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北区屯田防風林の野外観察会でカワセミの撮影に成功(#^^#) [鳥の野外観察会]

昨日(4月25日)は、道新文化センターの「自然に親しむ、楽しいバードウォッチング」教室によるバードウォッチングでした。

天気は一日中曇りの予報です。とりあえず晴れは望めないでしょうが雨だけは降らないで欲しいものです。

集合場所は午前9時に札幌市下水道科学館前に各自集合で、そこから、徒歩で野鳥を観察しながら、北区屯田防風林を進みます。

下水道科学館前の創成川はカワセミのチャンスが大きいので本当は早目に到着してカワセミ探索する予定でしたが、何せ夜は孫のMちゃんを爺と婆でサポートしているので寝不足状態です。そんな状態ですから集合場所到着は9時少し前で出だしから計画は駄目になりました。

 

 

今回の野外観察会は先生を含めて15名でした。

先生の話しでは先生を含めて早目に来た人は既にカワセミを見たそうです。Σ(゚д゚lll)

そんなショックな情報を聞いて観察開始です。ヾ(`・ω・´)ノ頑張るぞっ!!!

最近はNikon 1 J1 + アダプターFT1 + Zoom-Nikkor 70-300mm、手持ち撮影なんて軟弱な機材が多かったのですが今回は違います。カワセミを撮る気満々ですからね!Nikon D300s + SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSMです。テレコン(2x EX DG)も持参しましたが天気が曇りなのでリュックに入れて持参しますが使える感じしません。

三脚にするか一脚にするか少し迷いましたが、3時間以上歩くことになるので一脚で装備を軽量にします。


スタートして直ぐに創成川でカワセミ発見の情報です。それも2羽との事です。(^O^)/

しかし、めちゃくちゃ遠くにある橋の欄干下です。確かに双眼鏡で見つけました・・・見えるのはカワセミのシルエットです。遠いし暗すぎです。・・・w( ̄o ̄)w オオー!

それでも撮影しておこうとカメラでカワセミを探すと同時に飛んでいなくなりました。


その後、国道231号から脇の防風林の中に入ります。


歩きながらの話題は「カワセミを近くで見たいし撮影したいよね」です。可能性としては観察会の帰り札幌市下水道科学館に戻る際に創成川で遭遇の可能性は残っています。微かな可能性を期待しましょう。(^O^)/

ここ北区屯田防風林で期待できる野鳥は、


シジュウカラなどカラ類やキツツキ類、カワセミやコガモなどの水鳥、ツグミ、マヒワなど冬鳥、アオジ、ホオジロ、ルリビタキ、モズ、シロハラ、キジバトなどの夏鳥も期待できます。


北区屯田防風林は、札幌市北区屯田1条2丁目から5条12丁目まで、厳しい季節風から農作物を守るために植えられ、約8kmにわたる樹林帯をつくっています。現在では憩いと散策の場になっています。最後まで歩いたことありませんが予定では11時30分まで進んだら引き返すそうです。さて何km進めるでしょうか?

何か毎年のように伐採されて防風林はスカスカ(;゚Д゚)! 多分、防犯の関係もあり伐採するのでしょうが防風林の役目は保ててるのかなあ?

スカスカの樹木で目立つのがカラスの巣です。

DSC_3823.JPG

カラスの尾っぽが見えるので卵を温めてる時期なんでしょうか?

カラスに注意の看板ありますが、カラスには申し訳ないのですが巣の時点で駆除は出来ないのですかね。

まずはカラ類発見です。シジュウカラです。

DSC_3825.JPG

ヤマガラです。

DSC_3825-1.JPG

ゴジュウカラです。

DSC_3825-2.JPG

カラ類は留鳥ですが、鳴き声が良く聞こえるのは春から5月までだそうです。

ちょっと人気が無いヒヨドリです。

DSC_3826.JPG

と、定番の鳥達しかいませんでしたが、何とルリビタキ発見の情報です。観察会の利点は大勢で探すので重要な情報を得やすいですね。(#^^#)

DSC_3826-1.JPG

上記の写真は赤丸でマークしましたが分かるでしょうか?

オス、メスがファインダー内に入ってるのですが、周りの木の枝でうまく写りません。せっかくのチャンスなのに残念です。

ルリビタキは夏鳥で山地の森林に生息します。ですから平地で見るチャンスは春と秋の渡り時期に平地の公園などで見ることが唯一できます。

更に渡って来た直後の鳥はルリビタキに限らず疲れているので警戒心が薄いのです。

そんなお疲れモードのルリビタキですから普段では100%接近不可能な距離まで近づいて撮影成功です。と言っても500mmで撮影してトリミングしてます。

DSC_3827.JPG

おー!オスが2羽、ファインダーに入りました。

DSC_3828.JPG

これはラッキーです。(^O^)/

よく見ると微妙に羽の濃さが違います。図鑑によるとオスの成鳥羽になるまでには4年もかかると書いてます。薄い方が若いんですかね。


今日の観察会は残念な結果で終わるか心配でしたがルリビタキを長時間観察出来て大満足です。(^O^)/

予定の時間になったので引き返すことになりましたが、私はラストチャンスのカワセミに期待してます。

一目散に出発地点の札幌市下水道科学館横の創世川沿いに戻ります。

私を含めて3名でカワセミ捜索です。

そしてタイトルにある通りに最後の最後にカワセミ発見です。キタ━━━(゚∀゚)━━━!!

DSC_3918.JPG

途中で飛び立って場所を移動したのですが、差ほど離れた場所でなく2箇所の撮影に成功しました。

DSC_3919.JPG

そして、私の今回の一押しの一枚はカワセミが場所を移動するのに飛び立った瞬間の写真です。(^O^)/

DSC_3930.JPG

曇り空でしたが撮影情報はISO-3200、絞り値F/9、露出時間1/320秒、露出補正+0.3ステップ、焦点距離500mmです。

私はカワセミの撮影自体が数少ないですし、更には飛ぶ瞬間の撮影に成功したのは初めてです。(#^^#)

めちゃくちゃ興奮しました。ブログを書きながら興奮覚めません。(^┰^;)ゞ

ルリビタキ、カワセミで大満足の野外観察会でしたが、今回の成果は次のような鳥たちです。

マガモ、コガモ、ハクセキレイ、シジュウカラ、カワラヒワ、スズメ、ヤマガラ、ヒヨドリ、アオジ、ゴジュウカラ、アカゲラ、シメ、ハシブトガラ、ノビタキ(メス)、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ルリビタキ、カワセミ

以上18種類です。

参加された皆さん、お疲れ様でした。(o・・o)/

そして、最後におまけの1枚です。

DSC_3935.JPG

カワラヒワですが、自宅に戻り車を駐車場に入れる際に自宅前の電線に留まってました。(#^^#)

 


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