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夕張バスで行く 夕張SL館雪おろしツアーに参加してみました [鉄道関連]

昨日は、「夕張バスで行く 夕張SL館雪おろしツアー」に参加してみました・・・そして朝からお尻の骨盤を中心に痛いです。(;´д`)トホホ

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催行日:2014年1月19日(日)、募集定員:30名、参加費:3,000円、昼弁当・保存会オリジナル豚汁・温泉入浴付き
主催:夕張旅行センター江別営業所、企画:三菱大夕張鉄道保存会

先日、このイベントの存在を新聞で知ったと思うのですが、もしかすると偶然ネットだったか?実はよく覚えてないんですが、とりあえず申し込んだのは締め切りの1月15日でした。(^┰^;)ゞ

乗車場所は何ケ所かあったのですが近場の夕鉄バスの野幌ターミナルを希望しました。プラスチックかアルミ製のスコップ持参して欲しいとの事だったので、自宅にあったプラスチック製のスコップを持参して野幌ターミナルに行きました。

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ここ野幌ターミナルは先日のブログで「夕張鉄道線の名残、腕木式場内信号機」で紹介した場所です。夕張鉄道線の話を書いて、今回の「夕張バスで行く 夕張SL館雪おろしツアー」ですから何か偶然の巡り合いですね。

バスに乗車して三菱大夕張鉄道保存会の世話人の方から説明あったのですが、今回のお金を払ってまで雪おろしに参加する奇特な人は19名だそうです。その他に現地集合の保存会の人が13名程度と夕張市の役所の方で実施するとの事です。

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このツアーは、夕張石炭の歴史村の一施設として夕張市所有、石炭の歴史観光が運営していましたSL館の屋根の雪おろしを行うバスツアーだそうです・・・実は私は夕張には夕張岳へ登山とマウントレースイへスキーに訪れたことありますが、「夕張石炭の歴史村」名前こそ知ってますがSL館なんて存在も名前すら知らないで参加してます・・・w( ̄o ̄)w オオー!

バスの中ではお土産を頂きまして、何と当時のSLの写真が使われている2014年カレンダー(500円)と「音の記憶、汽笛の響いた街・夕張」のCD(1500円)です。(^^♪

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このカレンダーですが野幌ターミナルで発売中ってポスターが貼ってたので、買おうかなあ?と迷ったのです。もしかしたらカレンダーもらえるかもと思って買うの止めたのですがラッキーです。

さらにCD嬉しいです。この音源はNゲージの蒸気機関車の動画撮影時の音源に使えそうです。

バスは野幌ターミナルから1時間30分程度(札幌大通から乗車された方は2時間30分です)かけて夕張石炭の歴史村に到着しました。

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ここから徒歩での移動ですがSL館まで7~8分程度要しました。

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ここ石炭の歴史村観光は平成18年に倒産、夕張市は平成19年に財政再建団体に指定され、同年、SL館の指定管理者は1年を待たずに指定管理を返上、事実上、運営管理がなされない施設となったそうです。

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SL館内には夕張鉄道21号機や三菱大夕張鉄道NO4など、夕張に由来する極めて貴重な蒸気機関車や客車が遺されているそうです。この貴重な車両たちを雪害から守るために平成21年より三菱大夕張鉄道保存会が企画、夕張鉄道株式会社夕張旅行センター江別営業所が主催するSL館雪おろしツアーを企画して今年で6回目となるそうです。

雪おろしが雪害に効果あるのかとも感じてたそうですが、昨年は暖気でツアーが中止になったのですが、結果、屋根からの氷で一部の壁とガラスが破損した事により、効果が証明されたんじゃないかと話されてました。

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おー!これがSL館ですか・・・

既に現地組の方が雪おろしを始めています。それにしても何でこんな外れに・・・こんな施設を作ったのか?私はもっと駅の近くに保存施設があると想像していたのですが、これは保存施設じゃ無くて石炭の歴史村のテーマパークの施設としての発想だったんですね・・・w( ̄o ̄)w オオー!

