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TOMIX DD51の客車連結カプラーをKATOのナックルカプラーに変更する [Nゲージ車両入線]

前回、KATOのED79シングルアームパンタグラフ(牽引機)と寝台急行「はまなす」の連結カプラーをナックルカプラーに変更したのですが、今回は北斗星への応用です。(^^♪

北斗星は牽引機がTOMIX DD51重連で、客車はKATOの24系寝台特急「北斗星」基本6両+増設6両の編成です。

牽引機と先頭客車オハネフ25-2はメーカーが違うので標準のアーノルドカプラーで連結していますが、勾配で連結が外れる不具合があったのです。その時にはTOMIXとKATOの連結ですし、微妙に角度の違いもみられたので、そんなもんかと諦めて両面テープを挟んで外れにくくしたのですが・・・

前回のED79牽引機と寝台急行「はまなす」での同様の不具合が発生し、対策として連結カプラーをアーノルドカプラーからナックルカプラーへ変更することで解決したので、同様の方法で北斗星も解決しようと考えました。(^┰^;)ゞ

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唯一の問題は前回はKATO同士でしたが、今回は牽引機がTOMIXで客車がKATOであることでしたが、何となく両社のカプラーを眺めていたら、これって何とかなるんじゃないかと思いました。多分、他の人は今頃になって分かったのかとツッコミ入りますね・・・w( ̄o ̄)w オオー!

牽引機のTOMIXのDD51には密自動形TNカプラー(下の写真右側)と言うのが同梱されてます。

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残念ながらTOMIXの密自動形TNカプラーとKATOのナックルカプラーでは連結できなのです。そこでTOMIXの密自動形TNカプラーを改造する事にしました。

上記写真でも分かる通りTOMIXの出荷時のアーノルドカプラーと同梱の密自動形TNカプラーはカプラーが組み込まれているドラム形状が微妙に違います。ここはあまり迷うことなく同梱の密自動形TNカプラーを改造する事にしました。単純にカプラーのイメージがナックルカプラーに似ていたのでドラムも合うだろうと思ったからです。(-_-;)

まずは密自動形TNカプラーを解体します。

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KATOのカプラーに相当する部分がドラムケースに入っているのですが簡単に外れます。このドラムケースは使います。

改造なんて書きましたが、早い話がドラム内のカプラーをKATOのナックルカプラー(上記写真の左側)に交換するだけです。(#^^#)

使用するナックルカプラーですが、前回使用したナックルカプラーのアダプター形状が違います。貨車などに使うカプラーですが、TOMIXのカプラーと形状が似てるような似てないような?とりあえずは見た目でもアダプターの突起部分が邪魔なのは明らかですからカッターで切り落とします。

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イメージではこれだけの作業で簡単に交換できると見た目で思ったのですが、ナックルカプラーをドラムに入れようと思ったのですが、どうも何かがぶつかってドラムが閉まりません。(メ・ん・)?

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片側のドラムに突起がありカプラーを押し上げる構造のようですが、その位置と言うか高さが合わなくドラムが閉まらないようです。

突起部分をニッパーで切断してみます。

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今度はドラムは閉まったのですが、直ぐに開いてしまうので瞬間接着剤でドラムを開かないようにしました。

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特にドラムに入れたカプラーは稼働する必要がないと思われます。これで一応イメージ通りの改造カプラーの完成です。(^O^)/

早速、DD51のカプラーを交換してみます。

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KATOと違ってTOMIXのカプラーはボディを外す必要があるようです。

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ボンネットを外すとスノーブローの留め金が見えたので、外すと床下ユニットからスノーブローが外れました。

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後はアーノルドカプラーを改造ナックルカプラーと交換して床下ユニットに戻せば完了です。

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床下ユニットにスノーブローを取り付けると、少しですがカプラーの長さがやはり短い気がしますが・・・

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まあ、考えてもどうにもならないので、次に客車オハネフ25-2のアーノルドカプラーをナックルカプラーに交換します。こちらはKATOですから前回の急行「はまなす」の客車と同じ作業です。

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床下ユニットからカプラー取り付け台を外して、カプラーを客車に同梱されていたナックルカプラーへ交換します。

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一応は交換したのですが、ここで気が付きました。前回は短いナックルカプラー同士は安定しない事が確認できています。

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DD51側のナックルカプラーのサイズはこれ以上は変更できないので、客車側のナックルカプラーを牽引機用のサイズが長いナックルカプラーに交換すれば解決すると考え、長いサイズに急きょ変更です。

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上記の写真が交換後なんですが、写真で見ると長さの違いを感じませんが、実際にはハッキリと長くなってます。(^┰^;)ゞ

これで牽引機と客車のカプラー交換を完了したので早速に連結を確認します。

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この状態で走行試験を実施しましたが、問題なく走行出来るので少し驚きました。従来ならここで新たな問題が発生するのですが、事前に客車のカプラーを長いのに交換した事もあり、まったく問題ないようです。

上記写真はボディを外した状態なので、カプラーが長く見えますがボディを付けると・・・

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連結部分の長さは、ちょうどいい感じです。(#^^#)

横から見ると・・・

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若干ですが牽引機と客車のカプラーに位置が違うのですが、先ほどの走行試験で問題無かった事を考えると、この程度は走行に影響ないようです。

重連のDD51の連結に関しては交換する必要性も無いので従来通りアーノルドカプラーのままです。

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ボディも組み立てて、これでカプラー交換作業も全て完了です。

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問題だった勾配も問題ありません。

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その後、バック、ポイントなど色々と検証しましたが問題無しです。

以上、TOMIX DD51の客車連結カプラーをKATOのナックルカプラーへの変更はイメージ通りに無事成功です。自分ながらプチトラブルも発生せずにイメージ通りに作業進んだ事に少し驚いています。(^┰^;)ゞ

 


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