北海道情報大学図書館の「自動書庫システム」を見学 [我がまち江別]
先週末(12月1日)に「北海道情報大学図書館見学会」が開催されたので参加してきました。
北海道情報大学(北海道江別市西野幌59-2)は前回の「JavaScriptを用いた初級プログラミング」の公開講座で行った大学です。
1ケ月前に市の広報だったか情報誌だったか覚えてないのですが、「北海道情報大学図書館見学会」の記事があったので申し込んだのです。最近、何かに参加すると何を見て申し込んだかアンケートの設問にありますが・・・何だっけ?100%記憶にありません。(-_-;)
図書館の見学に反応したのは単純です。北海道情報大学の図書館には「自動書庫システム」が導入されて、昨年の夏から運用を開始しているのです。これは面白そうなんで即!申し込みです。
(-^〇^-)
駐車場に車を入れてから気が付きました。肝心な図書館の場所を確認してくるのを忘れました。何処かに構内の案内板無いでしょうかね(メ・ん・)?
前回の講座は「松尾記念館」でしたが、あそこには図書館ありませんでしたからね・・・駐車場近くの「eDCタワー」に入っていく人がいたのでそちらへ向かいます。
入口にフロアの説明があったので確認すると、へー、4階~6階までが図書館なんですね(*^^)v
中に入ると学生さんの案内で図書館へ入館します。ちなみに大学の図書館は手続きをすれば一般の人も利用可能です。
4階の図書館の入口で資料を受け取り階段で説明会場の6階へ上がります。6階ですが、周りには高い建物がないので見晴らし気持ちがいいです。(^o^)/
最初に説明があり、次に館内見学、最後に図書検索を体験して終了です。写真撮影はOKです。
今回の参加者は18名位ですね。説明によるとこの見学会開催は2回目だそうです。
平成元年に開校した際は15,000冊でスタートして図書館と言っても教室程度の広さだったそうです。平成7年に松尾記念館に移って7万冊、そして平成23年4月にeDCタワーを開設して12万7千冊になったそうです。
eDCタワーの4階~6階が図書館ですが、情報大学らしくPCは150台用意しているそうで、スペースが物凄く広々です。
従来型の35,000冊で他を自動書庫に入れてるのでスペースを図書の保管以外に利用できるのですね。
しかし、4階~6階が図書館なんで、今回の見学会中に何度階段を上下したことか・・・一応エレベータもあるそうです。
さあ、メインの「自動書庫システム」の見学です。
と、言っても普段見える場所は、下の写真の場所です。
受付で操作すると該当の本が入っているパレットを運んでくるのですが・・・んー凄いんでしょうが見た目は地味です。
本にはICタグが付いているそうで記念に一人1本頂きました。
上記の写真(ひものような物)に写っている多くの部分は盗難防止用のタグです。IC部分は2㎜程度でしょうか?イメージしたより小さくて驚きです。
本のパレットが運ばれると、パレットのどの辺りに本があるか表示され、書庫に戻る際にはパレット内の全ての本のICをスキャンするので本が無くなってないかチェックするそうです。
本を書庫に戻す際は本のページ数を把握してるので、保管可能なパレットを自動で持ってくるそうです。
まあ、ページ数が本の厚さとも違うので本が収まらないパレットが出てきたり、戻す際に読み取りできないICタグがありチェックでひっかかったりと細かい問題はあるようです。
本来ならミニプリンターに貸出者情報が印刷されるそうですが節電のため停止しているんだって・・・
それでは自動書庫の内部を見学とのことで1階に下ります。
何と1階から3階に自動書庫があったのです。
おー!上部に見えるのが先ほどの4階で見た場所です。
更に横を見ると・・・
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!これですよね。こりゃ圧巻です。想像していた自動書庫のイメージ通りですね。
ちなみに「自動書庫」ですが東京より北で北海道情報大学が初めて導入したそうです。しかし、そのあとに直ぐに北海道大学で導入したのでちょっと残念だとか・・・
やはり北海道大学の方は図書館の歴史も蔵書数も違いますからね。でも北海道大学はバーコードを使ったシステムだそうで、こっちはICタグを使ってるのでってちょっとだけ自慢だそうです。
最後に図書検索の体験で、図書検索して5階から本を探してくる体験です。
各人には事前に探してくる本のタイトルが指定されてます。この図書検索も北海道情報大学のHPで一般に公開されてます。
検索なんて簡単な操作ですが、それ以前に問題があります。図書館に入ってからずーっと気になってるんですが、ここにあるPCは全てアップルのマーク付いてます。
動いているOSはWindowsですが、ハードがMacです。何なのこの組み合わせは?
キーボードもマウスも分からない。(;´д`)トホホ
何とかマウス分かったが、文字の変換が分からない、やむなくサポートの生徒さんに教えてもらいます。めちゃストレスです。
ハードのデザインでMacにしたのか・・・
最後にドタバタありましたが見学会も終了。アンケートをさーっと書いて4階に向かいゲートから出るのですが・・・
記念のICタグをもらう際に、持って帰る際にゲートでアラーム鳴ると言ってましたが・・・
ブブー・・・( ̄▽ ̄;)!!
受付の学生さんがビックリしてましたが、私もビックリしましたよ。
ICタグはカバンの中にはいってます。「もらったICタグが反応したのですが・・・」
学生さんも納得って感じで手元の作業に戻ったのですが、私としては閉じたゲートをどうしたらいいのか?
結局、確認すると強引にゲートを開けて突破するそうです。
北海道情報大学の図書館見学はなかなか面白かったですね。(-^〇^-)