SSブログ

しつげん55PASSで巡る「冬のたんちょう号」 [バードウォッチング]

冬のぐるっと道東Vきっぷで旅する、阿寒バスで釧路を巡る編です。

C11「SL冬の湿原号」は、15:19に釧路へ到着したので、時間的には、特急スーパーおおぞら(283系)10号、釧路16:17発で札幌へ移動できるのですが、釧路へ一泊してタンチョウを撮影してから帰る計画です。一応、バードウォッチングですかね。(^┰^;)ゞ

前日の流氷観光砕氷船おーぞらでは、時間が遅かったのが原因か、期待した鳥の撮影がイマイチだったので、ここは釧路でのタンチョウに期待したいところです。

本気でタンチョウを撮影するならレンタカーを借りて早朝から巡るなんでしょうが、今回は列車がメインの目的なんで、適当な観光バスでもないかとネットで検索しました。すると阿寒バスで、しつげん55PASSで巡る「冬のたんちょう号」というのを発見したのです。行程に阿寒国際ツルセンターが入っていたので、これが決め手ですかね。私は過去に行ったことありませんでしたが、阿寒国際ツルセンターの分館タンチョウ観察センターは写真撮影の人気のポイントなんだそうです。(^^♪

阿寒バスは予約が必要なので、事前にネットで予約しました。乗車券を宿泊した釧路プリンスホテルのフロントで購入(3,700円)して、ホテル前の空港行き連絡バス用にバス停で待つようにとのメールがありました。出発は、9:05です。

DSC_2087.JPG

 

DSC_7141.JPG

バスは、釧路駅前→釧路フィッシャーマンズワーク→釧路プリンスホテルと乗客を乗せるのです。当然のようにバスは到着予定より少し遅れ、どんなバスなんだろうかと、バス停で一人待つ間って何か不安な気分になるのは私だけじゃありませんよね。

使用するバスの大きさは乗客によって違うそうで、今回は9人だったので中型のバスです。中型と行っても乗客9人ではガラガラでゆったり環境です。

ガイドさん付です。最近の旅行会社のバスツアーって添乗員さんだけでバスガイドさん無しが多いのですが、前日に乗車したツインクルバスに今回の阿寒バスと、バスガイドさんが乗車していて、久しぶりにバスガイドさんの話を聞いた気がします。(#^^#)

しつげん55PASSで巡る「冬のたんちょう号」は、冬の湿原とたんちょうの魅力いっぱい1日コースというサブタイトルが付いてました、所要時間 7時間で、料金には、各施設の入場料は含みますが、昼食代は各自負担です。なお、塘路駅前で途中下車して14:37発のSL冬の湿原号へ乗継可能です。(SLは各自で手配・負担)

最初の目的地である鶴公園(釧路市丹頂鶴自然公園)に到着前に昼食を注文するそうです。

DSC_2089.JPG

ホテルで朝食を食べたばかりなのに・・・といいながら何にするか迷います。せっかく釧路に来たのですから、釧路ザンギセットか釧路ザンギの親子丼にするか迷ったのですが、870円の釧路ザンギセットにしました。

釧路B級グルといえば、メスパカツなんですが、残念ながらメニューにはありませんでした。

鶴公園に到着です。

DSC_2095.JPG

各施設の入場料が含まれるっていうには、この「しつげん55PASS」が付いているのです。

DSC_2095-1.JPG 

釧路市湿原展望台460円、釧路市丹頂鶴自然公園460円、釧路市動物園550円、釧路市立博物館460円、阿寒国際ツルセンター460円、合計2,380円が、なんと1,000円で5施設に入館することが出来るチケットなんです。但し、今回のバスで入館するのは、湿原展望台、鶴公園、ツルセンターですから動物園と博物館は行きません。5日間有効なので後は各人でって事です・・・確かに各施設に入りたい人には値段お得です。私としては、全て行きたい場所かって考えると少し微妙ですね。(^┰^;)ゞ

この鶴公園の特徴は、広大なタンチョウ用のケージ(金網フェンス)が張られて8区画に分けらてるのですが、ケージはいずれも屋根がなく、タンチョウは自由にケージを出入りできるようになっています。ですから放飼なんですね。

DSC_2096.JPG 

ケージはタンチョウを入れる為ではなく、キツネなどの侵入を防ぐのが目的だそうです。

ケージの所々に写真撮影用にのぞき窓が付いてました。

DSC_2097.JPG

季節・天候を問わず一年を通してタンチョウの姿を見れるところです。現在、約20羽のタンチョウが放飼されてるそうです。

DSC_5179.JPG

奥のケージまで確認したにですが、中にいたには5~6羽程度じゃないせしょうか?あとのタンチョウは外出中ですか?

