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江戸東京博物館の精密なジオラマに驚き [お出かけ、旅先イベント]

この日は、小雨が降るイマイチな天気で何処に出かけようか悩んでいると、奥さんが「江戸東京博物館」に行きたいというので、小田急、JR総武線と乗り継いで、JR両国駅に向かいました。

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私の「江戸東京博物館」に関しての事前知識は、そんなのが両国国技館の近くにあるという程度しか知らなく、まあ奥さんの行きたいところにお付き合いして、JR両国駅なら帰りに御茶ノ水駅で下車すれば、一度行ってみたかったカフェ&バー「N3331」に立ち寄れるからと、そんな気分だったのですが・・・

後ほど紹介しますが、「江戸東京博物館」に入ると、巨大なスペースに精密なジオラマの展示の数々に、驚きと興奮の場所でした。奥さんがここを希望してくれた事に感謝するしかありませんね。(#^.^#)

JR総武線の両国駅西口を出ると、徒歩3分とのことですが、両国国技館の隣に、なんとも変わった建物があります。これが「江戸東京博物館」です。
 
「チケット売り場」は、1階と3階にあるようで、特別展示室の入口は1階になるようです。ちなみに、2016年4月29日~6月19日まで、2016年NHK大河ドラマ「真田丸」と連動した特別展「真田丸」が催されたのですが、訪れたのが前日だったので展示前でした。残念!
 
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という事で、階段をのぼって3階の「チケット売り場」でチケットを購入して、エスカレーターで6階の常設展示室の入場口に向かいます。観覧料は大人600円と良心的なお値段です。

常設展示室は5階と6階の2階構造になっていて、常設展示室に入ってまず目に入るのが、江戸時代に架けられた巨大な「日本橋」の実物大のレプリカに驚きです。

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「日本橋」からは5階を見下ろすことが出来て、左手に芝居小屋「中村座」、そして、右手には「朝野新聞社」の再現です。

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上から見下ろすと、「中村座」や「朝野新聞社」の周りにいる人たちがジオラマの人形じゃないかと錯覚してしまいます。

日本橋を渡った先には、大きなジオラマ「寛永の町人地」が出現します。

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江戸初期、日本橋北詰付近の町人地だそうです。先ほど渡ってきた実物大の日本橋の当時の様子が再現されています。

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人形の着物や表情、そして、仕草も再現され、これらの人形が物語を表現しています。

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双眼鏡も用意されているので、のぞいてみると、美しいジオラマと人形の各々の仕草に興奮です。(^^)/

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こりゃ望遠レンズを持参して写真を撮影したくなります。大きなジオラマなので、色んな角度から見ていると、ずーっと見ていても飽きる事はありません、

「江戸城本丸 大広間・松の廊下・白書院」

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「幕末の江戸城一本丸・二丸御殿」

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「大名の駕籠(かご)」の複製です。

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ここは人気の記念撮影ポイントで、皆さん駕籠に入って大名気分が味わい記念撮影です。(^_-)-☆

「棟割長屋(むねわりながや)」の実物大の再現です。

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棟の前後で部屋を分ける形のものを棟割長屋と呼んだそうです。

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そば屋の屋台です。看板は「二八」と書かれているんですね。

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台車の屋台とは異なり、肩に担いで移動するので、コンパクトです。

「三井越後屋江戸本店」

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「神田明神行列」

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実物大の山車と、ジオラマで再現した行列がありました。

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「両国橋西詰」

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現在の浅草橋から東日本橋周辺が再現されています。

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隅田川に浮かぶ屋形船も精密で、ここも人形が色んな表情と仕草で楽しませてくれます。

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ここも巨大なジオラマで望遠レンズで撮影したかった場所です。

他にも「江戸ゾーン」では、歌舞伎小屋の再現も迫力満点でしたが、全て書いていると膨大な写真になってしまうので、ジオラマを中心に書いてみました。

幕末から明治へと移り、文明開化の「東京ゾーン」へと移動します。

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ここの展示の特徴は、写真もOK、上記のように自転車や駕籠のように触って乗ってOKと、体験型展示が多いことです。(^^♪

本来なら明治から大正、そして昭和へと順路があるのでしょうが、気の向くまま歩いたので、時代の順序はバラバラ・・・とりあえず気になったポイントを撮影してみました。

完全に逆回りで、いきなり1990年代ですが、懐かしい数々です。

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奥には、知らない人まで買ったといわれる「Windows95のパッケージ」に、左手には「ボディコン」、手前には「マッキントッシュ」です。

1980年代にあった「プリントゴッコ」、我が家にもありましたが、こんな形だったんですね。

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軽自動車「スバル360」とダットサントラック「G222型」

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「ひばりが丘団地」

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1959(昭和33)年だそうです。昔のテレビが展示されてるのってありますが、ここでは懐かしいブラウン管テレビ風に当時の映像が流れてます。

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北海道に住んでいると不思議なのが、今でも洗濯機(上記写真右側)が外に置かれた住居がありますよね。雪が積もらないから可能なスペースの有効利用?

昭和の初めに時代が戻ると、当然ですが、戦時中の人々の様子も展示されています。

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戦争が人々の暮らしを変えてしまった時代です。

時代は大正~昭和初期です。「フォードA型・4ドアセダンの円タク」

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昭和初期には、市内を均一1円の料金で「円タク」」が走ってたそです。

江戸時代の灯り(行灯)と、明治時代の灯り(石油ランプ)・・・行灯(あんどん)の後に、石油ランプを確認すると、めちゃくちゃ明るく、文明開化を感じます。
 
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1時間に数回、模型が動き、係りの女性からの説明が聞けるのが、「銀座煉瓦街」、「鹿鳴館」、「ニコライ堂」の模型です。

「銀座煉瓦街」

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「鹿鳴館」・・・ガラス床の底に模型があり、ちょっとガラスの上に上がるのがドキドキ。

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「ニコライ堂」

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以上、最後は話が長くなるので、飛ばして紹介しましたが、めちゃくちゃ楽しかった江戸東京博物館でしたが、機会があれば望遠レンズを持参して、精密なジオラマを撮影に訪れてもいいかもと感じながら見学を終えました。



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