-523(4730D)、釧路発の川湯温泉行きの1両ワンマン運転です。座席は今朝の根室~釧路間のキハ54と同じで、私が苦手とするちょっと柔らかめシートでした。(-_-;)

そんなキハ54ですが・・・

摩周駅と美留和駅の中間が累計距離数1,000km通過地点です。JR北海道=1,000km走破/2,472.1km。!(^^)!

冒頭に書きましたが、峠越えの川湯温泉~縁間の14.5kmの最大の難関である川湯温泉に到着しました。

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ここでの乗り換え待ち時間は、2時間22分もあります。せっかく川湯温泉に来たのですから、何処かで日帰り入浴もいいかと思ったのですが、出来れば入浴&ランチなんかが理想です。

恒例の駅舎を撮影して、と思ったら・・・下車した乗客は少なかったのですが、到着したバスに皆さん乗り込んでます。行先には「川湯温泉街←→川湯温泉駅」と表示されてます。(メ・ん・)?

案内していた人がいたので川湯温泉って駅から離れているのか聞いてみると、ここから距離4km位との事です。荷物を考えると往復2時間+入浴ですから厳しいです。とっさに徒歩を断念してバスに乗り込みました。(料金は均一290円)まあ、温泉入った後に暑いなかを1時間歩きたくないですからね。

バスの運転手さんが、おススメの安い日帰り入浴を教えてくれました。「ホテルなら700~1,000円だけど、そこの銭湯なら250円」バス料金より安いです。「そこの白い建物が川湯パークで、そこも安い」そうです。

別に安くなくとも良いのですが、リュックを背負った私の身なりですかね?ウケます。(#^^#)

ここはおススメに従って、銭湯ちょっと外見がボロ過ぎなんで、ホテル川湯パークへ・・・

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なんと350円でした。何でこんなに安いのかと思ったら、ここ国民宿舎でした。露天やサウナも無く、お風呂は内風呂一つでシンプルでしたが、のんびり癒されました。(^^♪

バスの発車時刻まで時間あるので、バス停前にあった「川湯エコミュージアムセンター」で時間を潰します。

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ネイチャーセンターのような場所ですが、2階にエアコンも効いて、音楽も流れたりして、いい感じの止まり木あったので・・・

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今日のブログなどを書きながらバスを待たせて頂きました。m(__)m

その後、バスに乗り川湯温泉駅に戻ります。先程、撮影出来なかった駅舎を記念撮影です。カシャ♪

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可愛い駅舎です。

既に乗車予定の列車が入線してました。

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川湯温泉駅(15時40分)~縁駅(15時55分)、乗車時間(0時15分)、営業距離数(14.5km)、累計距離数(1,029.7km)、乗車累計数(1,491.3km)

キハ54-524(8736D)、釧路発の網走行き1両ワンマン運転です。これが「摩周&川湯温泉足湯めぐり号」です、

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時刻表では釧路~摩周駅、摩周~川湯飲泉駅、緑~網走駅と列車番号が変わりますが、釧路から終着の網走駅まで、同じ車両です。

残念ながらこのキハ54-524も柔らかシートです。ここは、硬めのベンチシートにしてみます。(-_-;)

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相変わらず一人2席使う感じで、そこそこの乗客ですが、中年の男性グループ観光客が、「しかし遅いな、まだ発車しないのかよ」とブツブツ。釧網本線のローカル列車の恐ろしさを理解せずに、釧路~網走まで乗ったようです・・・w( ̄o ̄)w オオー!

僅か14.5kmですが、難関を超えて、縁(みどり)駅に到着です。

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ここは停車時間が2分です。乗務員の交代時間だけなので、駅舎撮影は断念です。

縁駅(15時57分)~網走駅(17時14分)、乗車時間(1時17分)、営業距離数(65.3km)、累計距離数(1,095.0km)、乗車累計数(1,556.6m)

キハ54-524(4738D)、列車番号が変わりましたが、同じ列車のままで乗務員が交代します。

北浜駅を過ぎた頃に、ある事を思い出した。午前中に奥さんから「夕方には網走に着くみたい」とメールがありました。網走は明日の朝に入港すると思ってたのですが、今晩は網走港に停泊するって事なのか?

