SSブログ

酪農学園大学「鳥の公開勉強会、第7回」最終日はスズメ目のオンパレードだね [バードウォッチング]

酪農学園大学(江別市文京台緑町582)の浅川教授(獣医学部 感染・病理教育群)2012年度獣医の卵達による鳥の公開勉強会の7回目がありました。全7回なので最終日となります。

毎日暑い日が続きます。(~Q~;) 暑くてもチャリならきっと気持ちいいと思うのでのんびり行けるように少し早めに家を出発します。

家を出た時から風が強く(我がまち江別は風が強いのです)ちょっと嫌な予感。チャリで気持ち良くの予定が、前から強風でさっぱり進みません。o(TヘTo) くぅ

普通ならある程度走ると風の向きと進行方向がズレると思うのですが、終始向かい風のまま、30分かかって到着です。ヽ(-ヘ-;)ノ疲れた


まずは、前回、花が咲く前のな?、それとも花も咲き終わった状態なのか分からなかった「オオウバユリ」の状態です。

(メ・ん・)? 全て写真のような状態です。

DSC_1685.JPG

 

探しても花が咲いているは無し、これは咲き終わった状態なんですね。結局、綺麗なユリの花が咲いている状態は見れないで今シーズンは終わったようですね。(´・ω・`)ショボーン

研修館1階の受付では、浅川教授が受付を行なってました。「おはようございます」恐縮です♪ヽ(・_・)ゞ

今日は最終日なので感想でも書いて欲しいと紙を渡されました。最終日なので当然ですよね。

感想はブログで毎回書いているのですが・・・手書きは得意じゃないんですよね。(^┰^;)ゞ


今日は、「スズメ目各論」で前半と後半で発表者2名です。

DSC_1686.JPG


席に座ったらチャリで燃焼したので汗が出てきます。ヘトヘト(T_T)

駐車場の車がいつもより多かったのですが、一般の出席が多いかもしれませんね。人数が多いほうが発表も気合い入っていいんじゃないかな。(^v^)

今日は発表の後に浅川教授の挨拶があり、その後、標本観察があるとのこと。

じゃあ感想を今のうちに書いといたほうがいいので、発表始まりましたがダッシュで感想を書きます。フゥー(;;´O`)=ε3疲れた

今日の「スズメ目各論」発表は私を含めて一般の人が一番楽しみにしてた各論です。(-^〇^-)

発表の学生さんも心得てるのか、バードウォッチングを行う人を意識した内容でしたね。一部の一般の方は内容に納得され大きくうなずてました。(^┰^;)ゞ

前半の発表は鳥の生態の特徴、形態の特徴を説明して観察ポイント、また、類似の識別と興味を引く構成でした。


後半の方は関西出身者でしたね。イントネーションが独特で話し方、ウケます。(-^〇^-)

「カゴぬけの鳥」と題して「動物の習性等を正しく理解し、最後まで責任をもって飼うこと」、「動物を飼うことは、動物の命を預かることであり、飼い主の方は、動物が健康で快適に暮らせるように責任がある」と言ってました。その通りですね。

時間の関係で少し飛ばしてしまったと言ってましたが、イエイエ、かなりのスピートで最後は飛ばしてましたよ。(^┰^;)ゞ

講義の後に、標本観察がありましたので、いつもの通り、何点かちょっと講義内容を織り交ぜてアップします。


前回、スズメ目は約6200種で鳥種の約60%なので標本は沢山あるだろうに見れなくて残念と書きましたが、ありました。( ̄▽ ̄;)!!沢山あります。


いつもならブログで書く内容をイメージして撮影する標本を選ぶのですが、多すぎて駄目です。無理です。o(TヘTo) くぅ

とりあえず、前半後半の各論の説明が混ざった状態です。

トラツグミです。

DSC_1687.JPG

トラの模様をもつツグミの仲間ですが、トラの模様が分かりますよね。綺麗とか可愛いいって感じじゃないですが、2年前に私も1度だけ野外観察会で撮影しました。

スズメ科で向かって左がスズメ、右がニュウナイスズメです。

DSC_1688.JPG

最近はスズメを見ること少ないと思うのですが、スズメは穀物を荒らす害鳥で狩猟対象で、農林水産省の平成20年度調査ではスズメによる農作物被害はカラスの次だとか・・・でも、スズメは有害虫を食べるので経済効果もあると説明してました。


