神秘の花を見たく、亜麻(あま)まつりin当別へ行く [季節を感じる]
新聞に小さな記事、「日の出とともに咲き、昼には散ってしまう神秘の花」当別町で例年、開花時期の6月下旬から7月中旬に合わせて開かれている「北海道亜麻まつり」を、今年は15日午前7時~午後1時30分に開催。
毎年人気の亜麻そば(限定200食)などの販売も行う。会場は旧東裏小学校(当別町東裏2796)
へー、「神秘の花」と「亜麻そば」こりゃ行かねばならぬと、早朝から「第5回北海道亜麻まつりin当別」へ、奥さんと出かけてきました。(#^.^#)
カーナビに住所をセットして、迷うことなく到着したのは、確かに小学校(旧東裏小学校)です。(^┰^;)ゞ
ガードマンの方に案内され、小学校裏手(グランド跡地)に車を駐車しました。
(メ・ん・)?何処に亜麻(あま)の花が咲いているのか、亜麻というか花なんか見当たりません。
ガードマンの方に聞くと、会場は校舎だと教えたれたのですが・・・(メ・ん・)? 花ってプランタン栽培なのかな?頭の中は混乱です。
校舎に入るとプログラムがあり、やっと状況を理解できました。
ここ小学校は、イベントを開催している「まつり会場」で、お花は2km程の場所に「亜麻畑」があるんです。
まつり会場~亜麻畑の間は15分間隔でシャトルバスが運行されています。更に、「亜麻そば」のオープンは10:30からだそうです。
ということで、まずは、教室は展示室になっていたので見学です。
いいですね。(^v^)教室の黒板といえば、日直欄です。名前が書かれていれば最高だったのにね。(^^ゞ
日本では、亜麻の茎から採れる繊維(リネン)はよく知られていますが、亜麻を食べることに注目されたのはごく最近のことなんだって。
亜麻の実(種子)には、油が約40%含まれており、搾った油を亜麻仁油と呼ぶそうで、サプリメント類も多数展示販売されたました。
奥さんはフェースタオルを買ってましたね。(#^.^#)
Σ(゚д゚lll) 陶芸もありました。繊維、実、油まではイメージ理解できますが、何故に陶芸?
「亜麻焼き」とのことで、亜麻の実を刈り取った後の茎を灰にして、長石などを加えて作った釉薬が亜麻でした。そういうことですか。(#^.^#)
廊下には、こちらも小学校の定番、跳び箱です。(^^♪
廊下には、絵本作家「ひだのかな代」展とのことで、見てるだけで物語がイメージできる絵本絵が飾ってます。
家に帰ってから調べると「りんごりんごろりんごろりん」
ある日どこかの山の中、だれかがくれたりんごに座り、居眠りしているひよどり1羽。あれれ、りんごが坂道ころがりだしたよ。動物たちは大騒ぎ! みんなも一緒にころころころころ…。
こんな人物画を貼っているといえば・・・音楽室です。
休憩室になっていました。
閉校になった学校を、手入れしてイベントに使ってるんですね。いいです。(^v^)
まつり会場~亜麻畑のシャトルバスに乗り、亜麻を見てくることにしました。
距離が2kmということで、歩いている人もいます。
ということで、ここが亜麻畑!到着です。
へー、これが神秘の花、亜麻の花でーす。(^^♪
まつり会場に戻って来ると、亜麻繊維(リネン)採取体験(200円)があり奥さんも挑戦しました。(^^♪
亜麻は観賞用(宿根・多年草)と産業用(1年草)があり、繊維を採取するのは、茎が長い産業用です。
乾燥させた亜麻の茎から繊維を採取します。
最初に、砕茎機(さいけいき)に2回程、ひとにぎりの茎を通し茎を砕きます。
次に、ムーランという、大きな扇風機のような機械で、回転羽根に亜麻の茎をぶつけます。こうすることで、繊維から殻を飛ばし、繊維だけを取り出すことができます。
亜麻の茎はこんな感じになりますが、ここまでは、プロの方が実演してくれて、最終工程を体験します。
最終工程とは、最後に櫛でとくのです。繊維の周りのカラを取るってイメージです。
私は、この間に挽きたてコーヒーが売ってたのモーニングコーヒーです。(^^♪
見てると、テーブルには6人分の椅子があり、みんな一生懸命に櫛でといてます。(#^.^#)
そんなに時間を要する作業なんですかね?・・・最初に始めた二人組って、もう30分位はブラシしているんじゃないの?
こんな感じで、綺麗な繊維が採取できました。体験終了です。(#^.^#)
絶対に奥さんは、この作業は途中で飽きてます。(-_-;) ちなみに気になる二人組は、まだブラシ中でーす。(^┰^;)ゞ
隣りの体験ブースは、亜麻繊維入り漆喰(しっくい)体験です。
ちなみに写真は漆喰体験のデモのようで、どうも企画の参加者が居ないようです。
どうも企画したのは、300円で見た感じA4サイズより大きそうなベニヤ板に亜麻の繊維の入った漆喰を塗り、手形をつけて完成させ記念品として持ち帰るようです。
亜麻を使ったお店が多数並んでます。
亜麻グリッシーニです。こちらは持ち帰って家で食べたのですが、黒胡麻の代わりに亜麻の実を練りこんだって感じです。
亜麻の苗が売ってたので買いました。今年、これから花が咲くとのことで、鑑賞用の亜麻です。
亜麻そばオープンの10:30には、まだ時間あるので、亜麻の実バーガーで空腹を満たします。
野外ステージでは、あらひろこさんのカンテラ演奏が始まりました。
カンテラって?どんな楽器か気になるのですが見えません。
プログラムを見てると、カラオケ歌唱コンクールがあるようです。歌は、「亜麻色の髪の乙女」と書いてます。
亜麻がイメージできなくとも、この歌なら分かりますよね。島谷ひとみさんが歌ってました。
「亜麻色の~~~長い髪を~~~♪」(^┰^;)ゞ
校舎の中に戻ると、「亜麻のガイドツアー」の一行がいたので、少し後について行き、亜麻の説明を聞かせて頂きました。
亜麻はアマ科で、混同される大麻はアサ科(以前はクマ科)で全く違うそうです。亜麻の花は夜明けに咲き始めて、昼には散ってしまうけど、曇りの日には昼過ぎまで咲くことあるって。(^^ゞ
花言葉は「あなたの親切に感謝します」です。(#^.^#)
そんな説明を聞いていると、おー、やっと「亜麻そばオープン」のようです。
番号札をもらうと23、24番とのことで、出来上がると番号が呼ばれます。
冷たいそばで美味しかったです。各テーブルには入れ物に「亜麻粉」と書いた粉がスプーンを入れて置いたあったので、そばに入れるのか?と考えて少し入れてみました。
気が付くと食堂にしている教室は大変な行列です。Σ(゚д゚lll)
お店の人も大混雑でちょっと混乱している様子です。(^┰^;)ゞ
ごちそうさまです。(=^0^=)
ちょっと気になりました「亜麻そば饅頭」を買って、帰宅しました。
帰りの道では、大勢の人が歩いて、まつり会場へ向かってます。「JRヘルシーウォーキング」の人達なんですが、歩道がない道だから歩くの注意しないと大変ですよね。(T_T)
亜麻の苗は家に戻り、鉢に植えてみました。(^^♪ 咲くのかな・・・
以上、町おこしで頑張ってるなーって感じました「第5回北海道亜麻まつりin当別」でした。