北のローカル列車の旅、稚内から富良野駅まで314.2km [ローカル列車の旅]
JR北海道ローカル列車の旅、のんびり列車で巡る北の大地2500kmの報告は、北海道&東日本パスを利用した3日目です。
昨晩は、ホテルの天然温泉で疲れを癒して、スカパーオンデマンドで、コンサドーレ札幌 vs 熊本戦を見ました。2-0と久しぶりの勝利で嬉しいです。(#^^#)
財前監督の解任は「そうだよね」という気持ちと、「もう少し長いめでみた方がいいんじゃないか」と思う気持ちもあったりして、私としては微妙な思いです。
そんな次の日なんですが・・・
8月30日の時刻改正で、稚内駅6時24分発の4326Dが6時04分発に変更になり、めちゃくちゃ慌ただしく一日が始まりました。(;´д`)トホホ
とりあえず前日にケータイのアラームを午前4時30分にセットして起床です。朝の天然温泉を楽しむか?朝の散策を楽しむか?朝食は5時30なので選択は一つです。窓から港を見ると日の出が見れそうなので、日の出を撮影しに行くことにしました。
撮影した日の出は、こんな感じです。
ホテルからフェリーターミナルがある岸壁方面を目指して歩きます。方角的にはいい感じと思うのですが、もう少し行かねば・・・間に合うか?
雲が下の方に無いので、いきなり太陽が現れました。(^O^)/
おー!感激の瞬間です。日本人は日の出が好きなんですよね。なんか良い一日になりそうです。旅の無時を祈ります。m(__)m
その後、対岸に見える北防波堤ドームに立ち寄ってからホテルに戻る事に・・・のんびり出来ません。急がねば・・・
前日は今朝これない事を考慮して夜に撮影したのですが、意外と夜の方が明かりが点灯して美しかったんで、夜に来ておいて正解でした。(#^^#)
せっかく稚内まで来たのだから、日本最北端の宗谷岬や日本最北端の温泉「稚内温泉」なんかも魅力で、ちょっと行きたいところですが、時間も交通手段も無い等と考えながら急いでホテルに戻ります。(-_-;)
部屋の荷物をまとめて、朝食を食べるのですが、ここも刺身とイクラが並んでたので、朝食の勝手丼を作ります。美味しい・・・残念ですが、のんびりと朝食を楽しむ時間は無く、直ぐにチェックアウトして稚内駅へ向かいます。これ駅が近くて助かりました・・・w( ̄o ̄)w オオー!
稚内駅に戻って来ました。
既に改札中で列車も入線してます。
稚内駅(6時04分)~音威子府駅(8時20分)、乗車時間(2時16分)、営業距離数(130.1km)、累計距離数(442.0km)、乗車累計数(638.9km)
キハ54-502(4326D)で、稚内発の名寄行きですが、前日同様に音威子府駅で長時間停車して、列車番号が変わるのです。
1両編成のワンマン運転ですが、座席を進行方向に回転させようと試みますが駄目です。(メ・ん・)?
なんと「座席は回転しません」の貼り紙です。(-_-;)
中央のボックスシートにはテーブルまで付いてます。ちょっと魅力ですが混んできて相席になるのもと・・・進行方向を向いている二人席に座ります。驚きは、この座席はリクライニングになります。
長時間の列車移動に持参したアイテムが・・・
ビーチサンダルです。これ裸足になって履くのですが、めちゃくちゃ気持ち良いのです。持ってきて良かった。(^^♪
さあ旅の再開ですが、稚内本線は完走しているので、とりあえず259.2km稚内本線を旭川駅に戻らねばと・・・
途中で何度も警笛鳴らして急激に減速したと思ったら、列車の前方の線路上を鹿が数匹走ってます。席から立ち上がれば、前方の窓が見えるのです。写真を撮るか迷ってたら鹿は逃げていったのですが、こりゃ運転手さんは気が抜けませんね。
2時間16分要して音威子府駅に到着です。
列車発車まで1時間38分もボーッと待機ですから、何か考えねば・・・とりあえずは、前日が臨時休業だった音威子府そばのリベンジ!
