陶芸教室「電動ロクロ」の10日目最終日へ出席、釉掛けで教室終了です [やきもの]
江別市セラミック―アートセンター(江別市西野幌114-5)の陶芸教室「あなたもトライ!電動ロクロ」の全10回コースも最終日10回目となりました。
全10回といっても初回が6月22日ですから3ケ月です。長かったことは確かですが、作品の製作が始まってからは早かったですよね。
B班(金曜)コースは、いつもの8名で、今日は欠席者なし、講師はいつもの先生(女性3名)でーす。(^^♪
前回が8月31日なので3週間お休みでした。その間に乾燥した作品を800℃前後で焼く、「素焼」を先生が実施してくれました。私の作品は11点です。
素焼きを行うと、凄く軽くなります。
器は持った時に軽い方がいいのですが、中には重いってのもあります。明らかに器の側面の厚さが違います。
先生に削りの応援をお願いした器は軽いし、高台の形もカッコイイです。(^┰^;)ゞ
違いは歴然ですね。まあ、今更、やっぱ重かったって反省してもね。(-_-;)
高台の底部分が、識別用のイニシャルとか掘ってるのでザラザラしてます。カッターで軽く綺麗にします。
スポンジを濡らして、硬く絞って、軽く器全体を拭いて、最後に識別用のイニシャル部分にロウを塗ります。
ロウを塗った部分は釉薬を弾くので、イニシャルが見えなくなることはありません。あくまでも他の作品と識別する為です。
これで、釉掛けの準備完了です。
毎回、この釉掛けで悩むんですよね。何色にするかもそうですし、絵心も無いですし、センスも無いと、無いものだらけ・・・何とも情けない話しです。
悩むこと分かってて何も学習出来てません。o(TヘTo) くぅ
釉薬をよーく混ぜて、器を挟む器具を使って、1、2、3です。
上の写真の色ですが、これがピンクです。
Σ(゚д゚;) どう見ても白ですよね。
下の写真になると、既に、どの器が何色だったか覚えてません。(T_T)
今回、コーヒーカップ3個と1つの器だけは、中を白にして外の色を変える事にしました。
最初は全体を白の釉薬に入れて、外側の上部だけを別な色の釉薬に入れてます。早い話し絵の具の色を混ぜた状態ですね。
この頃から問題発生です。
イメージだと器の内側は大部分が白の予定が、2色目の色が想像以上に流れてます。
更に単色だと瞬時の釉薬は乾くので器を触れるのですが、色を混ぜると釉薬が乾くのに時間が掛るのです。
( ̄▽ ̄;)!! コーヒーカップに指の後が・・・
慌てて筆で色を付けますが、Σ(゚д゚;) 大変の事になってます。
最後に高台の底部分は、タオルやスポンジを濡らして拭くことで、釉薬を取り除きます。
( ̄▽ ̄;)!! 色を重ねた器は、まったく乾いてません。これも修復を試みると、泥沼状態で最悪です。
コーヒーカップ1個と器1個は、どうにもならなく先生に状況を説明・・・助けて欲しいのでーす。o(TヘTo) くぅ
後で乾いたら色を付けてみてくれることになりました。m(__)m
色を重ねたら乾くのに時間掛かるので、直ぐに触っちゃ駄目ですよ。ってアドバイス頂きました。
トホホの気分で私の作業は、午前中で終了しました。
釉薬を付けることで、器に色を付けるのと、この後の焼成しで表面がガラス質が覆われて耐水性が増します。
焼成し作業は先生方が、1230℃~1280℃の高温で焼成ししてくれます。
出来上がった作品は、10月5日からセンターで展示され、その後10月12日から作品を引き取れます。
今回の陶芸教室「電動ロクロ」で3回目になりますが、過去の2回と比べると成長した部分と、反省の部分がありますよね。
反省の方が多いかな?また、日程が合えば「電動ロクロ」挑戦したいです。(o・・o)/
【陶芸用語の補足】
菊練り、土を回転させて練り込み、土に含まれる空気の気泡を押しつぶします。
土殺し、土をロクロの上に置いて、土を上げ下げしながら、より均一にし、ロクロの中心でブレずに回転させるために行います。
しっぴき、 ロクロをゆっくりと回転させ、きり糸を巻きつけて引くと、作品(粘土)をきりはなします。
バイびき、成形前の基本練習で、同じ形の器を作り、土取りと形を作る手(指)の練習です。
汲み出し、茶碗や湯のみを直径と深さを測る為の、「トンボ」を使い同じ形の器を作ります。
成形、竹ベラやコテを当てて表面をきれいにしたり、針で口の高さを切り揃えます。
削り、ロクロにのせた湿台(しった・粘土で作った台)にひっくり返した器をのせ、 底部分、高台(こうだい)をカンナ(鉄製の道具)で削り出します。
素焼、乾燥した作品を800℃前後で焼き、下絵付、施釉、その後の装飾を容易にします。
釉掛け、素焼きした陶器の表面に釉掛け(”くすりがけ”と読む、釉薬を付けること)をし、焼くと表面をガラス質が覆い、小孔をふさぐために耐水性が増す。
焼成し、1230℃~1280℃の範囲で焼成します、釉薬を溶かし、素地を焼き締めて強固にすることにあります。