のんびり列車で巡る北の大地2500kmの計画編 [ローカル列車の旅]
マイカテゴリーに「ローカル列車の旅」を追加したのですが、まずは、その計画編です。(^^♪
この「北海道ローカル列車の旅~のんびり列車で巡る北の大地2500km~」という本との出会いが、この計画の原点になります。本を手にしたのは2年程前だっただろうか?
著者:フォトライターの原将人氏が、のんびり旅をキーワードに「ローカル列車」の旅を紹介するのですが、そのいくつかは時刻表を見ていて「?」と疑問を抱いた列車や駅なんです。その疑問に共感する部分が多々あるのですが、著者は、実際に出掛けて、乗って、自分の目で見ながら北海道2500kmをローカル列車で旅をするのです。
当然ですが共感した私としても行きたい!乗りたい!気分は高まるのですが、なかなか現実は大変ですよね。一番大変なのは時刻表を見ながら調べれば調べるほどに、ローカル列車の旅は時間を要するのです。
しかし遂に実行を決断しました。(^O^)/
7月から時刻表と格闘しながら計画を練っているのです。ヾ(`・ω・´)ノ頑張るぞっ!!!
出発のXデーとして予定を確保したのは、8月30日から一週間です。残念ながらこの期間を要しても北海道2500kmをローカル列車で制覇する事は出来ません。別に一度で周る必要はありませんから企画をスタートしたという事は、あとは積み上げるだけですから・・・ある時に北海道2500kmをローカル列車で旅するを達成できるのです。スタートしなければ始まりませんからね。
ところで、今年は5月に木古内駅-江差駅間 (42.1km)が廃止になってますが、本のサブタイトルにもある「北海道2500km」って、現在は何キロ何でしょうか?この疑問を解決せねば旅の全容を把握できません。
まずは、時刻表から実際に乗車可能なローカル線の時刻確認と距離の算出です。
江別-岩見沢-深川-留萌-増毛 152.4km
深川-旭川-名寄-音威子府-稚内 289.6km
旭川-美瑛-富良野-帯広-釧路-根室 483.9km
釧路-川湯温泉-網走-北見-旭川 406.8km
滝川-富良野 54.6km
新得-トマム-新夕張-夕張 105.5km
新夕張-南千歳-新千歳空港 45.6km
南千歳-札幌-江別 65km
札幌-小樽-長万部-函館 286.3km
五稜郭-木古内-津軽今別 112.6km
長万部-東室蘭-室蘭 84.2km
東室蘭-南千歳 85.2km
苫小牧-様似 146.5km
岩見沢-苫小牧 75.8km
札幌-新十津川 78.1km
時刻表から抽出と計算違いがある可能性ありますが、調べた最新の営業キロ数の合計は、 2,472.1kmです。今年の廃線で2,500kmを切ったんですね。それでも北海道は広いです・・・w( ̄o ̄)w オオー!
北海道ローカル線の旅を難しくしているのが、上記の抽出から何点か分かります。
なんといっても本線が一部しかループ状に結ばれていないのです。まずは江別を出発して北上して稚内を目指すにしても、途中の留萌本線(66.8km)で増毛に立ち寄ろうと深川から終点の増毛に向かうと、増毛から深川に一旦戻って、次に深川から旭川へと距離数がカウントされます。これは旭川から宗谷本線(259.4km)も同じで、終点稚内に到着すると、そこから259.4km旭川まで戻って、新たな線路を走る事で距離数がカウントされます。( ̄▽ ̄;)!!
他にも、旭川から富良野本線で富良野に向かい富良野から根室本線で、道東の釧路・根室を目指すのですが、ここだけのルートでは根室本線の滝川と富良野間が欠落してるので、別途、滝川~富良野を走るルートが必要です。
行き止まりとしては、札幌から新十津川、苫小牧から様似も列車の時刻を考慮すると、共に1日を要する難攻不落の本線なのです。他にも夕張、室蘭、新千歳空港と微妙な距離を入るのも距離以上に面倒です。(;´д`)トホホ
ちなみにJR北海道の最南端の駅が青函トンネルを通り抜けた先にある「津軽今別」も12:39に到着して15:45発で戻る1チャンスしかない秘境駅です。
考えただけで無理と理解したので計算してませんが、今回の旅に確保した時間は1週間なので、この時点で、今回の期間内に2,472.1kmを走破するのは不可能と判断しました。実際には3,000kmは軽くオーバーする距離を2週間近く要して乗らないと走破できません。Σ(゚д゚lll)
全体が見えたので、今回は先に抽出した道北、道東を第一弾として制覇する事にしました。江別-深川-増毛、深川-稚内、稚内-旭川-富良野-釧路-根室、根室-釧路-網走-北見、北見-旭川-滝川-トマム、トマム-新夕張(夕張)-南千歳(新千歳空港)-札幌-江別です。
計算してみると、1,603.4km走破するのですが、乗車距離は、2,218.7kmと堂々の2千キロ超えです。
これローカル列車の普通料金といっても結構な金額になるにで、最初は一度は買ってみたかった56歳にして「青春18きっぷ」です。
これ発売期間が8月31日までで、使用期間は9月10日まで、そして金額も11,850円で申し分ないのですが、使用できるのが5枚ですから5日と期間が不足です。不足は普通の乗車料金にするか、または期間を短縮して別な機会にするか・・・
次なる候補を発見です。それが、「北海道&東日本パス」です。
発売日が9月24日までで、使用期間が9月30日まで、そして金額は10,290円で7日間普通列車乗り放題です。
今回の日程にピッタリ使える切符です。(^O^)/
決まったら気分を盛り上げようと昨日、切符買ってきました。
この最強切符があれば、JR北海道だけでなく、JR東日本を含めて7日間乗り放題で、東京だって行けるのです。
調べたら乗車開始日を指定して、そこから連続して7日間使用できるとの事です。パンフレット持参して、いつも利用する近くの駅で、「この切符を買いたいのですが・・・」と伝えて買います。
パンフレットを見せるのが説明不要で楽ですからね。
係りの人が少しだけ操作パネルから「北海道&東日本パス」を見つけ出すのに悩む様子を見ながら少し待つと切符が発券されました。
お金を払いながら・・・あれ?確か乗車開始日を指定すると書いていたはずなのですが、開始日を聞かれてません。
「この切符は乗車開始日を指定するんですよね」と確認すると・・・その通りとの事で、今日から1週間利用できますとの想定外の答えです。・"(>0<)"・
いやいや、説明不足でしたと謝りまして・・・8月30日から乗車したいのですと発券をやり直して頂きました。
危なく使う前に有効期限切れになる切符を買うところでしたね・・・w( ̄o ̄)w オオー!
以上、JR北海道ローカル列車の旅、のんびり列車で巡る北の大地2500kmの計画編でしたが、とりあえず「北海道&東日本パス」の切符を購入したので、これから9月号の時刻表を買って最終のタイムスケジュールを作成したいと思います。宿泊先も手配したいですね。