強風の中での東屯田遊水地の野外観察会でしたが、鳥たちの強風対策を観察できました [鳥の野外観察会]
昨日(7月25日)は、道新文化センターの「自然に親しむ、楽しいバードウォッチング」教室による野外観察会に参加して来ました。(#^^#)
連日の暑さでしたから昨日も炎天下の中での過酷な(>_<) バードウォッチングを覚悟していたのですが・・・
昨日は曇りのち雨の天気で朝から強風でした。雨風対策でフード付きジャンバーを着ていきましたが強風は体感温度を下げました。風による寒さは思わず夏山の寒い登山を思い出させましたね・・・w( ̄o ̄)w オオー!
ちなみに野外観察会を終えて車の外気温度計で確認すると17°でした。Σ(゚д゚lll) そりゃ寒いよね。
今朝の新聞によると昨日の札幌の最高気温は19.8°で7月5日以来20日続いた「夏日(25°以上)」の記録が途絶えたそうです。
そんな昨日は東屯田遊水地(札幌市北区屯田町1058番地)での野外観察会です。札幌市下水道科学館前に9:00に集合して東屯田遊水地へ移動します。(#^^#)
家を出てからもパラパラと降っていた雨は集合場所に到着した頃には止んでいたのですが強風が凄いです。途中のラジオでも風速11mだとか話してしますが、この強風の中で鳥は飛べるんでしょうか?
今回の参加者は先生を含めて14名でした。
先生からも強風なので条件としては厳しいかも・・・
一応、今日の期待できる野鳥は、
バン、カワセミ、アオサギなどの水鳥やコウラキジ、ホオアカ、ノビタキ、オオジュリン、モズ、アカハラ、アオジなどの草原の鳥です。
しかし草原の鳥は厳しいですね。見た感じ空を飛ぶ鳥は感じません。小さな鳥は強風で飛べませんよね。( ̄▽ ̄;)!!
ここ東屯田遊水地では「スイレン」が見ごろになってました。
入口近くにもスイレン群が浮かんでましたが、少し先に進んで木道の周りが綺麗でしたね。
今回も撮影機材はNikon D300s + SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSMと一脚です。一応、雨が降り続くことも想定して軽量に行動できるようにNikon D80 + Zoom-Nikkor 70-300mmも車に用意してきましたが、とりあえず曇り空で雨は大丈夫そうです。
そんなスイレンを撮影しながらバンが現れるのを待ちます。ここではバンの親子が見れるんですがもう一つの教室の野外観察会では現れなかったとか・・・
前回のモエレ沼公園も札幌の丘珠空港に近いので上空を飛ぶ飛行機やヘリコプターを多数見ることが出来るのですが、ここ東屯田遊水地は飛行コースの真下のようで低い高度を飛びます。バンの出現をひたすら待機中で(何となく暇?)上空が気になります。
せっかく望遠を付けているので撮影することにしました。
HACのサーブ340
HACのサーブ340B
陸上自衛隊のOH-1/32631
一応、機体の型式を記載しましたが、私には航空機の知識無いのでネット調べて記載したので誤ってるかもしれません。m(__)m
そんな航空機を撮影しているとバンが出現しました。(^O^)/
その後、子供のバンも現れたのですが距離があるのと警戒して手前に出てきてくれません。(-_-;)
最終的には親が2羽と子供が3羽の合計5羽で生息しているようです。もう少し近くで見れたら最高なんですが残念です。トリミングしても厳しいですね。o(TヘTo) くぅ
双眼鏡で見ると親鳥と幼鳥の大きさは全然違ったのですが上記の写真だと分かりませんね。(^┰^;)ゞ
バンの親子を確認したのは入口入って直ぐの池ですが、その後に奥にある池で待機していると幼鳥のバンが現れました。
こちらは先ほどに比べると距離はかなり近いです。しばらく観察したのですが幼鳥は1羽だけで親鳥はいないようです。(メ・ん・)?
先程の池にいたバンの親子のはぐれ鳥なのか分かりませんが、周りを警戒しながら水草を食べていましたが中島にはカラスが数羽います。明らかに狙われていると思われるのですが心配です。
その後池の外周を歩き観察を続けます。
場所的には東屯田遊水地の端に位置すると思うのですが面白い光景に遭遇しました。
地面にカワラヒワやノビタキが休んでます。地面に同化しているので写真に赤丸しましたが写ってるのは4羽ですが、地面には結構な数が居ます。
全体を撮影すると以下のような場所です。
ちょうど上記写真の右側の樹木を風よけにして赤丸の地面で鳥たちが退避しています。
ノビタキのメスですが細い脚で風に耐えてる様子がめちゃくちゃ可愛いです。(^^♪
先程から強風と書いてますが雰囲気が伝わらないと思うので風の様子を撮影した1枚が下の写真です。
向かって右から左への強風ですが伝わると思います。更に写真の中央にある木は明らかにこの風で折れたと思われます。( ̄▽ ̄;)!!
こんな強風でも少し弱まると地面は危険なんでしょうか?ノビタキは木の枝に留まるのですが・・・
木の枝に留まってる鳥を確認したのは少ないです。
こんな強風の中を飛んでる鳥がいました。それはカワセミです。(^┰^;)ゞ
飛んでる様子が多くて残念ながら撮影出来ませんでしたが、最低3羽は確認してます。飛んでる姿の背中の青色は綺麗でした。
樹木の陰に1羽いたのですが葉っぱの陰です。見えないので慎重に皆で回り込みながら見える位置に近づいたのですが葉っぱが邪魔です。あと一歩というところで飛んでしまいました。強風の影響でカワセミもこちらの接近に気が付くの遅れたんですがね・・・w( ̄o ̄)w オオー!
発寒川で1枚だけ撮影したカワセミです。
カワセミは全て幼鳥のようで、このカワセミもエサを捕捉するのに川に飛び込みますが、うまく掴めないよです。
幼鳥と言ったのは背中の青色は出ているのですが、お腹を含めて色が綺麗ではありません。正面から撮影したので周りに同化してしまい写真に赤丸で印付けました。(#^^#)
このカワセミは少しの間ですが皆に観察させてくれたのですが、みんなから一斉に出た言葉は「綺麗じゃない・・・」
撮影したカワセミには失礼ですが、美しくなかったですね。(-_-;)
そんな強風の中の野外観察会でしたが、今日の観察会の成果は、次のような鳥たちです。
バンの親子、ムクドリ大群(そろそろ渡りの準備に入り群れを作っているのではとの事です)、オオジシン、ウミネコ、マガモ、アオサギ、トビ、カワラヒワ、ノビタキ(オス、メス)、カワセミ(全て幼鳥)、ノゴマ(鳴き声)、キジバト、ハシブトガラス
以上13種類です。
今日は期待した草原の鳥たちは駄目でしたが、バンの親子、カワセミの飛ぶ様子も数回見れて、そして珍しい光景で鳥たちの強風を避ける様子を見ることが出来たのは非常に珍しくて良かったです。(-^〇^-)
本来なら昼食を皆で食べて解散なんですが、強風で体温も奪われて寒いので駐車場で今日の成果を確認して解散になったのですが、解散した瞬間に雨が降り出しました、危なかったです。
野外観察会に参加された皆さん、強風の中、お疲れ様でした。(o・・o)/