北のローカル列車の旅、富良野から根室駅まで429.1km

JR北海道ローカル列車の旅、のんびり列車で巡る北の大地2500kmの報告は、北海道＆東日本パスを利用した旅も中日の4日目です。(#^^#)

今回は、富良野から根室本線を終着の根室駅を目指します。距離429.1kmも長い旅となりますが、距離に比例して乗車時間も7時間58分と手強い一日になりそうです。

本来なら根室本線を制覇したいのですが、残念ですが滝川～富良野間の54.6kmが未乗車なので、根室本線の制覇は本日は持ち越しとなります。確かに候補としては根室本線を制覇する為に、日本で一番最長距離の普通列車（2429D）も検討しましたが。時間が合わなく駄目です。残念ですが、またの機会を期待です・・・w(￣o￣)w ｵｵｰ!

富良野駅を7時20分発の帯広行きに乗りたいので、稚内程ではありませんが慌ただしい朝を向かえました。午前5時前に起きまして、まずは長旅の準備に温泉に入ってリフレッシュです。早く入りたい気分でしたが午前5時～入浴可なんです。

朝が早いので素泊まりにしたので、出発の準備が完了して、午前6時30分にはフロントでチェックアウトです。駅まで徒歩ですから早目の行動の様ですが、写真など撮影しているとギリギリの時間なんです。

ネットにホテルを紹介するとプレゼント進呈と貼り紙があったので、ブログに書いたホテルのページを見せます。何がもらえるか気になるじゃないですか・・・

 

ラベンダー石鹸でした。石鹸とは予想外でしたが、とりあえず奥さんへのお土産になります。（＾┰＾；）ゞ

ホテルを出ると昨日は、疲れた脚に永遠と続く坂道に思えた道も、快適な下り坂です。ちょうど上富良野方面と思うのですが下に見る感じで・・・

何となく雲海ぽい景色に見えるにですが・・・

富良野といえば、へそのまちですが、へそ踊りのオブジェ（表現が正しいかは不明）を見つけました。

ちょっと可愛いかもね。

歩くこと30分で、富良野駅に戻って来ました。

さあ旅の再開です。ヾ(｀・ω・´)ﾉ頑張るぞっ!!!

富良野駅（7時20分）～帯広駅（10時01分）、乗車時間（2時41分）、営業距離数（165.4km）、累計距離数（662.2km）、乗車累計数（988.4km）

キハ40-1754（2421D）、滝川発の帯広行きは、1両のワンマン運転で、ホームには多数の高校生が乗車する様子だったので、高校生が降りるまでは座れないかと思ってたら、ボックス席の一つが空いてました。ラッキー！

この後の乗車は多いとは思えませんが、状況が分からないので、リュックは網棚に上げて、向かい側に座れる配慮しておきます。滝川からの乗客が少なかったようで、車内は先程の高校生がほとんどですが、この学生は何処まで乗るのか？

ところで高校生たちは直ぐにでも下車すると思いましたが、一向に降りる様子ありません。既に8時を過ぎましたが、学校って何時頃からでしたかね？

幾寅（いくとら）駅、8時11分着で、高校生は降りました。

さて車内に残った乗客は・・・私を含めて4名です。少なっ！

と、何気なく幾寅の様子を車窓から撮影したのですが、駅舎の横（写真中央）に気になる物を発見です。朱色の列車・・・長さが短いようです。施設に利用しているような・・・

おっと！隣の落合駅で1名降りたので、残りは私と男女の若いカップル計3名になりました。ここは記念撮影するしかありませんね。

カップルは爆睡中なので、車内は無人にしか見えません。この旅での最小乗客数になりそうです。ウケます。(#^^#)

落合駅を8時22分に発車した列車の次の停車駅は、新得駅9時4分と、42分も要します。途中にある信号所で釧路、札幌の双方から来る「スーパーおおぞら」の通過待ち合わせがありました。

こういう場所での信号待ちを期待してました・・・

せっかく窓が開く列車ですから窓を開けて撮影しました。(#^^#)

まずは、釧路からの「スーパーおおぞら2号」が来ましたが、予想を反して低速ですれ違います。と思ってたら、すれ違った後方で停車しました・・・

とりあえず車両後方に行き、停車している様子を撮影します。

もしかして「スーパーおおぞら2号」も札幌からの列車とここですれ違うのか？

おー！札幌からの「スーパーおおぞら3号」です。

予期しない場所で、「スーパーおおぞら」のすれ違いを撮影出来ました。ラッキー！

さらに、十勝清水駅での通過待ち合わせでは・・・

帯広からの「スーパーとかち4号」と、自身が乗っているキハ40との2ショット撮影です。(^O^)／

帯広駅に到着です。

帯広駅での乗り換え待ち時間は13分ですが、乗換え列車は既に向かい側のホームに入線してました。
       
帯広駅（10時14分）～釧路駅（13時01分）、乗車時間（2時47分）、営業距離数（128.3km）、累計距離数（790.5km）、乗車累計数（1,116.7km）

