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北海道芦別のガタタン(含多湯)ラーメン [食べ物&飲み物]

前回は奥さんが高校の同期会に出席するのに故郷である芦別に行った際のお土産「あまきび」に関して書きましたが、今回はその際のお土産第2弾でガタタンラーメンです。もう少し早く書きたかったのですが賞味期限が1ヶ月なんで試食するのんびり後回し・・・

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前回の記事にも書いたのですが、一応、芦別の補足説明を書いておきます。「北の国から」で有名な富良野の隣り町で北海道では札幌に次ぐ第2位の広さを持つ市です。芦別市総面積の87%は森林や畑で、かつて石炭産業で栄え最盛期には人口7万を超えてましたが、炭鉱の閉山に伴い激減!平成25年10月末現在の人口は15.937人なんです。そんな芦別に私も25年以上前に札幌へ転居するまでの12年位住んでたので第2の故郷なんです・・・山間で星がとても綺麗に見えるので「星の降る里あしべつ」と表現している街です。

ガタタンラーメンは、国道38号沿い道の駅内、観光物産センター2階にあるレストラン「ラ・フルール」で食べる事が出来るので私も食べたことがあります。と言っても食べたのは最近(数年前)の話でガタタンラーメンはベースのガタタンと言われる商品のアレンジメニューですから私が昔にガタタンを食べたことのある時代には存在しませんでした。ちなみにガタタンラーメン以外にもガタタン焼きそば、ガタタンチャーハンそしてガタタンうどんまでメニューにはありますが、私としてはオリジナルのガタタンのイメージを残しているのはラーメンまでかと思うのですが・・・ここではノーマルなガタタンは扱ってないのでノーマルを食べるなら市内の他の店舗になります。(市のHPでは提供店舗が紹介されてます)

奥さんが芦別のお土産は何が欲しいかと希望を聞かれたので、このレトルトのガタタンラーメンをお願いしたのです。(^^♪

これ同上の観光物産センターでも扱ってますが、奥さんは宿泊した芦別温泉スターライトホテルの売店で買ったと言ってました。(訂正:奥さんに再確認したら観光物産センターで購入したそうです)調べるとホテルのレストラン「ムーンライト」でもガタタンラーメンがメニューにあるようで、芦別の名物料理として各店舗がそれぞれ具の種類やスープに工夫を凝らして個性を競っているそうです。

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1箱3食入りで、保存方法は冷蔵、賞味期限は1ヶ月です。

麺、具材、スープが入っています。

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作り方は麺を茹でるのとは別にスープを作ります。スープは水に同梱スープを入れ良くかき混ぜます。(お湯から作った駄目だと書いています)良くかき混ぜながら沸騰したところで具材を入れ一煮立ちしたらとき卵を流し込めばOKです。

具材には多品種既に入っていますが、ネギや旬のものなどを入れても美味しいと書いてたので、我が家はえのきを増量してみました。(#^^#)

どんぶりに茹で上がった麺を入れて上からとろとろのスープを掛ければ完成です。

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そしてあとは、結構アツアツのスープなのでやけどしないように食べるだけです。

そんなガタタンラーメンですが、ベースのガタタンは含多湯と書きます。

白菜、人参、イカげそ、豚肉、山菜、だんご、卵など十数種類の具材が入った、とろみがついた塩味の中華風スープで、中国北東部の家庭料理が由来といわれています。戦後、満州から帰ってきた人が、中華料理店を開店しメニューに載せたのが始まりだそうです。

市のHPでは戦後旧満州から芦別に引き揚げて来た村井豊後之亮(ぶんごのすけ)さん(故人)が中華料理店「幸楽」で出したのが始まりと書かれています。

私が食べた古い記憶は芦別に引っ越したのが37年位前ですからその頃になります。市内でお酒を飲んだ帰りにシメのラーメンじゃなくシメのガタタンで会社の人と何度か食べました。残念ながらお酒を飲んだ後に食べた記憶しかないので記憶は・・・カウンターで食べた記憶あり小さなお店で高齢の方が作っていたような・・・ガタタン以外にもメニューがあったかも記憶ありませんが、ガタタンしか食べた記憶ありませんしラーメンじゃなくスープに入っている山菜のフキと団子が印象的な食べ物でシメには最高でしたが・・・数年後には閉店したと思うので長く食べた思い出はありません。

あの店が「幸楽」だったのか店名など覚えてませんが、当時市内でガタタンを他に出している店は無かったと思うのですが・・・

ネットで見ると芦別では昔からガタタンは、芦別市独特の料理として受け継がれかって栄えた炭鉱の人々が愛した地域限定の一品と書かれているのですが、芦別で育った奥さんは聞いたことも食べたことも無いと言いきるので奥さんには郷土の味では無いようです。

ネットを見ると中華料理「幸楽」という店があるのですが、私が遠い昔に食べた記憶の店とは位置的には全然違いますね・・・更にネットで調べるとこんな書き込みを発見!「芦別駅付近で開いた飲食店が幸楽」おー!駅付近ならお酒のシメの立ち寄りとも一致するので私の言ったお店は「幸楽」だったようです。何かタイムスリップした気分ですね。(^^♪

以上、レトルトのガタタンラーメンの話しだったのですが、ネット見てて更に発見しました。これ送料かかりますがAmazonマーケットプレイスで売ってました。1箱 1,575円送料別です。

最後に芦別といえば、前述したように炭鉱ですがおまけ編は・・・

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塊炭飴(かいたんあめ)です。これは芦別の隣り赤平市名産の飴ですが、水飴に天然ニッキ油を混ぜ固めたものを、石炭の塊状に砕いたものに似せてます。大きさが雑で中には砕かないと食べれないような巨大な塊もありウケます。私は気に行って道内の色んなところで目にする度に買うのですが、最近食べて無かったのですがこれも奥さんが買って来てくれました。ちなみに奥さんは味も形も気に召さないようです。

これは単価が安いのでAmazonでは扱わないと思ったらマーケットプレイスで売ってましたが、商品 315円で配送料 840円は・・・

 


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