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夕張郡長沼町「馬追山(瀞台)」へスノーシュー登山2014 [夏山登山&スノーシュー]

一昨日(1月12日)はNHKカルチャー新札幌教室の「スノーシューで冬の野山を歩く」1月から3月までの全6回の1回目でした。今シーズ初のスノーシューです。(^O^)/

今シーズの1回目ですから近くの駅まで送って頂ければ電車で行こうと気力は十分にあったのですが、奥さんの集合場所の新札幌まで送ってくれるとのお言葉に甘えて送って頂きました。感謝です。m(__)m

最近は運動不足なんで本来なら準備運動を兼ねて徒歩と電車の移動が良いのでしょうが、眠気と寒さと・・・そして車は楽だよねという感じの誘惑に簡単に負けてしまったのです。(^┰^;)ゞ

オリエンテーションに参加してないので、今シーズの教室参加人数不明でしたが後で分かった情報では、26名と大盛況でキャンセル待ちも出ているそうです。26名の内訳ですが、初めてスノーシューを行う人が9名でした。また、男女の割合は6割りが女性でした。

班は4編成で、1班の人数は参加人数が多い関係で従来より若干多いと思います。例年より少し大きめのマイクロバスに乗車して予定通り7時30分出発です。予定と違うのは、本来の予定では、利根別自然休養林(岩見沢市)でしたが、ここ数日の大雪で岩見沢は大変な状況だそうです。1日に45cm程度降ってるので3日間の積雪合計が1m50cm近いんじゃないかとの事です。凄いよね。( ̄▽ ̄;)!!

さすがに1m50cmも短期間に降ったら低い山でも無理ということで、今回の目的地は夕張郡長沼町の馬追(まおい)山の瀞台(しずかだい)へ変更になりました・・・1m50cmってスノーシューで入るとどうなるんですかね?腰のあたりでラッセルして進むのか?進めないかな?何となく気になりますね。

8:30 新札幌を出発したバスは途中でトイレタイムを済ませて長沼名水公園へ到着です。

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まずは準備運動してからスノーシューの装着です。

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8:45 馬追の名水側にある遊歩道入口(北3号口)から馬追自然の森(夕張郡長沼町馬追丘陵一帯)入ります。

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水汲み場の様子ですが、朝からポリタンク持参で名水を組みに来てる車が数台ありました。皆さんポリタンクが数個持参ですから本格的にガチで給水に訪れてます。

話しはスノーシューに戻りますが、今回のコースは雪の中ですが遊歩道を歩くようです。遊歩道っていっても雪に埋まってるのですが、多くスノーシューの利用者のコースになっているようで、踏み進んだ道が出来ていました。

所々に目的としている瀞台(しずかだい)を示す標識があります。

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多分、この標識って雪の中を想定しているというよりは遊歩道の標識と思いますし、雪から笹が見える状況から積雪量は少ないんじゃないかと思います。

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今回のコースの中で一番面白かったのがトンネルでしょうか・・・

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入口からは先が見えなかったので、頭をぶつけないように注意して進むと出口です。これってトンネルで表現は正しいのでしょうか?

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ウケるのは、トンネルを抜けると入口側と違って雪を少し登る感じで出たのですが、反対側から見たらトンネルの存在するら気が付きません。

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これ知らない人は怖くて逆側からはトンネルの中は通れませんよね。Σ(゚д゚lll)

その後は心地よい登りが続きます。

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本来ならスノーシューなので道なき所を進むのでしょうが、今回は冬の遊歩道を休憩無しで一気に瀞台(しずかだい)に向かいます。雪が少ないのでラッセルも不要です。

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10:25 途中で景色を見るのに遊歩道を外れて寄り道しましたが、予定通りといいますか早い時間に瀞台(しずかだい)馬追(まおい)山の山頂に到着です。

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273mですから出発地点の長沼名水公園からだと240m程度を登ったことになります。

馬追山は馬追丘陵の一等三角点の山ですが、三角点を示す「三」の文字が雪の中から出て読み取れます。

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三角点の標識自体大きくないですからこれが確認できるだけでも積雪が少ない事が分かります。(#^^#)

瀞台からは長沼の街が一望できました。これで青空だったら最高だったんですがね・・・

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山頂には全国に48箇所設置された天測点の第1号が設置されていました。

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横には天測点第1号の説明が書かれた看板も設置されていました。それによると日本の近代的な測量は、精密な地図を作成するために明治時代に一等三角測量を行ったことが始まりですが、その後に大正時代になると日本列島全体で少しひずみがあることがわかりました。そのひずみの量を全国的に調べるために全国48箇所の天測点を設置したそうです。

10:50 ここ山頂では時間的に早いので昼食は食べないで出発(下山)します。

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出発地点の北3号口から2.8Km、そして下山は馬追温泉口2.4kmへ向かいます。バスで行動しているので入山口と下山口を変更できるのも教室の魅力です。(^^♪

もしかすると普通に多くあるのかもしれませんが、この雪積る時期に木に緑のツタです。この時期には枯れてしまうのかと思ったもので撮影してみました。

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スノーシューの私が一番楽しみといいますか好きなのは下山です。急な傾斜を一気に駆け下りるのは最高なんですが・・・

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なんか期待した下りの傾斜も無いまま黙々と緩く下ります。これ北3号口からの登りの方が何となく傾斜っぽい気分を味わえた気がします。考えたら山頂273mで駆け下りる斜面を期待しても無理ですね。(-_-;)

11:30 そんな事を考えていると突然といいますか、えっ!到着してしまった・・・馬追温泉口の道路に下山です・・・w( ̄o ̄)w オオー!

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恒例の下山後の温泉は長沼温泉です。

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ここ随分と昔に家族で来た事ある温泉ですが、どんな温泉だったか記憶ありません。(メ・ん・)?

故意では無く偶然お湯を舐めったらめちゃくちゃしょっぱいです。ここ長沼温泉の泉質はナトリウム-塩化物強塩泉なので「しょっぱい」との事です。温泉から上がった後もしばらくはポカポカでした。

以上、夕張郡長沼町「馬追山(瀞台)」へスノーシュー登山でしたが、相当早く下山して、温泉でのんびりしたのですが、それでも新札幌にバスが戻ったのは早い時間だったので帰路はバスで自力で家に帰りました・・・若干ですが奥さんの車での迎えを期待する気持ちはあったのですが・・・

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札幌に戻った時点で吹雪いていたのですが、江別も一日中雪だったようで猛吹雪でした。自宅近くの停留所で下車して走り去るバスの姿も雪で直ぐに見えなくなりました。長沼と江別って近いんですが随分と天候も積雪量も違うもんだと思いました。

 


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