キハ40形1700番台（2525D）は、帯広発の釧路行き2両編成ワンマン運転です。

最初は3両編成かと思ったのですが、最後尾の1両（キハ40-781）は滝川行きのプレートが付いた回送車を連結していました。

立入禁止で最後尾へは入れません。

帯広駅に到着した時点で、乗車累計数（988.4km）ですから、1,000kmまで残りは（11.6km）ですから・・・

帯広を出発して、3つ目の幕別駅で1,000km超えの1,002.6kmになりました。(^O^)／

さすが釧路本線は距離が長いだけあって色々と見せてくれます。途中に浦幌駅で9分の停車だそうです。しばらくすると後ろでゴソゴソ・・・

カメラを持ってホームに降りると、最後尾に連結していたキハ40-781（滝川行きのプレート）を切り離してました。

確かに時刻表を確認するち、浦幌発の滝川行きが11時25分にありました。ちなみにこの切り離し作業ですが、共にワンマン運転らしく、運転手さんが行ってました。

釧路駅に到着しました。

恒例の駅舎を撮影です。カシャ♪

次の根室に向かう為の乗り換え待ち時間は、たっぷり3時間18分あります。釧路では計画がありまして・・・

奥さんが乗船しているサン・プリンセス号が、ちょうど釧路の耐震旅客船ターミナルに朝に入港して、夕方まで停泊しているのです。釧路駅前の通りを真っ直ぐ進めば港に出ますが、ぐる―っと周りを見てみると、サン・プリンセス号の後部を発見しました。(^O^)／

ヤッター！小樽から出航したサン・プリンセス号に、ローカル列車の旅で何とか遭遇出来ました。ウケます。(#^^#)

奥さんたちは、これから釧路パコの天然温泉に日帰り入浴に行くというので、私も温泉に入ってから根室に行く事にします。（根室のホテルは温泉ありません）

ということで、温泉やサウナを満喫すると、気分リフレッシュしたような？体が重たくなったような？若干、根室への移動も面倒気味・・・

とりあえず釧路駅に戻って来まして、ここから2時30分かけて根室本線の愛称花咲線を根室駅に向かいます。
        
釧路駅（16時19分）～根室駅（18時49分）、乗車時間（2時30分）、営業距離数（135.4km）、累計距離数（925.9km）、乗車累計数（1,252.1km）

キハ54-525（5637D）釧路発の根室行きは、1両ワンマン運転です。

ちょっと派手めな回転クロスシートはオシャレだと思います。そんなキハ54は学生も多数乗って来たので少し混雑気味でしたが、といっても厚岸（あっけし）駅までの混雑でした。

単調な花咲線で終わるかと思いましたが、2/3を超える厚床（あっとこ）駅を過ぎると夕焼けが綺麗です。

後方の車窓をフレーム内に入れて撮影してみましたが、結構、気にいった一枚になりました。(^_-)-☆

根室本線の終着である根室駅に到着です。

ホーム暗っ！

「日本最東端有人駅」の看板です。

とりあえず駅舎を撮影して・・・

宿泊の予約をした根室グランドホテル（根室市大正町2-2）へ向かいます。JR根室線下車して徒歩5分との事です。

部屋はツインのシングルユースですが・・・

んーあまり広くないかも・・・想像してましたがホテルは古さを感じます。（＾┰＾；）ゞ

今回の旅で唯一の夕食を手配した宿泊先です。今回の旅はのんびり旅ですがダラダラ生活はせずに健康的に過ごすと積極的に歩きを組み込んでます。ですからアルコール飲んでないのですが・・・

長旅のご褒美でアルコール解禁日として、根室に来たということで、夕食に「花咲蟹づくし」を頼んでおきました・・・蟹づくしの写真を撮影したかったのですが、料理が順々に出されたので断念です。

花咲蟹サラダ、花咲蟹餡かけ茶碗蒸し、花咲蟹（1人半身）、花咲蟹のかき揚げ、花咲蟹グラタン、花咲蟹シュウマイと間違い無く「花咲蟹づくし」でした。

以上、、北の大地2500kmローカル列車の旅、富良野駅を出発して、帯広、釧路を経由して、根室本線（終着）の根室駅まで来ました。根室本線の制覇は持ち越しですが、釧路～根室間の愛称「花咲線」は制覇です。JR北海道=925.9km走破/2,472.1kmと、1,000km越まで後少し・・・

ちなみに富良野～根室を普通運賃で乗車すると料金は、6,800円です。

5日目は、根室～釧路へ花咲線を戻り、釧路～網走の釧網本線を制覇し、網走～北見まで石北本線の途中まで進みます。