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冬のぐるっと道東Vきっぷで旅する、流氷ノロッコ号編 [鉄道関連]

2日目は、網走から釧路への移動です。(^^♪

実は、今回の列車の旅のキッカケは、ある旅行会社に同じような1泊2日のツアーがあったのです。これ興味をもったのですが、流氷ノロッコ号やSL冬の湿原号は一部の区間だけ乗車して繋ぎはバスを使ってます。どうせ乗るなら最初っから最後まで乗車したいよねと思ってた時に、「冬のぐるっと道東Vきっぷ」のパンフレットを見つけたのです。(#^^#)

網走で宿泊した網走観光ホテルは、網走駅まで少し離れて(駅からタクシーで1,750円・・・)いたのですが、流氷ノロッコ1号に合わせてホテルの車で送ってくれました。ラッキー♪ 

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網走~知床斜里へは、オホーツク海に面してゆっくりと走る「流氷ノロッコ号」。乗車するのは1号、網走10:25発→知床斜里11:22着です。

景観の良い路線で運転されるこのような列車を、全国的にはトロッコ列車といいますが、北海道では「日本一遅い列車」をモチーフに「遅い」を意味する「のろい」と「トロッコ」をもじって「ノロッコ号」と名付けられました。

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このノロッコ号は客車ですから機関車による動力が必要になるのですが、ノロッコ号では客車側にも運転席を設けたのです。これにより終端駅で折り返す際はそこから運転できるので、機関車を付け替える必要がなく効率的な運転ができるにです。これはノロッコ号編成の最大の特徴です。

客車の形式はもとの「オハフ」に、中間車では展望車を意味する「テ」が加わって「オハテフ」になってます。

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そして、車端側に組み込まれる運転席を装備した車両は、制御車を意味する「ク」と展望車でもあることから「テ」も加わり「オクハテ」と珍形式なんです。

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動力源となる機関車も専用塗装をまとった車両が充当され、釧路では客車とカラーリングを合わせたDE10形です。

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あれ?・・・網走に到着した日に撮影した写真を先程確認すると牽引機はDE15でした。(^┰^;)ゞ 私の情報が誤りですか?

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翌日に乗車したノロッコ号はDE10でした。私の情報は不完全でDE10とDE15形が配備されているようです。(#^^#)

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乗車して喉が渇いたので、しろくま(ホワイト)ガラナと網走プリンを買います。これ函館の会社が作ってるガラナなんで、網走には関係ないのですが、雰囲気は流氷気分を盛り上げてくれそうで・・・

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問題は、網走プリンです。いつもの事ですが限定販売のアナウンスで買ってしまったのですが、スプーンがありません。まあ、寒い冬ですから奥さんのお土産に持ち帰る事にしました。

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!流氷帯が現れました。

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前日も網走流氷観光砕氷船おーぞらで流氷帯を身近に見ているので、それほど感激したかっていうとウソになりますかね。(^┰^;)ゞ

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ガラガラの車内でしたが、途中の北浜駅からエースJTBの団体さんが多数乗車してきました。突然にぎやかになった車内ですが、この団体さん・・・次の駅である浜小清水駅で下車です。わずか9分間の乗車・・・めちゃくちゃ慌ただしいですね。(-_-;)

しばらく進むと、駅に止まる振動と共に、客車の中に設置されているストーブが大変な事になりました。

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めちゃくちゃ煙いのですが・・・他の車両に逃げ出そうか迷ったのですが、まあ、早目のSL気分って事で・・・ゲホゲホ

ちなみに釧路編成は、夏季は「釧路湿原ノロッコ号」、冬期は「オホーツク流氷ノロッコ号」として、年間を通して運転されています。窓は飽きません。

知床斜里~標茶間の移動が・・・ツインクルバス知床号です。1区間1,000円。JR利用者専用バス、知床斜里11:30発→標茶13:30着

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流氷ノロッコ1号が知床斜里11:22到着して、SL冬の湿原号が標茶14:02発です。それに間に合う知床斜里発の列車を事前に探したのですが・・・

知床斜里発の列車は、07:27発(標茶09:02着)、10:58発(12:25着)、15:16発(17:47着)、17:30発(18:56着)、19:11発(21:35着)、肝心な流氷ノロッコ1号が到着して、SL冬の湿原号へ接続するための列車がないのです。

そんなツインクルバス知床号は、15人の乗車だったので2席を、ゆったり使えました。

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このバスは、ガイドさんが乗車していて、途中の観光案内をしてくれます。この辺の名産は、じゃがいもにビート・・・そんな説明を聞いてると・・・(-_-)゜zzz…

途中の川湯温泉で4名のお客さん(若者)が乗車しました。随分と中途半端な場所から乗車するものだと思ったのですが、考えてみると川湯温泉から標茶までも、結局は我々と同じで知床斜里からの少ない列車しか移動手段が無いんですよね。列車での旅には厳しい環境です。(-_-;)

本州のお客さんは、知床斜里~標茶間の列車の本数は1時間に1本位かい?などと質問していたが、1時間に1本走れば北海道では不便とはいわないだろうとツッコみたくなりました。

ところで、ガイドさんが「北海道の方は、おられますか?」と聞くので、無視すのも悪いと思ったので直に手を挙げたのですが、「そちらの、おとうさんはどちらから?」と、にこやかに聞かれました・・・( ̄▽ ̄;)!!何がショックかって、気分は若いつもりでも外見は年配にしか見えないんだと・・・「おとうさん」しばらく立ち直れなかったのです。

そして、バスで走る事、2時間・・・標茶ヘ到着です。これで1,000円は良心的?接続列車が少ないお詫び価格ですかね。

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最後に、恒例の動画です。トロッコ号の発車の様子と車内から眺める流氷帯です。(^^♪

以上、冬のぐるっと道東Vきっぷで旅する、流氷ノロッコ号編は、標茶駅に到着して、いよいよ標茶~釧路への白銀の釧路湿原を疾走するC11「SL冬の湿原号」へと続くのでした・・・

 


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