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酪農学園大学「鳥の公開勉強会、第6回」オオウバユリ見そこねたかも? [バードウォッチング]

昨日は酪農学園大学(江別市文京台緑町582)の浅川教授(獣医学部 感染・病理教育群)2012年度獣医の卵達による鳥の公開勉強会の6回目がありました。(全7回)

一昨日の夜の時点では、午前中は雨だったのですが、朝になると晴れに天気予報は変わってます。ということで、健康の為に、チャリで行くことにしたのですが、ちょっと朝起きてから行動がスローペース。(-_-)゜zzz… そんのことで遅れ気味で出発です。

のんびりチャリを走らせるって状態でなく、向かい風を、ちょえっと必死に走らせます。朝から燃焼してしまい疲れました。o(TヘTo) くぅ

前回、研修館前で見つけた「オオウバユリ」綺麗なユリの花が咲いているか楽しみです。でも、先週は公開勉強会が祝日のため休みでしたので、前回見たのが2週間前だったので、もう咲き終わったかなと少し諦め気分で研修館に到着です。


(メ・ん・)?確かに、前回聞いた「オオウバユリ」の由来通りに(茎が伸びて花が咲く時期には)葉が枯れて全部落ちてます。

DSC_1427.JPG

 

これって、葉っぱは落ちてますが、花が咲く前のな?、それとも花も咲き終わった状態なんでしょうか?

上記写真のような状態が多いのですが、奥の方に花が咲いた状態の「オオウバユリ」がありました。

DSC_1428.JPG


(メ・ん・)?これも咲いたばかりというよりは、もうすぐ散るように見えます。

結局、咲き終わったのか、咲く前の状態なのか不明です。ということで、また、来週来た時に判明するでしょうからお楽しみとします。(^┰^;)ゞ


研修館1階の受付では、前回、浅川教授が受付を行なってましたが、今日は生徒さんですね。「おはようございます」(#^.^#)

6回目は、前半が「ペットバードの病気」について、後半は「スズメ目概論」ということで2人の学生さんの発表です。

参加人数は40名切ってる気がします。(T_T) 

DSC_1429.JPG

いつもなら、講義の後に、標本観察がありましたので、標本の写真と講義内容を織り交ぜてアップするのですが、今日は標本観察ないそうなので写真はありません、(T_T)

スズメ目の標本を期待してたんですが、次回の最終日にあるのかな? スズメ目の概論でも説明ありましたが、スズメ目は約6200種で鳥種の約60%です。ということで、スズメ目の標本は勝手に沢山あると決めつけてたので・・・(^^ゞ

まずは、前半の「ペットバードの病気」ですが、説明された学生さんは6年生でしたが話し方が上手でしたね。聴きやすい話し方でした。(#^.^#)

資料も説明も次は何について話すかメリハリありました。褒めすぎかな(^┰^;)ゞ

冒頭に、「現在、鳥を飼っている人は挙手下さい」 シーン・・・1名小さくて挙手されました。(-^〇^-) 「飼われている方が殆んどいないので、この授業は必要ないですね」、と、この入りは軽くウケ、いいんじゃないでしょうか。(-^〇^-)

確かに、「ペットバードの病気」は、タイトル通り、鳥を飼われている方には是非、覚えておいた方が良い内容でしたね。

そう言えば、私も高校生の頃ですから、38年前にセキセイインコを飼ってました。可愛かったね。

【鳥の獣医師になるためには】

鳥類の臨床学教育は一切行われていないそうで、札幌にも鳥専門の動物病院は1軒で、獣医の殆どがイヌ・ネコだとか、私には鳥専門があることが驚きですが、他にどんな専門があるのか気になり、最後に質問してみました。

でも、質問が伝わらなく期待した答えは聞けませんでした。どうも、ここで言いたかったのは、多くの動物病院で鳥も診察すると書いていますが、トリとイヌネコは違うから本当に診察できる人は少ないと言いたかったようです。


ということで、気になるので帰宅後にネットで検索してみました。

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専門の獣医師との表現で正しいか不明ですが、次の分類で何らかの専門が存在しました。

犬、猫、小動物(うさぎ、ハムスター、・・・)、鳥類、爬虫類/両生類(ヘビ、トカゲ、・・・)、魚類(熱帯魚、海水魚)、昆虫

確かに、ペットショップでも色々と売られてますよね。思い浮かべてもこんな分類になっても納得です。

当然、最後の昆虫って気になりますよね。ということで、病院を検索すると、おー、「昆虫・動物病院」あるようです。

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講義に話を戻します。(^┰^;)ゞ

【外傷】

普段から鳥の体をよく観察して確認することが大事なんだって、火傷ってピントこなかったんですが、家の中で放していると、水浴びの習性から調理中の油に飛び込んだり、熱いナベのふちに止まったりするそうです。

確かに、ナベは危険だよね。私も昔飼ってたインコは自身で鳥カゴの扉を押し上げて勝手に出てきましたね。(-^〇^-) ちなみにインコの友達は同じ大きさんのプラスチックのイヌで、鏡も好きでしたね。

出血は爪きりだって、爪は切った記憶ありませんが、遠くに飛ばないように羽は定期的に切ってました。講義を聞きながら何か懐かし記憶よみがえります。(^┰^;)ゞ


【その他】

細菌性疾患、真菌性疾患、ウイルス性疾患、寄生虫疾患、その他にも色んな病気あるそうで、基本的に早期発見で、病院に連れていき早期治療を行うことだそうです。


後半は「スズメ概論」で、話す学生さんへ発表者交代です。


概論なんで、サラっと伝えたいという内容なのかな?

