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北電の計画停電専用電話へ問い合わせ殺到報道への違和感 [エコライフ]

北海道電力が、電力不足時の万一の対策として準備を進める計画停電(対策は7月23日~9月14日の平日、8月13日~15日除く)について電話で説明に応じる「計画停電専用コールセンター」に、開設初日の2日だけで3900件の質問が寄せられたとのこと。


テレビ、ラジオ、新聞の1面までもが、「北電に質問殺到3900件」、「計画停電の問い合わせ殺到」の見出しで、このニュースを扱ってます。(-_-;)


計画停電の7月23日~9月14日って、確かに計画停電の行われる可能性の期間ですが、節電をお願いしている期間なんですよね。何か節電を飛び越えて計画停電の話しが主になってて違和感あります。(-_-;)

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ということで、昨日、今日の報道に違和感あるので、スッキリしない気持ちを書いてみました。一応、私は北海道電力の回し者でも、関係者でもありませんから・・・(#^.^#)


見出しでは、「質問殺到」と大見出しにしてますが、質問の多くは、自宅がどのグループに属するかの問い合わせとのことです。

そりゃ新聞折り込みで配布された計画停電の「月間カレンダー」には、期間中、各グループでどの時間帯に停電させるか、詳細な「時間割」が掲載されましたが、カレンダーを見ても、各世帯がどのグループに所属するかは分からないのだから、3900件位の騒動(問い合わせ)になる結果は想像できたと思うんですがね。

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朝のラジオでも何度か「北電に質問殺到3900件」を話してましたが、某アナウンサーが、自分も昨日の初日に「計画停電専用コールセンター」に電話したんだけど5分位は「混み合っている」のアナウンスが流れて待たされたよ。今日も繋がりにくいんでしょうね。と話してるんですが・・・

で、何の理由で電話したかと言うと、自宅のグループ番号が分からないからって言ってるけど、その直前にグループ番号は、次回の検針票で通知されるし、ほくでんHPでも検索できるって説明してたじゃないの。このアナウンサーは100%ネット使えるんだから本当に電話で確認する必要性あったのかよ?


それと、昨日の夕方のテレビでは、街頭インタビューやご意見募集の内容を伝えてましたが、質問が「月間カレンダー」を新聞折り込みで配布した関係で「月間カレンダー」を見せて知ってますか?とか「計画停電」の準備をしてますか?とかです。

街頭インタビューも番組への意見も、100%が否定的な方向での回答です。

「月間カレンダー」を知らない。「月間カレンダー」の見方が分からない。「計画停電」大変なのは企業で家庭には関係ないんじゃない。家庭が節電する前に企業や交通機関など節電が不十分だ。北電のお客様電話に何度電話しても繋がらないので節電に協力する気がなくなる。


何か違うんじゃないのって思います。・"(>0<)"・

「月間カレンダー」の認知度低いことを伝えたいなら「月間カレンダー」の入手方法や見方を伝えるべき。「計画停電」の準備っていうけど、節電を進めている状態で、節電方法と停電準備じゃ行う内容が違うでしょうと思います。

結局この番組をは、道民の声を伝えただけで終わってるので、放送に違和感を感じるんです。

最後に、「計画停電」が本当に行われるのかのに対する北海道電力の説明が新聞に出てました。

火力発電所の故障や北海道と本州を結ぶ海底ケーブルが使えない場合など、トラブルが重なった場合を想定し「実施する確率は極めて低い」と説明している。

Σ(゚д゚lll) 北海道の7%節電との関連性はないのかよ。

これだもの、新聞の別なページには、JR北海道は平均4%節電策(公共交通機関は節電要請の例外扱い)、仮に道内電力予備率が3%を下回って需要ひっ迫警報が発令されても既存のダイヤを維持する。って載ってました。


多分、実際に計画停電が実施された時に、政府・北電の7%節電要請と計画停電の関係性がハッキリしない限りは、不信感は消えないかな。ヽ(´Д`;)ノ

以上、昨日、今日とちょっとイラっとしちゃったんでダラダラと書いてみました。(-_-;)

 


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