実は私はこの施設を最初に見て勘違いしました。上記の写真ですが施設の横にSLが野外展示されてると思ったのです。冷静に考えると大きさから実物のSLであるはず無い事は一目瞭然なんですが・・・

屋根の雪は下に落とすだけなので、ここから見ると意外に簡単といいますか楽に思えました。

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ハシゴを使って施設の屋根に登るのですが相当高いです。ハシゴを登るのが一番緊張しました。Σ(゚д゚lll)

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ちなみに私は相当な雪を想定して、長靴で無く、スノーシュースタイルでスノトレにオーバーシューズとスパッツを装着しました。手袋は家の除雪用にと今シーズン購入した工事用の手袋なんですが、この手袋は防寒用のゴム手袋でめちゃくちゃ威力発揮しました。(#^^#)

屋根に登ると、そこは下から見るのとは別世界です。

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皆、雪の中に埋まって作業しています。( ̄▽ ̄;)!!

この雪の量伝わるでしょうか・・・持参したスコップよりも積雪の方が多いのです。

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途中で聞いた話ですは積雪は1m50cmあったとか・・・

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上記写真は作業開始後の1時間を経過した時点です。想像を超える過酷な作業です。雪の表面は柔らかいのですが、柔らかいの表面の30cm位で直ぐに固くなります。プラスチック製のスコップじゃ厳しいです。

私の横で作業していた人のスコップは開始して直ぐに折れました・・・そして私の持参したスコップも午後の作業でバキッと折れました。( ̄▽ ̄;)!!

実は私のスコップも作業開始後の早い段階で怪しい音がしていたのです。ですから折れないように無理な力が入らないように注意しながら使ってたのですが、逆にその事が体の負担を軽減したと思ってます。今朝もお尻の骨盤を中心に痛いのですが昨日の帰宅時からすると相当に楽になりました。(#^^#)

昼は施設の中で昼食なんですが・・・

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当然ですが電気もなく暖房も無いので寒かったです。この寒さで温かい豚汁は嬉しいです。目の前のSLを見ながらの昼食です。(^^♪

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豚汁の湯気が立ちのぼってるのが写真でもハッキリ分かりますよね。(^┰^;)ゞ

昼食の後は、現在は見学する事が出来ないSL館の内部を見る事ができます。

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HOゲージのジオラマが残ってました。タイトルが世界の鉄道と書かれてましたが、夕張の歴史を思わせるジオラマじゃない辺りが・・・ウケます。

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室内には2両の蒸気機関車と客車が展示されてました。

夕張鉄道II型14号機関車です。(^^♪

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夕張鉄道の急こう配を走らせるため、8630型のエンジンと9200型の足回りと組み合わせ、夕張鉄道と日立製作所の技術者が共同で作ったものです。

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三菱鉱業鉄道4号機関車です。

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4号機関車は国鉄の9600型です。

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廃車になるまで石炭貨車を引いて走ってたんですね。

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一通り見学を終えて、私はここを訪れた際の光景を思い出しました。そう言えば施設の横にあった機関車は・・・

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表に出ると当然ですが、施設の一部として巨大な蒸気機関車のオブジェといいますか・・・・

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こんな外見の施設を作るのにも相当な投資があったんでしょうね。

午後の作業は急速にピッチアップして見る見る内に雪が無くなり作業完了です。(^O^)/

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屋根から落した雪が屋根の高さまで到達しています。

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昼休みに屋根から降りる際もそうだったのですが、ハシゴって登るより降りる方が難しく感じたので、屋根から降りる際には屋根から雪にジャンプして下りました。

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雪おろしも無時に終ったので、帰りは夕張の「夕張温泉 夕鹿(ゆうか)の湯」で疲れを癒します。

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温泉を終えて帰りのバスでは夕張の教育委員会の委員長からのプレゼントとの事で缶コーヒーと干支のお土産を頂きました。m(__)m

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早速、干支のお土産は玄関に飾らせて頂きました。

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以上、初めて「夕張バスで行く 夕張SL館雪おろしツアー」に参加した様子でしたが、機会があればまた参加したいと思います。

ちなみに昨日は、帰宅して頂きましたCDでSLの音を聞きながらカレンダーを見てお酒を頂きましたが、思い掛けないお土産で夜のひと時を満喫できました。(^^♪

 


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