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2016冬、ローカル列車の旅(4日目)、京都鉄道博物館を楽しむ後編 [ローカル列車の旅]

青春18きっぷで旅するローカル列車の旅の4日目の続編です。今年4月にオープンした京都鉄道博物館を丸一日楽しんだ後編(屋外展示)の様子です、(#^.^#)
 
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冒頭の写真は、京都鉄道博物館へ出掛けた最大の目的でもある7100形蒸気機関車「義経」です。北海道の幌内鉄道で走った正面の1は、義経を示す1号です。

前編では屋内展示の様子を書きましたが、本館2Fの連絡通路(本館と扇形車庫をつなぐ屋外デッキ)を進むと・・・
 
向かって右手にガラス越しですが、SL第2検修庫を見る事ができます。本来なら作業の様子を見れると思うのですが、この日は作業は休みの感じです。ガラス越しの撮影はイマイチだったので、写真は諦めました。
 
そして、左側の眼下には、お目当てでもある国指定の重要文化財である扇形車庫と、転車台を上から見る事が出来ます。

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扇形車庫には多数の蒸気機関車が、顔を出している(格納)のが確認できます。これだけの蒸気機関車が格納されて、転車台へとつながる線路を見ると、やはり壮観と言いたくなります。
 
蒸気機関車じゃありませんが、DE10形ディーゼル機関車も、この角度で見るとカッコイイですよね。(^_-)-☆
 
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先ほど、扇形車庫と格納されている蒸気機関車を見て壮観と漏らしましたが、残念なのは、凄い台数の蒸気機関車が顔しかのぞかしてないんですね。たぶん転車台の先の線路にDE10形ディーゼル機関車同様に、外に並べる事も出来るんでしょうから、出来ればそんな様子も見たかったですよね。 
 
扇形車庫に7100形蒸気機関車「義経」を、早く見に行きたい気持ちもあるんですが、その前に気になる蒸気機関車が目に入りました。

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「SLのりば」
 
蒸気機関車「C622」です。2両の客車を牽引して、片道500m往復を約10分で走ります。1回(時間指定)一般 300円で乗車できます。

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本物っていったら変な表現ですが、これ本格的な蒸気機関車で、燃料も石炭を焚いてます。下記写真の左側が石炭を投入しているのですが、全く伝わらない写真でした・・・w( ̄o ̄)w オオー!
 
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客車は、観光用のトロッコ列車のような壁が無いタイプです。やはり乗車するのは、小さな子供連れの家族が多く、発車時刻には客車2両満席の人気です。

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周りが家族連れや小さな子供でも関係ありません。300円で蒸気機関車「C622」が牽引する客車に乗れるのですから乗り鉄としては、外を感じる好ポジションに座ります。
 
もう少しカーブがあると、客車から牽引機を撮影出来るんですが、ほとんど直線のような片道500mの線路です。
 
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客車同士の連結部分も見る事ができる席です。

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意外と本線の近くを走るんですね。もしかすると何か通るんではと期待が高まります。
 
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京都駅へ向かう京都丹後鉄道「丹後の海」が横を通過しました。向こう側の乗客の人は蒸気機関車に気が付いてくれたかな?

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翌日に大井川鐡道の蒸気機関車の牽引する客車に乗るので、その前にSL気分が盛り上がりましたね。(^_-)-☆
 
下車しても撮影タイムです。黒い煙を上げる様子と・・・

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ドレイン操作で、激しく噴き出す水蒸気です。

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先ほど見た京都丹後鉄道「丹後の海」が京都駅を発車して通過しました。蒸気機関車とのツーショットを撮れたと思ったら・・・写真を見ると「丹後の海」が木の枝で遮られてました・・・w( ̄o ̄)w オオー!
 
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折り返して戻って来る様子を撮影した動画です。
 
 
もう少し迫力ある走行を撮影出来ると思ったら、意外と静かな入線でしたね。 
 
「扇形車庫」
 
先ほどの連絡通路で扇形を感じましたから、パノラマ撮影で、台数の多さを伝えてみます。

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これ全部の車両を書いてたら大変なので、2両だけですが、下記写真の左側が、D51形1号機です。1,115両も製造された愛称名「デゴイチ」の1号機です。右側が、日本最大の旅客用蒸気機関車のC62形1号機です。

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やはり車庫に格納された状態なので、写真は正面からになるのが残念です。でも立ち入り禁止じゃなく、扇形車庫は中に入る事も通り抜ける事も可能です。

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扇形車庫の線路は、転車台につながってます。奥には先ほどの「SLのりば」の蒸気機関車「C622」へと線路が繋がってます。
 
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あれ期待が高まるのですが、隣は、整備中の車両で、ここから立ち入り禁止区域です。肝心な7100形蒸気機関車が無いんですが・・・

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扇形車庫の一番端に7100形蒸気機関車いましたが、立ち入り禁止区域です。

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( ̄▽ ̄;)!! 何で整備しているの? 柱や作業台が邪魔で全体が写せません。これじゃ肝心の「義経」の文字も見えません。

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一応、補足しておくと、明治13(1880)年の幌内鉄道開業にあたりアメリカから輸入されたのが、「義経」と「弁慶」と名付けられた2両の7100形蒸気機関車で、その後、6号まで愛称が付けられました。
 
「弁慶」は、さいたま鉄道博物館、「しずか」は小樽市総合博物館に展示されてます。愛称が付けられた中の紅一点の「しずか」は、義経の側室・静御前ですから、北海道に住んでる者としては「義経」に会いたいですよね。
 
結局、どう頑張っても正面しか写せません。7100形蒸気機関車「義経」を撮影しに北海道から京都鉄道博物館に来たというのに、まさかの想定外の結果が待っていたのでした。

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これで盛り上がってた気分も一気にテンションダウンって状態です。ちなみに下記写真は、本館1Fにあった模型の7100形蒸気機関車「義経」です。

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SLつながりで、昼食は内容も盛りだくさんの「SL弁当」にしてみました。

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「スカイテラス」
 
屋外展示じゃありませんが、本館3Fのスカイテラスです。天気が良くて暖かったら昼食に人気の場所になりそうです。

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そしてスカイテラスの眼下には、多数の線路が、色んな種類の本物の車両が楽しませてくれます。

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「トワイライトプラザ」
 
EF81形103号機(関西から青森までの直通運転を可能にした交直流電気機関車)、EF58形150号機(旅客用の直流電気機関車)それぞれ数両の客車も連結しています。

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「旧二条駅舎」
 
最期に訪れたのが、現役時代は日本最古級の木造駅舎で、出口にあるミュージアムショップになってます。お土産を買う人で、店内は大混雑で商品を見るのも苦労しました。
 
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以上、青春18きっぷで旅するローカル列車の旅のイベント編で、京都鉄道博物館の後編は、屋外展示の様子でした。
 
 

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