夕方って何時頃なのかな?網走駅に到着する17時14分って夕方ですよね。ということで、サン・プリンセス号を探せと、海に大型船がいないか・・・

いました!

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凄く遠いのですが、沖合では無く、港付近と思われる辺りに大型船が・・・カメラで撮影してトリミングで確認していると、奥さんから「入港したよ」とメールがきました。

前回の釧路での再開も予定外でしたが、途中でちょっと列車を変更すれば追いつくと分かって、会いに出かけましたが、今回は、まさに偶然です。(^┰^;)ゞ

網走駅に到着する少し前に、線路が港側に接近です。

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思わず他の乗客も予期しない船の出現にシャッターを押してました。ウケます。サン・プリンセス号との驚く再会でした。ちなみに奥さんは17時30分からディナーの時間だという事で、入港情報以外は連絡はありません。そうです。一方的な奇跡の再会でした・・・w( ̄o ̄)w オオー!

そんな興奮が覚めない中で、列車は網走駅に到着しました。これで釧網本線の169.1km制覇です。(^_-)-☆

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次の列車の乗り換え待ち時間は25分で、列車はホームに入線しているのですが、改札前なので改札に向かうと・・・

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網走発の札幌行き「オホーツク8号」キハ183系と乗り換え予定のキハ40と最後尾側ですが2ショットを撮影出来ました。前方側だと編成の長さが違い過ぎて2ショットは撮れません。

なんかいい感じの流れが続きます。(^^♪

駅舎を撮影します。

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さあ、今日最後の列車です。ヾ(`・ω・´)ノ頑張るぞっ!!!

網走駅(17時39分)~北見駅(18時52分)、乗車時間(1時13分)、営業距離数(53.0km)、累計距離数(1,148.0km)、乗車累計数(1,609.6km)

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キハ40(4778D)、網走発の遠軽行きは2両編成のワンマン運転で、キハ40-832が網走~遠軽、キハ40-1761が網走~北見です。

2両編成なので空き席十分なので、どっちに乗ろうかな?まあ、どちらもボックス席で違い無く、北見に行くので素直に「キハ40-1761に網走~北見」にしてみました。外は真っ暗で景色を楽しむ事も無く、乗車時間(1時13分)が過ぎます・・・

北見駅に到着です。

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キハ40-1761が網走~北見はここまでですから切り離し作業が始まります・・・本日最後のイベントですね。(#^^#)

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ワンマン運転での切り離し作業を見たのは・・・駄目です。旅の疲れで思考力低下?

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改札が近くにあるのですが、ホームに残ってるのは私一人です。何か駅の方が待っている感じなので、これ以上は見学できません。もう少し眺めてたかったのにね。(^┰^;)ゞ

駅舎を記念撮影して、ホテルに行きます・・・

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今夜の宿は、北見ピアソンホテル(北見市北3条西3丁目6)で、JR北見駅下車徒歩5分だとか・・・ちなみに温泉付です。川湯温泉で入浴してるので温泉三昧です。(^^♪

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どんな部屋を予約したか忘れてましたが・・・

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普通のシングルでしたが、ビジネスシングルって感じですが、まあ広めの部屋でいい感じです。さあ、温泉に入りラストスパートに向けてリフレッシュです。

以上、、北の大地2500kmローカル列車の旅、根室駅を出発して釧路駅に戻り、釧路から川湯温泉を経由して、釧網本線(終着)の網走駅へ到着して、続けて石北本線で北見まで来ました。釧路~網走間の釧網本線の制覇です。JR北海道=1,148.0km走破/2,472.1kmです。

ちなみに根室~北見を普通運賃で乗車すると料金は、6,580円です。

 


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