北斗星のロイヤルの乗りたくて、予約への挑戦、その1

北斗星は食堂車のある列車として毎日運転している定期列車ですが、その頂点にあるのが1編成に4室しかないA個室「ロイヤル」です。

 

他にも全室個室のカシオペアが週3回走ってますが、やはりわが家の固定レイアウト（Ｎゲージ）に北斗星を入線させていますから、私の思いとしては北斗星でなければならないのです。(^^♪

そんな北斗星にあるA個室「ロイヤル」ですが、乗車日の1ケ月前の10時に発売と同時に売り切れる、なかなか取れない部屋なのです。

今回はそんな「ロイヤル」に乗りたくて予約に挑戦した話です。この話しの結末は当然ですが「ロイヤル」に乗る話しへと展開していく予定でしたが、結論としては残念ながら予約は取れませんでした。したがって「ロイヤル」に乗る事が出来ないそんな話なのです。

事の始まりですが、実は11月に東京へ出かける事になり、復路の東京→千歳の航空券は早々と購入済みです。問題は往路ですが今回は冒頭に紹介した北斗星で行く事にしました。

しかし問題は、なかなか取れない「ロイヤル」をどうやって確保するかです。

そこで帰りの予定は決まっているので、11月4日、5日、6日、7日、8日と挑戦するのです。8日は週末の金曜日発ですから取れる可能性は始めっから低いので実質は4日～7日の4回の挑戦と思われます。

そんな行動を計画したのは9月中旬の話しなんですが、早速、本屋ではRail Magazine 10月号を発見しました。(^O^)／

なんと偶然ですが、特集が「今こそ北斗星～憧れのロイヤル＆グランシャリオで札幌へ～」とのことで、上野から札幌まで北斗星のロイヤルに乗車した記事なのです。この本を読んで更に気分を盛り上げるのです。(#^^#)

ロイヤルはA寝台1人用なんですが、部屋はトイレ＆シャワー付の広い部屋なので補助ベット代を払えば2人で使用可能な部屋です。補助ベットと言っても私も写真でしか見た事ありませんが、シングルベットがダブルになる感じにも見えますが・・・まあ、乗れば想像との違いは確認できます。

そんなロイヤルなら奥さんも乗りたいと言うので、予約はロイヤル＋補助ベット、そして夕食は食堂車のグランシャリオでフランス料理です。

ちなみに補助ベット利用なので少し安くなるのですが、乗車券大人2名 35,860円、寝台個室 32,600円、フランス料理2名 15,600円の合計 84,060円です。

そんなロイヤルにはウエルカムドリンクサービスでウイスキーにワインボトルで、そして氷や水まで部屋に用意されているとか、朝は朝刊にモーニングコーヒーのサービス・・・

夢は広がり、まだ確保できてないロイヤルのチケットですが、私の頭の中は100%確保できるイメージしかありません。信じれば叶うのです。!(^^)!

前日の3日に江別駅に話を聞きに行く事にしました。

江別駅に行ったのは、同駅は他の江別市内にある駅同様に「みどりの窓口」は通常の切符販売の窓口と併用していますが、待合室の横に旅行案内の窓口があるのです。昔の記憶ですが普通に駅員の方が対応するようですが色々と親切に対応してくれた記憶があります。と言っても随分と昔の話しですが・・・

基本的な知識として、発売初日（乗車日の1ケ月前の10時）の発売開始時にマルス端末（座席指定予約・発券のためのシステム）を叩く必要があることは理解しています。

聞きたい事は、発売開始時にマルス端末を叩いてくれるんだろうか？

4日～8日まで挑戦するのですが、毎日10時数分前に窓口に来てお願いするんだろうか？でも「みどりの窓口」は普通の窓口と併用なので他のお客の対応をしていたらどうなるんだろうか？

