Nikon J1でFT1にNIKON 300mm f/4D IF-EDの装着を試しました [デジタルカメラ]
前回の続きで、Nikon 1 J1にマウントアダプター FT1を装着して、NIKONレンズを試します。
NIKONの2本目は、Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED を試します。
今回のレンズは、ズームではなく単焦点レンズです。
このレンズは、テレコンバータを装着できますので、単体とテレコン装着時を試します。
D300sに単焦点レンズ300mm f/4Dを付けると、DXフォーマットで1.5倍で450mm、それが、CXフォーマット2.7倍ですから810mmになります。
810mmは前回試したZoom-Nikkor 70-300mmの最大長と同じです。
保有しているテレコンは、Ai AF-S TELECONVERTER TC-14E II、AF-S TELECONVERTER TC-20E IIIの2本で、1.4倍と2.0倍になります。
D300sに単焦点レンズ300mm f/4D+TC-14E IIを付けると1.4倍で420mm、DXフォーマットで1.5倍で6300mm、それが、CXフォーマット2.7倍ですから1134mmになります。
D300sに単焦点レンズ300mm f/4D+TC-20E IIIを付けると2.0倍で600mm、DXフォーマットで1.5倍で900mm、それが、CXフォーマット2.7倍ですから1620mmになります。
D300sにSIGMAのAPO 150-500mm+2x EX DGを付けると2.0倍で1000mm、DXフォーマットで1.5倍で1500mmですから、今回の1620mmが現時点で最長の組み合わせになります。
実は、今回Nikon 1 J1 + アダプターFT1 + TC-20E III + Nikkor 300mm f/4D の組み合わせが、バードウォッチングでデジタルスコープの代用になると期待しているんです。
露出モード、フォーカスモードは、当然かもしれませんが、前回のZoom-Nikkor 70-300mmの結果と同じでした。また、TELECONVERTER TC-14E II、TC-20E III装着時も同じ結果です。
露出モードは、P、S、A、Mが選択できます。おまかせシーンにしているとP(プログラムオート)に切り替わるようです。
フォーカスモードはAF-S(オートフォーカス:シングル)とMF(マニュアルフォーカス)が使えます。AFエリアはシングルポイントのみです。
フォーカスモードはAF-Sに切り替わるようで、MFへの切り替えはJ1本体のMENU設定を変更せずに、レンズ側での切り替えだけでOKです。
今回の組み合わせだとレンズのサイズも大きく、三脚を使う前提になるので、MFでピントを合わせる操作も問題ありません。撮影対象がある程度大きいならAF-Sも使えるかもしれませんが、主はMFでしょうね。
D300sにSIGMAのAPO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM + 2x EX DGを装着した状態と比較してみましょう。ちなみに重さはズッシリ3.2Kgです。
共にレンズが大きので、見た目は、そんなに違いないように見えますよね。(^┰^;)ゞ
違わないと言ってもJ1にアダプターFT1 + TC-20E III + Nikkor 300mm f/4D は重さ2.3Kgなんで、0.9Kgも軽量なんです。
この重さなら三脚なしでも体力的には問題なしなのですが、なんぜ1620mmです。1脚でも画像は安定しません。三脚は必須です。ヽ(´Д`;)ノ
最短撮影距離 1.45m のままです。なので、Zoom-Nikkor 70-300mmで撮影した約3m程の離れた窓際の全長2.4cmのジオラマ模型(車)も撮影可能です。
前回の 300mm(CXフォーマットで820mm)です。
こちらが、600mm(CXフォーマットで1620mm)です。
(;゚Д゚)! ジオラマ(車)の細部まで撮影できますね。
最後に、何度か使用している窓から遠くに見えるお寺を撮影してみました。
300mm(CXフォーマットで820mm)です。
こちらが、420mm(CXフォーマットで1134mm)です。
最後に、600mm(CXフォーマットで1620mm)です。
こちらの1620mmの世界は、次回のバードウォッチング野外観察会で持参する予定です。