名前の由来は体色(ホオジロ)、行動(キツツキ)、さえずり(センダイムシクイ)、他の動物の名前(トラツグミ)・・・色々な名前の付け方があるということね。

カラスについても話してました、カラスってスズメ目なのね?

カラスの実験で、ゴミを荒らすのは臭いではなくて視覚で食べものを探し目で判断してるそうです。だから生ゴミとかは新聞で包むとニオイしても効果あるのね。

カラスの目なんですが、黄色は見えないというようなことを話してました。へー、それで確か札幌市のゴミ袋は黄色なのね。凄いじゃないの、何で我まち江別は黄色のゴミ袋にしないのか?これも気になり帰宅後にネット検索してみました。

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すると・・・(メ・ん・)?

「黄色ってことだけじゃカラス対策には全く効果はありません」Σ(゚д゚lll) 

カラスは黄色に弱いのではなく近紫外線が見えるので、それを阻害する顔料を入れたら効果があるのであって、黄色は特殊な顔料が一番効果を発揮するのが黄色だったからみたいです。

ちなみに製造コストが高くゴミ袋への導入ケースは少ないんだって、結局、札幌市のゴミ袋の黄色はカラス対策と関係ないのか? Σ(゚д゚lll) 結局、カラスと黄色の関係は・・・

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カッコウ目の托卵が以前の講義でありましたが、ムクドリは種内托卵するそうで、巣箱の実験で2割は種内托卵する・・・この話し興味あったんですが、(メ・ん・)? こちらも帰宅後に検索しましたが、長文になるので、後述しました。(^┰^;)ゞ

その後セキレイ、ルリビタキの話しがありましたが、何を説明したかったか不明です。

と、スズメ目の概説は終了です。Σ(゚д゚lll)

話しが原稿棒読みで、メリハリ無く、聞く方は辛かったかな。ちょっとストレス溜まり厳しい評価になりました。m(_ _)m

来週は、7回目、最後の公開勉強会です。もう終わっちゃうんですね。心して聞かせて頂きますよ。


以上、6回目は「ペットバードの病気」、「スズメ目概論」でした。(o・・o)/

 

以下は・・・帰宅してムクドリの種内托卵をネット検索すると、以下の説明が見つかりました。多分、公開勉強会ではこの報告を説明したかったのね。(-_-;)

【種内托卵】

自分の卵を同じ種の他個体の巣に産みつける場合を種内托卵と呼ぶ.

種内托卵をする種は全世界で二百種を超え、さらに多くの鳥が種内托卵をしているものと考えられており、日本ではムクドリがこの種内托卵をすることが分かっている。

神奈川県相模原市のゴルフ場内に巣箱180個をかけ、そこで繁殖するムクドリについて調べたところ、約2割の巣で托卵が起こっており、種内托卵する他の鳥と比べても高い頻度であった。

托卵される側(以下,宿主)の繁殖ステージが産卵期か育雛期の初期に托卵された卵では、通常の卵と比べて孵化率は変わらず、孵ったヒナが巣立つことも確認した。

抱卵期前期に托卵された卵は、孵化するものの、宿主の他の雛と比べて孵化日が遅いことにより、体が小さく数日で死亡するものが多かった。

抱卵期後期以降に托卵されたものは、抱卵日数が足りないため、孵化しなかった。

托卵する側としては、宿主の産卵期に托卵する必要があるが、抱卵期に入っても托卵が行われており、宿主を観察して適切な時期に托卵するというより、場当たり的な印象が強い。

次に宿主にとって托卵されることは、自分の卵より多い数の卵をあたため、多い数のヒナを育てなくてはならず、何らかの影響を被っていると考えられる。

托卵されなかった巣と托卵された巣で、孵化率と巣立ち率を比較した。

孵化率は有意差がなく、どちらも高く、抱卵に及ぼす影響はないと考えられたが,巣立ち率では托卵された巣で有意に低くなり、育雛については大きな影響があり、托卵された巣では、巣立ちさせるヒナの数が少なくなっていた。

このような負の影響があるため、托卵を防ぐ行動の獲得が考えられる。

托卵を防ぐためには、托卵された卵を見破って巣から除去することや托卵されないよう防衛することが考えられるが、そのような行動は見られなかった。

托卵する個体であるが、実験的に巣箱の数を少なくし、巣箱で繁殖出来ない個体を多く作ったところ托卵される巣の割合が増加した。

このことは、繁殖できる状況にありながら、巣場所の問題などで繁殖できない個体が種内托卵をしているかもしれないことを示唆している。

【山口恭弘(独)農業・食品産業技術総合研究機構、中央農業総合研究センター・鳥獣害研究サブチーム】


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