手前左からカワラヒワ、ベニマシコ、マヒワです。カワラヒワとベニマシコは同じ位の大きさですが、マヒワは少し小さいです。野外観察会でよく名前が出てくる鳥達です。

DSC_1693.JPG


カワラヒワは種食害の農害鳥で、飛ぶと黄色の帯びが見えるそうですが標本の羽にはハッキリ黄色あります。

左がハシボソガラス、右がハシブトガラスです。くちばしが太いのがハシブトガラスで額も出っ張ってます。

DSC_1696.JPG

野外観察会では両方を見かけますが、ハシボソガラスは草原に似た開けた環境。ハシブトガラスは本来は森林性ですが人間の生活圏にいる都会のカラスです。


ということで、ゴミを食べるのはハシブトガラスです。歩き方も違います。ハシブトガラスはホッピング。ハシボソガラスは足を交互にして歩きます。

カラスは一度つがいになると一生添い遂げるんだって、これは知りませんでしたね。


ハシボソガラス(アルビノ) 白いカラスです。特に各論で説明ありませんでしたが珍しいので撮影。

DSC_1698.JPG

白いのは、メラニンの生合成にかかわる遺伝情報の欠損により、先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患です。

シメです。

DSC_1699.JPG

頭が大きく、尾が短いのでずんぐりしたイメージです。・・・確かに言われればずんぐりしてるかも(-^〇^-)

イカルです。

DSC_1701.JPG

日本産のアトリ科の中では一番大きい。確かにアトリ科には、カワラヒワ、ベニマシコ、マヒワ、シメですから写真を見てもイカルが大きいね。

エナガです。小さいね。(-^〇^-)日本にいる軽い鳥の順位は1位キクイタダキ、2位エナガ、3位ミソサザイです。

DSC_1705.JPG


セキレイ科です。左側のハクセキレイは身近ですよね。

家の前にも毎日のように来るので、歩き方も可愛いいので好きなんですが、天敵のカラスが嫌う人目の多い場所に集まるようになったそうです。

DSC_1709.JPG


セキレイは衛生害虫を食べる益鳥だったのですが、近年はムクドリのように群れになり厄介者扱いされつつあるとか、セキレイも群れになるとは知らなかった。場所によるんでしょうね。

ハシブトガラ、コガラ、ヒガラです。この辺りも身近な鳥です。

DSC_1712.JPG

やっぱ、さっきのエガラの方が小さいですね。同じく身近なヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラも撮ったと思ったけど無かったですね。

標本の写真ありませんが、ゴジュウカラは木を上から下に逆さまになって下りてくるのですが、顔を下にしているのは木をつつくのに割る力を節約するんだって、へー知らなかったです。


キビタキです。

DSC_1713.JPG

突き出た止まり木にとまっていて突然飛び出し、空中で獲物を捉えてから(フライングキャッチ)ふたたびその止まり木にもどります。


以上、もう少し撮影した気がしましたが、こんな感じでした。(^┰^;)ゞ

DSC_1714.JPG

やはり身近な鳥はいいですね。

帰りに女性3人組みが歩いてたのですが、「今日は良かったネ」と話しているのが聞こえました。


毎回最初の司会を行なってくれてた学生さんが最後の挨拶で、野鳥に関しては1年生の時に講義があったが、その後はニワトリやイネ、ネコ、うしなどの伴侶動物(はんりょどうぶつ:人間と密接な関係を持っている動物)が主になるのでと言っていたが・・・

今回、一般の人を前に資料を作成し発表したことは、学生によって確かに差は感じましたが、説明する力、伝える力を伸ばす上で獣医に限らずに役立つことだと思います。

私も、公開勉強会により知ったこと、その後調べたこともあり双方に有意義だったと感謝します。発表された皆さん、ありがとうございました。m(__)m


以上、「身近な鳥の保全医学講義」全7回の最終日でした。(o・・o)/

PS.何故か、帰りのチャリも向かい風

来るときに向かい風だったので、帰りは追い風で楽ちんで帰れる予定でしたが、風の向きが大きく変化して帰りも向かい風で、まったく進まないよ(T_T)

 


nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0