四季の道(江別の遊歩道)を散策 [我がまち江別]
江別には、遊歩道が2つあります。今回は、江別駅近くから始まる、四騎の道を散策してみました。
元は北海道電力江別火力発電所専用線です。私の記憶でも昔、国道12号線を岩見沢方面から札幌へ向かうと、江別市内に入ると、国道を線路が横断しているので違和感を思えています。当時は何の線路か知りませんでしたが・・・
四季の道の距離は約1.7Km。4つの四季のゾーンに分かれています。というような四季の道に関する知識はあるのですが、江別に住んでいて、四季の道を歩いたことありません。(^^ゞ
晴天です。(^v^)奥さんを誘って、一眼レフカメラをリュックに入れて、自転車で四季の道の入り口を目指します。
私は、簡単な地図で目星を付けて、江別駅側の「四季の道」の始点に向かいます。奥さんはちょっと遅れて出発です。(メ・ん・)? 確かこの辺なんですが、始点が見つかりません・・・
奥さんからケータイに連絡です。12号線で待っていると連絡ありました。始点に興味ないのね。o(TヘTo) くぅ
やっと発見しました。1.7Kmの線路跡地とあるので、幅広い公園をイメージしてたら、えって感じです。幅は想像以上に狭い・・・
ここに自転車を置いて歩きます。
まずは、★春のゾーンにはアスレチック。
アスレチックって、どれって感じのまま、春ゾーン終了です。早くない?(T_T)
春ゾーンの終点は、国道12号線で、奥さんと合流。(-^〇^-)
モニュメント「春風の道」があります。国道の側に、こんなのあったのね。車で走ってたら絶対に気が付かない。
側にパン屋さんがあります。「ベーカリーマルリ」、以前に入ったことありますが、横が「四季の道」だったんですね。
あとで、ベンチで食べるパンを買って出発です。奥さんは自転車を押して行くようです。(^┰^;)ゞ
国道を横断するのに、押しボタン信号押すが、んーなかなか信号青にならないよ。(T_T) かなり待ちました。・"(>0<)"・
★夏のゾーンのホタル。
モニュメント「ワンモア・タイム」で、記念写真です。カシャ♪
水遊び場?
水が湧き出てるんですが、下水道が溢れてる感じ(-_-;)
写真、撮りませんでしたが、この流れた水が、地面に入る口様子は、まるで排水溝なんです。
ここからがホタルの場所ですね。(-^〇^-)
ここは、ヘイケボタルが生息しているみたいです。
成虫になると何も食べないで、取るのは水分だけ。寿命は、およそ2週間なんだって。
水が汚れてるかと思いましたが、土が赤色で、とても綺麗な水が流れています。是非、ホタルの時期に訪れたいです。
モニュメント「環」です。
★秋のゾーンでは江別発電所当時のディーゼル機関車。
おー、今日の一番の期待は、このゾーンだったんです。(≧∇≦)/
ディーゼル機関車と石炭貨車(セキ車)です。
江別駅から発電所までの引込線は約2K、この小さなディーゼル機関車で、12、13両の貨車を引っ張ってたんだって。
セキ車は、1両で30トンの石炭を積みます。1日に80両のセキ車が石炭を運んだそうです。
これは、12万5千キロの蒸気タービンです。1分間に3000回転。
手前が、石炭を粉にする、微粉炭機(ミル)、奥に立っているのは、しゃ断器で、名前の通り、作業や事故の時に電気回路を切るスイッチです。
★冬のゾーンには時計台「夢のかけ橋」。
んー、モニュメント「?のゆりかご」って、モニュメントの説明石が破損してて読めません。
今までのモニュメントは、1993年設置ですが、最後のモニュメント「夢のかけ橋」だけは、平成3年とのことです。
ゆっくりと写真を取りながらの散策でしたが、もう、片道、1.7Kmの終点です。(;゚Д゚)!
終点の先には、花の苗の直売所がありました。結構な賑わいです。
自転車を押して歩いてきた奥さんは、花の苗を買って、自転車のカゴに乗せて、さあ、戻りましょう。
帰りのベンチで、途中で買ったパンを食べましょう。私は、くまさんのチョコクリームパンです。
くまさんパン、美味しーい♪これは、イチオシです。(-^〇^-)
ということで、帰りは、来た道を戻り、散策終了です。
以下は・・・北海道電力㈱江別発電所の歴史
昭和9年、当時の北海道電燈㈱により江別町対雁(ついしかり)の地に、発電所の建設が始められる。
昭和10年、社名を大日本電力㈱に変更、12500KWの発電設備が完成。その後、昭和29年、最後の増設で発電機4台、7万KWの発電所として活躍する。
会社名、日本発送電㈱を経て、昭和26年、北海道電力㈱へ引き継がれる。
新江別発電所は昭和35年に着工し、昭和40年、12万5千KWの発電所となる。昭和47年苫小牧共同発電㈱2号機が運転開始するまで、北海道最大発電所でした。
昭和47年、設備老朽化で出力7万KWは廃止撤去、更に、新江別発電所も老朽化には勝てず、平成元年、順次発電設備を廃止し、平成3年3月、55年間の歴史を閉じる。
引込線は発電所の廃止により廃線。線路跡は遊歩道「四季のみち」として整備されます。
江別市とともに歩んで来た発電所機器の一部をここに展示し、江別発電所の記念としました。