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陶芸教室「電動ロクロ」の9日目へ出席、削りで作品完成!でも疲れた1日でした [やきもの]

昨日(8月31日)は、江別市セラミック―アートセンター(江別市西野幌114-5)の陶芸教室「あなたもトライ!電動ロクロ」の9回目(全10回のコース)へ出席しました。

B班(金曜)コースは8名で10時~16時です。 今日は欠席者なし、講師はいつもの先生(女性3名)でーす。(^^♪


前日の木曜日は何たって最高気温33°で朝から暑い一日でしたよね。(^^ゞ さぞやA班(木曜)コースは大変な作業だったと想像します。きちんと確認してませんが教室は冷房付いて無いと思います。毎回先生から熱中症注意の水分補給の指示ありますし教室も暑いです。(T_T)

首に冷却タオルを付けて作業を開始します。前々回の7回目を欠席した影響は予想以上に影響ありで、大変な1日になりそうな予感です。ヾ(`・ω・´)ノ頑張るぞっ!!!

 

 

先生から朝の挨拶で、今回は「削り」です。今日中に作業が終わらなかったら明日は教室空いてるので頑張ってね。次回は「釉掛け」なので休まないようにね。との事です。

Σ(゚д゚;) 何としても今日中に終わらせねば・・・作品が11個あるんで1時間に2個完成すれば何とかなるかなあ?


「削り」作業は、下の写真のようにロクロにのせた湿台(しった・粘土で作った台)にひっくり返した器をのせ、 底部分、高台(こうだい)をカンナ(鉄製の道具)で削り出す作業を行います。

DSCN5450.JPG


まずは、ロクロに湿台をのせる粘土台を作ります。粘土で湿台を固定させます。次に湿台の上部に粘土でひっくり返した器をのせる台を作ります。文書で書くと湿台の準備はこんな感じなんですが、1年前に行なった作業なんで分かりません。無理です。o(TヘTo) くぅ


即、先生にヘルプです。「湿台の取り付け作業が思い出せません。助けて!」。先生が手際よく湿台を取り付けてくれてる間に、底の厚さは何mm、高台の高さは何mmにするのか削りの情報を入手して、記憶をよみがえらせます。(^┰^;)ゞ


器の底部分を削る為には、器の底の厚さを把握する必要があります。

DSCN5455.JPG

上の写真の器具を使って器の底を上下で挟み込むます。すると器具の右側に目盛があり器の底の厚さが分かるんです。

器を作る際に15mm程度を目安に作成しているので、多くの器は15mm前後でした。(-^〇^-)

次に、湿台にひっくり返した器をのせるんですが、中心にのせるのって難しいんです。電動ロクロなんで回転させれば中心にのってないと器の回転がゆがむのですが・・・微調整が難しいです。o(TヘTo) くぅ

カンナ(鉄製の道具)で削り高台を作ります。

DSCN5457.JPG


イメージ的には器の底が15mmなら3mmの底+高台6mmなんで約10mm必要ですから、まずは5mmは底を削り平らにします。

次に、5~6mmの高台の外側を削り、器の側面下部も内側の形状に合わせて削ります。高台の内側を高台幅4mm程度残す感じで削ります。

DSCN5458.JPG

問題は高台の内側ですが、器の底を3mm程度にするんですが、底を触った感触と叩いた音の変化で把握するんですが・・・(メ・ん・)?

器を湿台から外せば簡単に確認できますが、再度、湿台へのせるのが大変なんで音で確認します。

で、先生にチェックしてもらうと、後、1皮と2皮削ってとか、まだ、削れるねとアドバイスしてくれます。削りすぎると当然、底に穴が空いてアウトです。

そんなこんなで昼食の時間になったのですが、午前中の2時間で完成したのは削り準備もあったので3個です。残り8個。めちゃくちゃ焦ります。o(TヘTo) くぅ

昼食もそこそこに作業の再開です。(^┰^;)ゞ

DSCN5462.JPG


先生が「間に合わなかったら手伝うから焦らなくても大丈夫ですよ」を優しいお言葉です。その言葉を待ってました。(#^.^#) 即!「間に合いません」(^┰^;)ゞ

ということで、湿台を変える必要がある大きめな器を3個お願いしました。既に1個終わったので残りは4個です。

周りでは作業が終って後片付けが始まりました。14:00には殆んどの人が終了です。早過ぎです。(-_-;)

で、私も15:00に残りの削りも完了です。

DSCN5463.JPG

コーヒーカップを3個作ったので、取っ手を付けます。

その後、掃除も先生に手伝って頂いて、忙しい1日の終了です。めちゃくちゃ疲れました。o(TヘTo) くぅ


次回10回目の最後は9月21日と3週間後になります。その間に乾燥した作品を800℃前後で焼く、「素焼」を先生が実施してくれます。

そして、10回目は「釉掛け(くすりがけ)」で器に色を付けます。

以上、陶芸教室「あなたもトライ!電動ロクロ」の9回目でした。(o・・o)/

PS. 昨晩は、友人3人でススキノで飲み会でした。

アルコールも入り電動ロクロでヘトヘトな体も元気復活! 気が付くと終電も終わりタクシーで帰って来て(-_-)゜zzz… 目が覚めると朝でした。(^┰^;)ゞ

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【陶芸用語の補足】

菊練り、土を回転させて練り込み、土に含まれる空気の気泡を押しつぶします。

土殺し、土をロクロの上に置いて、土を上げ下げしながら、より均一にし、ロクロの中心でブレずに回転させるために行います。

しっぴき、 ロクロをゆっくりと回転させ、きり糸を巻きつけて引くと、作品(粘土)をきりはなします。

バイびき、成形前の基本練習で、同じ形の器を作り、土取りと形を作る手(指)の練習です。

汲み出し、茶碗や湯のみを直径と深さを測る為の、「トンボ」を使い同じ形の器を作ります。

成形、竹ベラやコテを当てて表面をきれいにしたり、針で口の高さを切り揃えます。

削り、ロクロにのせた湿台(しった・粘土で作った台)にひっくり返した器をのせ、 底部分、高台(こうだい)をカンナ(鉄製の道具)で削り出します。

素焼、乾燥した作品を800℃前後で焼き、下絵付、施釉、その後の装飾を容易にします。

釉掛け、素焼きした陶器の表面に釉掛け(”くすりがけ”と読む、釉薬を付けること)をし、焼くと表面をガラス質が覆い、小孔をふさぐために耐水性が増す。

焼成し、1230℃~1280℃の範囲で焼成します、釉薬を溶かし、素地を焼き締めて強固にすることにあります。


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