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「あなたもタイムトリップ」北方資料室書庫ツアーに参加 [我がまち江別]

先日、無料配布のタウン情報誌を読んでたら、気になる記事を発見。

道立図書館の「北方資料書庫ツアー」5月18日(金)午後2時 (先着20人)

江戸時代から現代まで、25万点もの北海道に関する資料を収集している、北海道立図書館の「北方資料室」。その書庫を解説つきで巡る「北方資料書庫ツアー」が行われる。

ということで、昨日の午後ですが、書庫ツアーに参加してきました。

私も道新文化センターの「家の歴史を調べてみませんか:講師 岸本良信」教室で、古文書も勉強しているし、我まち江別の歴史、興味あります。


北海道立図書館(江別市文京台東町41)は、我まち江別にあるんです。同図書館には、北方資料室というのがあり、北海道の町史なんかも全て揃っているので、何度か利用してます。

DSCN4103.JPG

 

北方資料室の同ツアーの案内がシャレてます。「あなたもタイムトリップ」北方資料室書庫ツアー・・・

いいんじゃないでしょうか(^v^)タイムスリップしちゃいます。

尚、ブログの画像は、デジタルライブラリーなどから類似を探して貼り付けてます。


道立図書館の資料書庫は、建物のB1、1Fから4Fまであるそうで、その中で、北方資料室は、B1、1F、2Fを使ってるそうで、そこを見学しました。

各フロアを見学する前に、各フロアで保管されている代表的なものの紹介と説明ありました。

場所が狭くて、説明物が見える人と、説明は聞こえるけど見えない人もいました。

私も、2Fの地図や絵はがきは、目の前で見れましたが、1Fのパンフレットや、B1の新聞は、見えませんでした。

ただ、今日の保管資料の目玉は、2Fの地図とか、絵はがき等じゃないかと思ってるので、大満足でーす。(-^〇^-)

北方資料室は、道立図書館の2Fにあり、利用してますが、資料書庫は、この北方資料室の奥にありました。

なので、関係者以外は、入ることは不可能ですね。

北方資料室の地域の範囲ですが、北海道、旧樺太(サハリン含まず)、千島等北方地域なんだって。

資料の形態は、図書、文書、雑誌、新聞、地図、写真、絵はがき、パンフレット、リーフレット、レコード、CD、DVD、ビデオ、ポスター等。

先の、地域範囲に関係していると思えば、保管するんだって。

資料の1割程度は購入しているそうですが、残りの9割は、市役所、団体、企業、個人の寄贈だそうです。


この個人ですが、色んな収集家がいて、そういう人が、後世に残したくて寄贈してくれるそうです。


例えば、美川憲一の「釧路の夜」(1968年)というレコードが、保存レコードの1枚として、見せてくれました。

これを含むレコードは、北海道の地名が付くレコードを集めた収集家がいて寄贈されたそうです。

そういうことね。(-^〇^-)

次に、網走番外地っていう白黒映画が、音を消して、集合会議室で放映されてました。

これらも、北海道に関係する映画:網走番外地(1965年)、樺太1945年夏 氷雪の門(1974年)など、寄贈品なんだって。

なんせ、常時、北海道に関係していると思ったら、持って来てねと、寄贈を受けてるようです。

当然、重複品あるんですが、時々、お宝が混ざってるそうです。


一部ですが、ツアーで見た資料の雰囲気を紹介しますね。(-^〇^-)


【珍しい地図】

鳥瞰図鳥瞰図(ちょうかんず)

地図の技法および図法の一種で、上空から斜めに見下ろしたような形式のもの。飛ぶ鳥の目からみたように見える、というのが鳥瞰の語義。建物や山などが立体的に描かれてます。

こちらは、上砂川版ですから、北海道の中心に近いです。

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左上をズームすると

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右上に稚内が示され、左上には、札幌、函館、さらに青森まで示されています。


見せて頂いたのは、夕張版でしたが、東京や富士山まで描かれてました。(^^ゞ

林子平「蝦夷国全図」

天明6(1786)年に刊行された林子平の『三国通覧図説』の付図5枚の中の一つ。寛政4(1792)年に『三国通覧図説』は絶版となり、付図は模写されたものが比較的多く残っているそうです。

資料庫にあったのも模写ですが、この資料だけは、白手袋を付けて扱ってました。

EZzenzu.jpg 

蝦夷は北海道のことですが、林子平は北海道には訪れたことはなく、当時の資料で作成されたんだって。


昔の帯広市の地図、これは、帯広の高橋まんじゅう屋の包装紙なんですと、見せてくれました。

何となく、包装紙の話は聞いたことあります。(-^〇^-)

【絵はがき】

庁立小樽商業第六回運動会。

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この運動会の絵はがきは、全体のイメージを伝えていますが、見せてもらったのは生徒二人が走っているスナップ写真のような構図でした。

北海道道庁の火事。

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明治42年(1909年)には、北海道道庁は原因不明で大火事になり、この事件は、火災当時の写真が絵はがきになり売り出されて、注目を浴びたそうです。(庁舎は2年後に復旧された)

当時の絵はがきには、大きなニュースを伝える役割があったようです。

1Fは、パンフレットや書籍が多かったかな。

B1には、新聞や電話帳がありました。

電話帳ですが、NTTでは、古い電話帳を保管してないと言ってました。

それから、各社のアルバイト情報誌を保管してましたが、これが、隔週とかで出るので、もの凄く保管場所をとって困ってました。その時代の北海道の求人状況とかを、調べる資料になると説明してましたね。

あと、じゃらん北海道版がありました。えっ、こんなのまで保管してるのね。(^^ゞ

図書だけでも、年間17000冊のペースで増加しているとのことです。

紙の状態で保管するのは、もの凄い、保管場所が必要だということは、伝わってきましたよ。(^┰^;)ゞ


ちょっとだけ、タイムスリップできました。m(__)m

 


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