開店時間が、9時30分なんだと・・・よく見ると「都合により本日は休み」って、よほど私に食べさせたくないんだね。・"(>0<)"・
旭川方面から普通列車が来たので、キハ54形の上下線の2ショットを撮影しました。
おー!稚内からのスーパー宗谷2号(キハ261系)が入線するので、3ショットが狙えます。
現在、最高速度を落としているJR北海道ですが、キハ261系は、宗谷本線のスピードアップを目的に、インタークーラー付ターボを備えるディーゼルユニット(460PS)を1両に2基搭載の北海道最強の気動車なのです。
キハ54形を補足しておくと、国鉄時代末期の1986年に登場した気動車で、ステンレスボディが目立ちます。250PSエンジンを2基搭載して、道北、道東で活躍いているので、この旅で多く登場しそうです。
音威子府駅(9時58分)~名寄駅(10時58分)、乗車時間(1時00分)、営業距離数(53.1km)、累計距離数(442.0km)、乗車累計数(692.0km)
列車は変更無くキハ56-502で、列車番号が(4328D)になります。
名寄駅に到着です。
今回は乗り換え待ち時間、4分で旭川行きに乗り移動です。普通なら到着した名寄の駅名とキハ56-502の記念撮影で余韻を楽しむところだが、そんな余裕は無かったのです。ホームが違うので階段渡って移動です。乗り換え列車にたどり着くと同時に笛が鳴ったので、急いで乗車する事に・・・とりあえず動き出した車窓から写したのが上記の写真です。
名寄駅(11時02分)~旭川駅(12時50分)、乗車時間(1時48分)、営業距離数(76.2km)、累計距離数(442.0km)、乗車累計数(768.2km)
キハ40形1720番の名寄発の旭川行き(324D)は、1両ワンマン運転で乗車前の記念撮影も当然ありませんし、名寄駅を出ると、車窓にキマロキ編成が姿が再度見れると楽しみにしてたのに、見ることも忘れた慌ただしさでしたね。こいう慌ただしさって、ローカル列車の旅に似合いません。
まあ、乗客少なくボックスシートを一人で座れたのですが・・・座席が直角で固いのがね。(-_-;)
旭川駅に到着・・・正確には、旭川駅に戻って来ました!
ここでの乗り換え待ち時間は、微妙な54分です。やはり駅で昼食か?旭川駅は、多数の座る場所があるのですが、食べる為の店が少ないかも・・・
キオスクでサンドイッチとコーヒーを買って簡単な昼食にします。
旭川駅(13時44分)~美馬牛駅(14時25分)、乗車時間(0時41分)、営業距離数(30.6km)、累計距離数(472.6km)、乗車累計数(798.8km)
キハ150-9(73D)の旭川発の富良野行き1両ワンマン運転は、ラベンダーカラーです。キハ150も札幌圏では馴染み無い車両ですが・・・
入線時間が早くて早めに乗車したのですが、この後に次々と乗り込む乗客で混雑、つり革の乗客も多数です。富良野・美瑛ノロッコ号は9月から土日運転ですが、平日も観光客で人気です。
さて、列車は発車しましたが、迷ってます・・・美瑛駅にするか?美馬牛駅で途中下車するか?美馬牛駅から徒歩で四季彩の丘に行こうと思ってたのですが、天気も良いのでチャリを借りて美瑛の丘を散策も良いかと・・・
美馬牛(びばうし)駅にて下車です。
結局、美瑛駅は多くの乗客が下車したので、混雑避けたのと、今回は徒歩に徹する事に・・・
まずは、駅舎を記念撮影。カシャ♪
美馬牛小学校を経由して、四季彩の丘まで片道3kmのウォーキングです。片道35分程度かな?