もしかして、お願いしてたら4日～8日まで発売開始時にマルス端末を叩いて、別途、結果を電話連絡してくれたりするのか？

実は随分と昔の記憶なんですが、家族で北斗星に乗ろうとした時に確かデュエットが空いて無くて、2段式のB寝台を予約した時があるんですが、すると数日して電話がありデュエットの空きが出ましたって連絡あり、お願いしてないのに空きをチェックしてくれたんだと、そんな対応で感激した記憶あります。

で、今回対応してくれた方は若い駅員さんなんですが、「当日にみどりの窓口に来て申込書に記入してください。販売は10時からです。ロイヤルは難しいと思いますよ」

・・・Σ(ﾟдﾟlll)

こんな感じで、当日の窓口の担当がこの人なら100%無理って印象を確信して帰宅しました。

さて、どこの駅で挑戦するか？更にネットで何か情報ないか調べたのですが、発売日ではありませんがJR北海道のインターネット「予約サービス」で取ったとの情報を発見しました。

その後、色々とネットで調べますが、予約を取る分にはマルス端末もインターネット「予約サービス」も同じに思えます。実際のチケットは駅の窓口で受け取るようです。

であれば、自分の運を信じてインターネット「予約サービス」で挑戦することにしました。それともう一つ理由があって、4日～8日まで挑戦と言っても既に決まってる予定があり10時に窓口に行けるのは4日と5日だけなんです。

そして、いよいよ4日の朝になりました。事前にインターネット「予約サービス」の流れは前日に確認しています。

まずは、JR北海道のHPにインターネット「予約サービス」があります。そして、メニューから寝台特急「北斗星、カシオペア」を選択します。

次にログインを求められます。事前にメールアドレスで会員登録しましたが、クレジット情報も事前に登録しました。普通インターネットでクレジット情報の事前登録などしないのですが、どうも事前登録しておいた方が予約がスムーズな感じがしたのです。なお、クレジット情報は会員メニューで登録、変更、削除が可能でした。

ログインすると対象列車の説明が表示されます。

カシオペア、北斗星の室タイプの説明と補助ベットの料金、シャワールームの料金などが記載されています。

次に進むと、カシオペアと北斗星の写真が大きく表示され列車を選択します。

北斗星を選択すると、タイプ選択の画面です。札幌発なのか上野発なのかをチェックし室タイプを選択します。

ここでロイヤル（A個室）補助ベット利用をチェックして選択をクリックします。

次が工程入力です。

乗車日、乗車駅（札幌）、降車駅（上野）、人数（2人）、禁煙喫煙は項目ありますが選択はできません。

これで条件入力は全て完了したようで、次に表示される画面が、いよいよ空室状況確認・設備選択です。

どうも次の画面で空室なら「まる」、駄目なら「バツ」が表示されるのですが、発売開始日なら10時前なら照会できないことは確認しているので、この「次へ」ボタンを10時の発売開始時にクリックするのではと思います。

電波時計を使って、10時ちょうどに「次へ」ボタンをクリックします。

当然ながらロイヤルは「バツ」でした。

何とも恐ろしい！10時発売開始と同時に完売です。

一応、インターネット「予約サービス」が正常であることを確認したく、「ソロ」もチェックすると4日は駄目でしたが5日は空席を確認できました。ちなみに先ほど確認すると既に5日もバツでしたね。

4日、5日と挑戦はあっさりと撃沈したのですが、私には想定内の結果なのです。

実は今回の狙いは6日なのです。6日はカシオペアが札幌発の日になるので、北斗星とカシオペアで分散されると考えます。ある意味では北斗星のロイヤルを諦めてカシオペアのツインの方が取れる可能性もあるのですが・・・

そこで、私の作戦ですが、北斗星のロイヤルを挑戦してバツならカシオペアのツインに即時切り替えて挑戦する計画なのです。奥さん的にもカシオペアのツインでもOKが出ました。

そして運命の6日の朝を迎えるのですが、ここでとんでもない結末が待っているのです。その話は、その2に続くと言う事で・・・