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陶芸教室「やきものを始めよう!」の3回目、削り作業を行う [やきもの]

江別市セラミック―アートセンター(江別市西野幌114-5)の陶芸教室「やきものを始めよう!」の全7回コースの3回目です。

今回は前2回で制作した器の削り作業です。その後の予定ですが最後の7回目は釉薬工程なので、次回の4回目、5回目が新たな作品の制作、そして6回目が再度、削りの工程となります。(#^^#)

削り工程は電動ロクロと基本的に同じなので、ここは1年前の危うい記憶に頼らなくとも大丈夫です。


まずは、作品の底の厚さ、形状を確認しておきます。

作品の底の厚さは電動ロクロでも使用した器具(下記写真)を使って、器の底を上下で挟み込むと器具の右側に目盛があり器の底の厚さが分かります。

DSCN6123.JPG

 

電動ロクロだと器によって底の厚さにばらつきありますが、ひもづくりは厚さを計測した粘土を土台にしているので、予想外に薄いとか厚いとかないので安心です。(#^^#)

次に器をロクロに逆さに置いて中心(センター)を出し、3~4ケ所を粘土でとめます。

DSCN6124.JPG

この作業が電動ロクロとは全く違います。

電動ロクロは器を直接ロクロに置かないで、ロクロに湿台をのせて、その湿台にひっくり返した器をのせます。ですから器の内側の形状で中心を出すのに苦労します。

電動ロクロも湿台を使わないで直接ロクロに置かせてくれたら、どんなに楽だろうと思うのです。(-_-;)

話は、ひもづくりの作業の戻りますが、もし、口の高さがそろってない場合は、太めのひもを作りロクロに付け、その上にのせて底が平らになる様にします。

底が厚すぎたり、ガタガタの場合は、削って平らにしますが・・・まあ、ひもづくりでは殆ど必要なく、次の作業に進みます。

竹串で、高台幅の大きさに線を引き中心から削っていきます。高台幅5~10mm程度残して外側も削っていきます。

DSCN6125.JPG

中心から削るって書きましたが、私は先に外側をある程度削ってから中を削ります。

全体のバランスを見て外側も少し削ります。

DSCN6126.JPG

このあたりから削る前の状態に比べると明らかに器らしく変化していきます。

本当は器の中の形状と外側は一致させる必要があるのですが、見た目が大事ですから綺麗ごとは言えません。せめて外側でごまかさないとね。(*^^)v

器の底(中心)の厚さが3~5mm位になると良いです。

油断すると底に穴を空けちゃうのですが、前の席で作業している方は貫通しちゃいました。(>_<)

底の厚さは、指で叩いた音と押して動くかどうかで確認するのですが、底の厚さはいい感じじゃないかと先生のチェックを受けると、まだ削れる大丈夫って指示されるんですが、追加の一皮二皮がドキドキなんですよね。

最後に高台のカドを面取りして、名前(サイン)を書いて提出します。

従来は底に竹串でイニシャル書いて提出していたのですが、今回は、「男のパン教室」に通ってるSさんに印を作って頂いたので使います。初印です!

問題は底に印を押して貫通しないか心配ですよね。(メ・ん・)?

丁度、Sさんも印を押してたので聞いてみると、底より側面の方が誤って貫通すること無いから安心だよとのアドバイスを得ました。!(^^)!

DSCN6127.JPG

と言うことで器の下部側面に印を押したのです。何か印を押すと器が立派になったように見えるのですが・・・

無事に小鉢風の1個目が完成したので、次は丼ぶりの削りです。

DSCN6128.JPG

削り前が上の写真の状態で丼ぶりとは程遠い形状です。

そして、無事に削りが完了すると・・・

DSCN6129.JPG

おー!イメージ通りの丼ぶりの形状に仕上がりました。この出来は自分でも満足です。(*^^)v

先生からも削りはバッチリ成功とのお言葉を頂きました。(^o^)/

提出した器は、この後の作品を含めて先生方が素焼(800度、8時間)を行ってくれて、7回目に釉薬をかける工程へ進みます。


今回の削りは丼ぶりもイメージ通り・・・あくまでも外見状は成功したのですが、内側が外側の形状とは程遠いのです。(-_-;)

ということで、次回は丼ぶりのリベンジです。

 

 

 


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