ケージ側の樹木に、アオサギ発見です。

DSC_5179-1.JPG

公園の中央には展望台もありケージを一望することができるにですが、肝心なタンチョウが少ないので・・・

次の施設が、私が楽しみにしてた阿寒国際ツルセンターに到着です。景観時間は40分です。

DSC_5180-1.JPG

タンチョウの生態や習性、体のしくみを紹介する展示コーナーやタンチョウの四季の姿やその生活を紹介する映像コーナーなどがあります。といっても私の期待は、分館タンチョウ観察センターなので瞬見で通り抜けます。

DSC_5180-2.JPG

ここでは、マナヅルが飼育されてました。

DSC_5180-4.JPG

日本で越冬するマナヅルは鹿児島県出水周辺です。当然ですが北海道で見る事できませんから、私も見たのは初めてです。(^^♪

分館タンチョウ観察センターへ移動します。

DSC_5180-6.JPG

おー!、やはり超望遠レンズの多数のアマチュアカメラマンで賑わっています。

DSC_5180-7.JPG

11月~3月の間だけ、野外でツルを見たい人や写真撮影にために無休で開館しているそうです。ここは冬期間だけ給餌場で飼育ではなく自然のタンチョウがエサを求めて集まります。

DSC_5188.JPG

バスガイドさんの話では、午後に魚をエサにまくそうで、それを狙ってタンチョウ以外にオジロワシやオオワシも現れてタンチョウとバトルを繰り広げるそうで、アマチュアカメラマンの人気なんだそうです。

どうせなら魚のエサ時間に合わせて、ここに来て欲しかったなあ・・・これは今度は午後に合わせて長期戦で再度訪れるしかありませんね。

DSC_5189-1.JPG

ハクチョウも結構いたのですが、人気が無いどころか、タンチョウの撮影に邪魔だと皆にブウブウ文句をいわれ邪険にされてました。かわいそうにね。

DSC_5213.JPG

DSC_5195.JPG

タンチョウの飛来する様子を撮影しようと思ったのですが、なかなか来てくれません。(;´д`)トホホ

景観時間は40分ですから・・・こりゃタンチョウの撮影も駄目かと少し諦めた時です。タンチョウの求愛シーンを撮影できました。

それでは、連写撮影の舞をご覧ください。(^O^)/

DSC_5220-1.JPG

DSC_5222.JPG

DSC_5222-0.JPG

DSC_5222-1.JPG

DSC_5222-2.JPG

距離的にも近い場所だったにでラッキーでしたが・・・確かにハクチョウが邪魔でトリミングしてます。(-_-;)

とりあえず、期待通りのタンチョウが撮影できたので大満足です。阿寒バスに乗った甲斐がありました。

時間もお昼になったにで、山花温泉リフレでランチタイムです。

DSC_7109.JPG

釧路ザンギセット・・・ボリュームありました。

北海道じゃザンギ=鶏の唐揚げのことです。ちなみに釧路ザンギは前日に夕食でも食べたのですが、北海道のザンギの発祥が釧路だそうです。普段食べるザンギと違って釧路ザンギの特徴はタレを付けて食べます。

食事時間が55分もあって長いと思ったにですが、コーヒーを飲みながらカメラの写真をチェックしてたら出発の時間です。

タンチョウは午前の2箇所でおしまいで、午後は釧路湿原を見て周ります。どうせなら1日タンチョウ巡りした方が人気あると思ったのですが、今回の阿寒バスの観光コースですが毎年少しづつ変化しているそうです。過去にはタンチョウだけのコース実施したのですが、乗客が一人だけだったとか・・・

釧路湿原展望台です。

DSC_7110.JPG

DSC_7111.JPG

DSC_7112.JPG

釧路湿原北斗展望台です。

DSC_7124.JPG

湿原は広大なんですが、昼食で満腹だと・・・(-_-)゜zzz…

おー!音羽橋です。

DSC_7129.JPG

バスガイドさんの音羽橋との言葉で、眠気も覚めました。(^┰^;)ゞ ここは、日に出に合わせて過去に2度訪れています。その際に撮影したのが、こんな感じです。

DSC_7129-1.JPG

DSC_7129-2.JPG 

朝は寒いんですよね・・・w( ̄o ̄)w オオー!

塘路駅前へ向かうのに湿原の中を通るのですが、鹿発見です。

DSC_7132.JPG

予定より早く、塘路駅到着です。

DSC_7134.JPG

14:37発のSL冬の湿原号へ乗継人が1名いたので途中下車です。どうせならSL到着まで待ってても私としてはOKなんですが、バスは直ぐに出発です。

DSC_7137.JPG

この踏切なんか、カーブからの直線で撮影いい感じですよね。

可愛らしい細岡駅を車窓からチェックします。

DSC_7138.JPG

これで列車が来ると最高なんですが、時刻表をチェックしても列車の通過は期待できません。

細岡展望台に歩いて移動します。

DSC_7149.JPG

DSC_7141.JPG

下の写真は、向かってん左が雌阿寒岳、右が雄阿寒岳です。

DSC_7147.JPG

歩いて少し苦労して到着しただけあって、景色は午後の中では一番のビューポイントです。天気が良く綺麗ですね。(^^♪

その後も順調で、予定より早目に釧路駅前に到着しました。

以上、冬のぐるっと道東Vきっぷで旅する、釧路でのしつげん55PASSで巡る「冬のたんちょう号」でした。タンチョウの求愛シーンを撮影できたので、なんとかバードウォッチング成り立った感じで満足の観光バスでした。!(^^)!

 


nice!(3) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 3