ローカル列車の旅(3日目)、根室でバードウォッチング [ローカル列車の旅]
ローカル列車で道東を旅するの3日目の様子です。前日に根室に入り、この日は、野鳥の宝庫、根室でバードウォッチングを楽しもうと、根室ネイチャーセンターに一日ガイドを予約しました。偶然にも、ホテルねむろ海陽亭さんからは、特典で、海鳥シートと、バードコールを頂きました。(#^.^#)
海鳥シートは、素材がプラスチックでできている、両面2枚の綺麗な海鳥シートです。そして、バードコールは、ホテルのスタッフさん手作りのオリジナルバードコールだそうで、小さめサイズで可愛い!
朝食は、各種海鮮の具材を好みで乗せて作る「勝手丼」をメインとした和定食で、前日の夕食からお腹は根室を満喫してます。
ホテルのロビーに展示されていた「ありがとう花咲駅」のコーナーです。今回のダイヤ改正に伴いローカル列車が減った他に、道内8駅が廃駅になり、その一つに「花咲駅」も含まれてましたね・・・
集合場所:道の駅スワン44もしくは根室管内の宿泊施設送迎可能とのことなので、ホテルにお迎えをお願いしました。一日ガイド料金は 2万円でガイド時間は、8時~18時までの10時間です。
8:00、根室ネイチャーセンターのSさんの運転する大型の車で出発!
以下、観察場所と、確認できた鳥を書いてますが、カモメ類など省いてるのもあります。全く山の鳥を見ませんでした・・・あれ?ヒバリが上空でホバリングしてたのですが、どこだったか?最初の根室漁港?
根室漁港→シノリガモ、ヒメウ、クロガモ、ウミアイサ、コオリガモ
クロガモ(写真はトリミング)
今回の撮影機材は、Nikon D300s + SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSMを手持ち撮影です。
道新文化センターの野外観察会で、苫小牧港に行った際に、相当遠くで見るクロガモですが、この後に、どこに行っても、またクロガモガって感じで、群れで見ることになります。
納沙布岬へ移動の途中→タンチョウ発見!めちゃ遠いのですが、根室でタンチョウに出会えて嬉しいです。(^^♪
タンチョウ発見です。この時期になると、釧路の鶴居村では、餌やりを止めてるので、毎年同じカップルが同じ場所に戻って来るそうです。ですから、お互いのテリトリーがあるので、群れでは見れませんが、これから根室では、タンチョウを見れるそうです。
ここでは、3羽いましたが・・・
子供は本来ついて来ないそうですが、時々親離れせずついてくるのがあるそう・・・そうすると親は子追い(上の写真)して離れさすのですが、何度追っても子供は理解できず戻ってきます。見てるととても可哀想なシーンでジーンと悲しくなりました。
そんなタンチョウも後に何度も近くで見れるとは、この時には想像もしませんでしたね。(^┰^;)ゞ
納沙布岬へ移動の途中→アオサギ、ホオジロガモ
温根元ハイジ(観察小屋)→オジロワシ、オオワシ
温根元ハイジ(上の写真に写ってる小屋)からは、オジロワシとオオワシの幼鳥が多いのですが、多く見ました。でも・・遠すぎてトリミングじゃボケボケです。
温根元漁港→スズガモ
納沙布岬ハイジ→シノリガモ、ケイマフリ、ヒメウ、クロガモ、ゴマアザラシ
下の写真は、納沙布岬の観察小屋の内部です。
それにしても観察小屋の存在は助かります。海風を避けれなければ、この時期はまだ風が強く冷たく長時間の観察不可能です。ブルブル。
鳥じゃありませんが、ゴマアザラシ(写真はトリミング)
次へ移動中に、多数のシノリガモが飛び立つ様子を発見!写真はトリミングしてます。
歯舞漁港→ヒノリガモ、クロガモ、ウミアイサ・・・そんなウミアイサの冠羽が、めちゃ逆立ってました。(写真はトリミング)
花咲漁港→クロガモ、アカエリカイルブリ、ウミアイサ、シノリガモ
少し場所を変えて→クロガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、オナガガモ
仲良く食事中のヒドリガモとオオセグロカモメ(もしかするとセグロカモメかも?)のツーショットです。
道の駅(スワン44ねむろ)2km手前にあったレイクサンセット(レストラン)側→タンチョウ、オナガガモ、ヒドリガモ
タンチョウ近いです。(^^♪
昼食予定のレイクサンセット(レストラン)が定休日だったので、 昼食は、道の駅(スワン44ねむろ)です。ここでも窓から遠くにタンチョウが見えました。
根室B級グルメのエスカロップ(バターライスにトンカツがのってます)
風連湖周辺に移動して→タンチョウ、オオワシ、ハクチョウ、オオワシ、オジロワシ
少し場所を変えて→オオワシ・・・残念ながらオオワシ、オジロワシを近くで撮影する事は、この後も駄目でしたね。o(TヘTo) くぅ
風連湖(走古丹側)→ハシビロガモ、オナガガモ
走古丹→タンチョウ
少し場所を変えて→タンチョウ
トビが何かの獲物を取ったようです。
帰りの方向で釧路にも近くなるので、霧多布岬へ1時間ほど要して移動することに・・・チュウヒが見れるんじゃないかということで着たのですが、雨も降り出しダメでした。
霧多布岬→クロガモ、ウミウ
これで、バードウォッチングのイベント終了です。前日の天気予報では、曇りで、午前中には雨になるとの予報でしたが、昼間は少し青空なんかも見えて、よく雨が降らずにここまでもったと・・・成果の方は、オオワシ、オジロワシは距離があり残念でしたが、それでも多数見れたのは良かったです。それと自然のタンチョウが多数見れたのは、とてもラッキーでした。(^^♪
前日に温泉に入った「霧多布温泉ゆうゆ」で下車しようかと一瞬思ったのですが、この時間ではバスも走って無い事は分かっているので、深く考えずに「ローカル列車の旅は、待つのが当たり前」と浜中駅で下ろして頂きました。
浜中駅に着いたのが18時でが、ちょっと判断ミスだったか?根室(19時00分)→浜中発(20時14分)・・・まさかの2時間14分の待ち時間!
1時間、2時間待ちはローカル列車の旅の想定内ですが、問題は外の雨・・・暖房が無い待合室の寒いこと・・・ひたすら耐えて待つのみ!使い捨てカイロ3個が唯一の暖房です。( ̄▽ ̄;)!! この寒さには応えましたね。
駅の周辺は真っ暗で、やがて土砂降りの雨になり雷も・・・そして周辺には何にもない!当然ですが夕食だって食べれません。
【根室本線:愛称花咲線】、浜中(20時14分)~釧路(21時38分)、乗車時間(1時24分)、営業距離(73.8km)、累計距離(580.1km)
キハ54系(5627D)根室発の釧路行きは、1両編成です。
乗客は私を含めて3人です。車内は暖房効いてポカポカ・・・生き返った!
釧路に到着です。雨は止んでました。ホッ!
釧路では、天然温泉幣舞の湯ラビスタ釧路川(釧路市北大通2-1)を予約してます。
駅での寒さは相当な体力的ダメージです。途中で食事する元気もなく、コンビニ弁当を買って、まずは、温泉で温まりました。
以上、ローカル列車の旅(3日目)、根室でバードウォッチングを楽しむでしたが、最後は大失敗の寒ーい浜中駅での2時間でした。