2014年、東屯田川遊水地と茨戸川緑地での野外観察会 [鳥の野外観察会]
昨日(7月24日)は、道新文化センターの「自然に親しむ、楽しいバードウォッチング」教室によるバードウォッチングでした。(#^^#)
今回の野外観察会は東屯田川遊水地(札幌市札幌市北区屯田町1058)で、集合場所は午前9時に札幌市下水道科学館前駐車場で、そこから屯田遊水地へ移動します。
朝から青空が広がり気温は真夏日の30°に向かって時間の経過と共にドンドン上昇します。体感温度は歩き始めた途端に真夏日突入です。・"(>0<)"・
参加者は先生を含めて14名です。今回期待できるのは、バン、カワセミ、アオサギなどの水鳥やコウライキジ、ホオアカ、ノビタキ、オオジュリン、モズ、アカハラ、アオジなど草原の鳥が楽しめる予定なのですが、土曜日の別教室では成果はイマイチだったようで、遊水地を一周した後に茨戸川緑地へ移動したそうです。今回も駄目なら諦めて同じように茨戸緑地を予定しているそうです。
そうそう前回の野外観察会で、使い始め初日でストラップから外れて落下!ズームレバーが動かなくなった双眼鏡(Nikon 双眼鏡 ACULON T11 8-24x25)ですが・・・
無時に復活しました。(^O^)/
前回の観察会の後にニコンサービスセンターに持って行きまして、1週間程度で修理され戻って来ました。外見上の損傷も無かった為か保証期間内の修理で済みました。ラッキー!
撮影機材はNikon D300s + SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSMと一脚を持参しました・・・ほとんどの鳥が距離ありブログの写真はトリミングしてます。
ここ屯田遊水地で恒例となってるバンです。ちょっと距離があります。
全身黒く、額板と嘴の赤がハッキリ確認できます。
マガモ
翼を広げた瞬間をシャッターチャンスとばかり撮影したのですが、写した写真を見るとイマイチでしたね。(-_-;)
上の写真のマガモがいなくなると、めずらしくバンが先程までマガモが休んでいた枝の上に上陸です。
羽のお掃除に夢中なんですが、何か撮影した写真は、何を撮影したにか分かりませんね・・・w( ̄o ̄)w オオー!
例年ならバンは親子で確認できるのですが、子供のバンがいないと探していたら、何故かマガモの側に・・・
いやー、これも何だか、何か写ってる?って感じの写真です。もしかして、今日は撮影駄目かも・・・
写真じゃマガモとバンの幼鳥とは少し距離ありますが、このあと、バンの幼鳥はマガモの陰にピッタリ寄り添うように隠れちゃいました。(メ・ん・)? もしかして、マガモをお母さんと思ってたりしてね。
カッコウ
全部、距離遠すぎ・・・それに、このカッコウも木の枝が完全に邪魔してます。とりあえず撮影しましたって状況が続きます。(;´д`)トホホ
場所を移動して、やっと近くで撮影出来たのは、体は大きいですが、マガモの子供たちです。
こちらを見ていますが、逃げ出す様子はありません。
アオジ
これ近くで撮影できたのですが、葉っぱの陰で見えません。こんな写真は普通ならボツですが、今回の観察会の状況を表しているので採用です。( ̄▽ ̄;)!!
まあ、遠からず陰に隠れない鳥もいました。まったく逃げる気のないキジバトです。
暑さを避けるのに木陰で休んでいるのか?かなり近づいてやっと飛び立ちました。(^┰^;)ゞ
頬が赤褐色が特徴のホオアカです。
ちょっと判断に迷いましたがオオジュリンのメスのようです。
屯田遊水地での成果は次のような鳥たちです。
マガモ、コヨシキリ、カワラヒワ、ヒヨドリ、バン(成長、幼鳥)、アオジ、カッコウ、キジバト、シジュウカラ、大オオヨシキリ(声)、アオサギ、ホオアカ、オオジュリン(雌)、アカゲラ
ということで、ここで野外観察会を終えた人もいますが、多くの人は続けて、茨戸川緑地(北区あいの里5条4丁目)へ車で移動です。
ここ茨戸川緑地パークゴルフ場として人気に様ですが、広々とした緑地としても素晴らしいです。
緑地入って直ぐがパークゴルフ場のようですが、そのまま道なりに奥に進むと緑地の駐車場がありました。現在でも草原の鳥がいるのですが、時期としては5月下旬から6月だそうです。
ノビタキの雄
ノビタキの雌
雄雌が頻繁に行き来してましたが、近くに巣でもあるのでしょうか?
ヒバリです。(^O^)/
野外観察会でヒバリを見るのは久しぶりかも・・・
ニュウナイスズメの雌
距離はありますが、電線に止まってくれると撮影が楽です。
コヨシキリ
一度はどこかえ飛んで行ったのですが、同じ場所に戻る習性があるので、少し待っていると・・・同じ枝に戻って「ギョッピリギョッピリ」と早口で一生懸命さえずってました。(^^♪
ノビタキの幼鳥です。
羽の下が白いのが確認できたので雄の幼鳥ですよね。距離も近かったので、いい感じで撮影できました。本日撮影した中で、いい感じで撮れた唯一の写真かかもね。(#^^#)
ニュウナイスズメの雄です。
少し距離がありましたが、頭部の明るい赤茶色がハッキリ確認できます。
茨戸川緑地での成果は次のような鳥たちです。
ノビタキ(雄、雌、幼鳥)、ウグイス(声)、ヒバリ、ニュウナイスズメ(雄、雌)、コヨシキリ、トビ多数、それとツバメが飛んでました。
茨戸川緑地は草原の鳥を観察するのには最高かもしれません。(^O^)/ 来年覚えていたら6月頃に草原の鳥を撮影に訪れたいですね。
観察会を終えて、休憩所に立ち寄りましたが・・・
立派な建物で、外の暑さがウソのような冷房が効いてたので、夏の節電期間なのに大丈夫なのかと、野暮なことを思ったですが、この施設は太陽光発電で賄われているのでした。
この場所はパークゴルフ場と道路を挟んで向かい側なんですが、他に利用者もなく休憩するには、トイレも自販機もあり穴場です。ナビによると管理事務所と表示されましたが、詳しくは分かりません。とりあえずテーブルとイスがある休息スペースです。
以上、7月の東屯田川遊水地と茨戸川緑地での野外観察会、ちょっと・・・いや相当に暑かった真夏日の野外観察会でした。草原の鳥を観察するのに適した茨戸川緑地を知ったのは、役立つ情報でしたね。
暑い中、参加された皆さん、お疲れ様でした。(o・・o)/