私の好きな場所、江別の千古園は私のパワースポットなんです [我がまち江別]
江別にある、私のオススメの場所、道道江別恵庭線(道道46号線)沿いにある千古園(東野幌375)に関して書いてみたいと思います。(-^〇^-)
江別の桜の名所のひとつで、春に「我がまち江別のお花見どころを巡ってみました」でも紹介しましたが、桜の木としては、エゾヤマザクラを中心に桜の古木が数本あるだけですが、手入れされた庭園の風情が素晴らしいです。(-^〇^-)
江別の歴史を遡ること明治の話です。屯田兵の開拓とほぼ同じ頃に「北越植民社」という民間会社が江別の開拓に乗り出します。
「北越殖民社」は、空知・月形町や十勝・音更町などでも事業を展開しましたが、一番大がかりな農場経営は江別市野幌地区だったそうです。
明治22年、「北越植民社」社長の大橋一蔵が急死。関矢孫左衛門が後を引き継いで2代目社長になります。その後、60年余りの活躍の中で、一番大きな開拓は、野幌地区JR南側(札幌方面から江別へ向かうと右手)と言われていますが、戦後農地改革の昭和23年までその活躍は続きました。
野幌地区JR南側をそのまま東野幌方面へ進むと千古園があります。その千古園が関矢孫左衛門の住居跡地で、関矢孫左衛門の爪、髪などを埋葬した留魂碑があり江別市の指定文化財になっています。
車を駐車場に止めると千古園の正面ではなく横から入るイメージです。最初に目にするのは、「キタコブシ」です。樹齢180年で、同種では江別市内で最も古木かつ大木です。
大木を支える補強用の木もあり、ちょっと痛々しいのですが、直径98cmは、長老の迫力は健在です。
その近くにあるのは、「ブナ」です。樹齢120年ですから、まだまだ若さを感じる大木です。
この大木をどう撮影すれば伝わるだろうか・・・
樹高25mは江別市内でも稀な巨木です。私が一番好きな大木で何か心が温まるんです。そっと手を添えるとパワーを感じます。ワクワク(^^♪
千古園の中程にあるのが、「イチイ」です。樹高12m、直径52cmと、一見迫力ありませんが、Σ(゚д゚lll)樹齢210年です。
江別市内の公園では有数の古木、高木なんです。
そんな樹木の中を、時間を忘れて気長に待つと・・・エゾリスが現れます。(#^.^#) エゾリスを見る秘訣はのんびりと待つ忍耐だけです。(^^ゞ
エゾリスを確実に見るには早朝です。エゾリスはめちゃ早起きで活発に動き食事タイムです。
そんなエゾリスを撮影するのに早朝から駐車場は沢山の車です。最近はエゾリスにエサ(クルミやひまわりの種)を与える人が多いんです。エサを与えるといっても木の幹とかに置くんですが、与えることを目的にする人や、エゾリスを撮影するのに撮影ポイントへの誘導する目的で置く人もいます。最近は過剰になってるようで私はイヤです。o(TヘTo) くぅ
千古園に入ると気がつくのは多数の観音像です。
以前、郷土資料館周辺の「第一回、再発見・江別探訪」で、光雲寺(江別市緑町西2丁目2)境内には、「三十三観音」が移転安置されています。と紹介したのですが、ここ千古園にあるのも「三十三観音」です。
私の今の知識では、光雲寺境内の「三十三観音」と千古園の「三十三観音」関係は分かりません。また、江別に他にも「三十三観音」があるのかも分かりません。
で、この「三十三観音」は当然1~33番までありますが、1番が私としては意外な場所にあります。
1番を探して行くと千古園を裏の方へ・・・そして傾斜を下ると道道江別恵庭線沿いへ抜け出ます。そんな場所なんですが、もしかして千古園の本来の入口はここなのかな?と思ってます。
千古園の中央部には、あずまや?があります。
紅葉の時期にはいい雰囲気です。
秋の千古園の様子です。
千古園には、今回紹介した以外にも歴史を感じる樹木があります。道道江別恵庭線沿いですが車の騒音も気にならない空間で癒されます。