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Nikon 1 J1のバッテリーをロックするツメが折れる [デジタルカメラ]

Nikon 1 J1のバッテリーをロックするツメが折れてしまいました。(-_-;)

DSCN2320.JPG

 

バッテリーをマウントする底部分にはバッテリーを排出する為のバネが付いているので、バッテリーを奥に差し込んだらツメでロックして裏フタを閉める構造です。

DSCN4390.JPG

バッテリーを交換する際には、ツメを持ち上げるとバッテリーが排出されるのですが、このバネが少し強いんじゃないのって気は当初からしてたのですが・・・何かネットでもツメが折れたとか書き込みを以前に見かけた記憶あります。

ちなみに私が持ってる他の機種ですが、D80、D300sはバネなんか付いてませんが、バッテリー取り外しに不便を感じた事ありません。COOLPIX S3500もバネが付いてますが、J1のバネに比べると弱いと思いますが、こちらも問題ありません。

何でバネの話にこだわるかといいますと、ツメが折れても結局は裏フタを閉めるので使用上で問題なければ良いのですが、バネが強い為に裏フタを閉めただけでは電源が入らないのです。想像するに内部でバネに押されて接点部分と微妙に接続できなく、電源が入らないと思われます。意図的に裏フタを指で押してやれば電源が入るのですが、力を弱めると電源が切れるので、これじゃ使えないのです。ところが何故か予備で購入した互換バッテリーは裏フタを閉めただけで使えるのが不思議です。

純正と互換バッテリーでは、サイズも重さも同じなんですが、極サイズの違いがあるようで、。互換バッテリーを装填した時の感触が純正と異なり、また、互換バッテリーは純正のようにバネの力で排出されません。その事が裏フタを閉めただけで使える原因のようです。

といってもJ1のバッテリー消費は大きくて、動画など撮影すると直ぐにバッテリーが切れてしまうので、両方のバッテリーを使いたいので、折れたツメを放置することは出来なく・・・

そこで瞬間接着剤で折れたツメを修理してみました。

DSCN3910.JPG

接着部分が小さいので、何回かバッテリーを出し入れてしている間に、接着部分からツメが外れたりもするので、再度、瞬間接着剤で付けて使うを何度か繰り返してました。まあ、不便を感じながらも使えてたので、これはこれで納得して使ってたのですが・・・

先日の黒岳を登った際に、暑くなったのでジャンバーを脱ごうとした際に、誤ってカメラのストラップが外れて地面にカメラが落下、その弾みで裏フタが開きツメの接着部分が取れて、折れてたツメが外れて無くなったのです。( ̄▽ ̄;)!! これも瞬間接着剤で付けてる時点で、起こるべき結果と思ってましたから、折れたツメが飛んだであろう地面をチラッと探したのですが、直ぐに諦めました。

まあ、折れたツメが無くなった事で、諦めて修理に出すかって気にもなりますからね。

という事で、週末に札幌へ出かける用事があったので、ニコン札幌サービスセンター(札幌市北区北7条西4丁目3-1新北海道ビルヂング2階)へ立ち寄って来たのです。

DSCN4391.JPG

既にJ1は標準レンズの1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6の不具合で3回も訪れてるので、「またJ1ですか?」と思われるのかなあ?などと思いながら・・・

「バッテリーをロックするツメが折れたんですが」と説明します。

チラッとボディを見て「ここでは修理出来ないので、預かる事になりますが、よりしいですか?」、そうなるだろうと思ってたので問題無い事を伝えます。

パソコンで何やら調べているようで、待っている間に修理費用は2千円位だろうか?3千円っていわれたら修理するか微妙だなあ?と色々なケースを想定します。

「修理費用ですが、一律料金でして、1万3千・・・」

(メ・ん・)?

想定外の金額を伝えられ瞬時に状況を理解できません。ボディーを外さないと交換できないのは理解できますが、どう見てもプラスチックのツメを交換するだけですよね?

「えっ?1万3千・・・」

「はい、一律料金なんですが、約1万4千円と思って下さい」

たったプラスチックのパーツ交換に1万4千円って、思わず私は固まってしまいます。「・・・」

私の驚きに受付の方は「多分、安くお買いになったなら修理代金の1万4千円は高いと思われるでしょうが・・・」

安いってどういう意味なんでしょうか?

心の中では「こんなツメが折れるなんて構造上の欠陥でしょ!その修理に1万4千円って、納得出来ないでしょ。゛(`ヘ´#) ムッキー」と思うのですが、そんな事は口に出しません。

「いやJ1既に型式は古いですが、発売されて直ぐに買ってますから安く買った記憶ありませんが、それにしても、いまさらJ1の修理に1万4千円を払おうとは思わないので、修理は止めます」と伝えると、受付の方も、そうですよねって表情に感じたにですが・・・

という事で、修理は断念して、カメラを受け取り、サービスセンターを出たのでした。

家に帰って奥さんに話すと「それは1万4千円は高いね。今なら1万4千円で買えるんじゃないの?」といわれたもので、さすがに1万4千円は無理でしょうと思いながらもAmazonで調べると、意外とJ1の新品が現在で買えるもんでして、J1ボディが21,800円で売ってました。確かに修理代+αで買えます。

といっても、いまさらJ1を買うなんて事はあり得ませんが、さすがに、このままじゃ不便なので、いいアイデアを思い付きました。(#^^#)

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純正バッテリーの底(ボディの裏フタ側)に両面テープで紙を貼ってみると・・・

DSCN4393.JPG

これで問題無く電源が入り使えるようになりました。ラッキー!

裏フタを指で押してやると電源が入ったので、バッテリーの底に紙を貼れば同じじゃないかと思ったのですが。作戦成功です。これで今しばらくはJ1も現役で使えそうです。

以上、Nikon 1 J1のバッテリーをロックするツメが折れたといいますか、簡単に直る気分で修理に出そうと思ったら、その修理に1万4千円かかるとは驚きです。一律の修理代金という仕組みが、どのような修理範囲なのか不明ですが、普通に使っててツメが折れるなんて、これ構造の問題あると思います。何か納得出来ないのは、私だけなんでしょうか?

 


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