美馬牛小学校は立ち入り禁止なんで、少し通り過ぎて外観が見える場所にて撮影です。写真は遠いのでトリミングしました。
その後、順調に進んで四季彩の丘に到着しましたが、8kgのリュックが重いです。゛(`ヘ´#) ムッキー
ミックスソフトクリームでエネルギー注入して美馬牛駅に戻ります。ヾ(`・ω・´)ノ頑張るぞっ!!!
予定より1時間早い列車に余裕で間に合います。と、帰りは違う道から戻ろうと考えたのが、間違いで・・・
道を間違えて2km近く遠回りしてしまいました。( ̄▽ ̄;)!!
なんとか列車に間に合いましたが、途中で余計な登りあったりで、ヘトヘトです。(;´д`)トホホ 今夜も温泉付きホテルで良かった。
美馬牛駅(16時14分)~富良野駅(16時42分)、乗車時間(0時28分)、営業距離数(24.2km)、累計距離数(496.8km)、乗車累計数(823.0km)
キハ150形(733D)の旭川発の富良野行き2両編成のワンマン運転です。やはり2両編成だと席に余裕があり座れました。疲れていたのでラッキー!
富良野駅に到着です。
駅舎を記念撮影して・・・
少し早目ですが、途中で夕食を食べてホテルに向かいます。富良野では夕食は唯我独尊のカレーにしようと決めてるので、頭の中は少し辛めの真っ黒カレーのイメージが広がってます。
なんと!唯我独尊が「1日と2日は都合により休みます」・・・まさかの臨時休業でした。( ̄▽ ̄;)!!
ホテルの場所を確認するのにと、駅横の観光案内でマップもらっておいて助かりました。頭の中はカレーという事もあり、ホテルへの途中にある「カレーふらのや」にします。スープカレーとルーカレーが超おススメとあります。
お店に到着したのですが、カレーの前に気になるものを発見しました。(メ・ん・)?
何故かお店の横に、型式D51954蒸気機関車があります。富良野市蒸気機関車保存会と書いてますが、このお店のオーナーなんでしょうか?保存状態も悪くありません。とりあえず今回の旅に相応しい発見でした。
注文したのは「やわらか骨付きチキン&道産野菜」1,280円です。
辛さ「中辛3番」、ライス「普通」にしましたが、辛さはもう少し辛くても良かったです。確かにチキンが柔らかくて美味しかったです。
レジで支払う際に、気になるSLはお店のなのか聞いてみましたが、関係ないそうです。お店の敷地に見えたのですが違うんですね。(メ・ん・)?
駅から距離にして北の峰に向かって約3kmと思うのですが、宿泊するホテルナトゥールヴァルト富良野(富良野市北の峰町14-46)に着きました。外観が美しく、温泉が付いているというので決めました。
今日一日で、20,658歩も歩いてました。ちなみに前日(18,846歩)、初日(18,007歩)ですから、今日は美馬牛で道を間違った分が余計でしたね。
部屋は5階(最上階)で・・・
おー!広いです。
前日の稚内ではダブルベットの部屋でしたが、ここ富良野はツインのシングルユースです。ここも温泉付きなので、旅の疲れを癒してくれます。
ホテルの前が北の峰のゴンドラ乗り場(部屋から撮影)です。
ちょっと駅から歩くには遠かった?ですが、綺麗なホテルは期待通りで満足です。(^_-)-☆
以上、北の大地2500kmローカル列車の旅、稚内駅を出発して、音威子府、名寄、旭川を経由して、富良野線(終着)の富良野駅まで、富良野線の制覇です。JR北海道=496.8km走破/2,472.1kmです。富良野線は54.8kmですから走破距離が増えたの少しです。
ちなみに稚内~富良野を普通運賃で乗車すると料金は、6,260円です。
4日目は、富良野駅~帯広、釧路を経由して、根室駅目指して、根室本線を制覇したいのですが、滝川駅~富良野駅(54.6km)が残るので根室本線は持ち越しの旅になりますが、乗車時間は8時間超えです。