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ローカル列車の旅(1日目)、日本一運行時間の長い定期普通列車 [ローカル列車の旅]

JR北海道は北海道新幹線開業に伴う3月26日のダイヤ改正で、道内の普通列車8路線79本を減便しました。なんとなく北海道新幹線開業のお祝いムードですが、そこで鉄道ファンの私としては、ローカル列車で道南とは逆に道東方面を旅しようと、月曜日から5泊6日のローカル列車で旅に出掛けてます。しばらくブログは、このローカル列車の旅の話になります。(#^.^#)

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今回の旅で利用する切符は、以前にも使った事がある利用開始日から7日間普通列車乗り放題という「北海道&東日本パス」です。ダイヤ改正後の対象となる切符は、発売日2月26日~4月16日、使用可能3月26日~4月22日、値段は10,850円と少し値上がりしました。

時刻表を確認しながら計画を立てたのですが、数が少なくなったローカル列車ですから、先に進みたくとも肝心な列車がなく、今回のローカル列車の旅は、それほど過酷な乗車じゃないかも(本当かな?)

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今回の目玉となるイベントの計画は・・・

日本一運行時間の長い定期普通列車に乗る、浜中でルパン三世スポットを探訪、根室と網走でカニを食べる、根室でバードウォッチング、北見で塩焼きそば食べる、とりあえず後のイベントが見つからず、網走からどうするかは未確定での出発です。ヾ(`・ω・´)ノ頑張るぞっ!!!

恒例のローカル列車の出発駅となるのは、今回も我がまち江別駅の始発・・・じゃなく3番列車と、出だしから緩い出発になります。

【函館本線】、江別(7時26分)~滝川(8時34分)、乗車時間(1時08分)、営業距離(62.5km)、累計距離(62.5km)

721系(2125M)札幌発の滝川行きは、3両編成の電車です。

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平日の朝ですから通勤通学時間帯で混んでます。大きなリュックの他に、今回は、カメラバックも持参しているので、しばらくは721系仕切扉を設けたデッキで立つことに・・・岩見沢で多くは下車するでしょうからね。

岩見沢に到着、12分の停車ですが、予想以上のガラ空きに・・・

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721系は、転換クロスシートですから、ローカル列車の旅に出発した気分を盛り上げてくれますね。

滝川に到着、乗り換え待ち時間(1時間6分)

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下車したホームからは、留め置き線に次に乗る2427Dを見ることができ、いい感じに全体を撮影出来ました。

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慣れ親しんだ列車番号2429Dですが、これもダイヤ改正で2429Dから2427Dとして変更され運行されます。

ここ滝川駅のキヨスクは、販売不振で閉店になると新聞に載っていたのですが、偶然にもこの日(3月28日)が最終営業日でした。

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訪れる客からは「今日で最後だね」と惜しむ声が掛けられてます。

【根室本線】、滝川(9時40分)~釧路(18時01分)、乗車時間(8時21分)、営業距離(309.4km)、累計距離(370.9km)

キハ40-1754+1756(2427D)滝川発の釧路行きは、2両編成で、道東の旅はここからワンマン運転です。

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滝川駅の1番ホームから出るのが、日本一運行時間の長い定期普通列車「2427D」、側面行先標(通称:サボ)は、2429Dから引き継ぐ専用サボです。

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残念ながら朱色2両運転は、2014(平成26)年で終了しているそうです。それと釧路駅で発行してた「2429D完乗車証明書」は予定枚数に達したため配布を既に終了したとHPに載ってました。

ちょっと、アングルを変えて・・・
 
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やはり私同様に、釧路までの長旅に訪れたと思われる鉄道ファンが何人もいます。とりあえず青い布地のボックスシートにひとり座れたのは、これからの8時間を超える長旅には、嬉しいよね。

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さあ出発!
 
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滝川を出発すると、直ぐに函館本線とお別れして、右側の根室本線を進みます。
 
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ちなみに9時40分の後の富良野方面は、何と15時27分まで無いのです。ローカル列車は減り不便になり、利用者が減る泥沼の悪循環です。( ̄▽ ̄;)!!

車窓をのんびりと楽しむのですが、前日がスノーシューの打ち上げで、そこそこお酒を飲んだのと、車内の暖房に晴天の天気となると、睡魔との戦いです。
 
富良野に到着しました。
 
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富良野着(10時48分)-富良野発(11時20分)、待ち時間(32分)

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ここで昼食の駅弁を調達する計画が、想定外の事態です。改札を出て売店を確認するのですが、駅弁が無い・・・駅弁が売ってると私の勝手の期待だったのか?

結果、カマボコとオニギリを仕入れて、コレが昼食です。まあ、こんな食事でも車中で食べるのは格別に美味しいのです。

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帯広に近づくと大成駅辺りから大勢の学生が乗り降りして、急に混みだし、しばしボックスシートも相席となります。
 
帯広に到着しました。
 
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帯広着(14時11分)-帯広発(14時47分)、待ち時間(36分)

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帯広を発車すると、釧路まで残すところ約3時間です。お腹が減ってるわけじゃ無いのですが、改札を出ると、豚丼が立ち売り発見!小サイズってのがあり買ってしまいました。

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車内に戻ると、通路を挟んで、井戸端会話に賑やかなオバサン三人組と相席・・・
 
池田駅に到着して、15時25分頃、池田駅にてトラブル発生!
 
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この先の豊頃付近で雪解け水が線路に入り、保線社員が安全確認に向かってるので、一時運転の見合わせ・・・

その後、再開の目処がたったのですが、釧路到着がこの後のすれ違い待ちなどで相当遅れるため、1時間後の特急列車に乗り換えを提案されます。ここで、釧路までの一緒の長旅と思ってた人たちの殆どが、特急列車への乗り換えを選択し下車します・・・ここで下車すると、日本一運行時間の長い定期普通列車に乗った意味が無いので、私は乗り続ける英断を選びました。まあ、豚丼も食べてお腹一杯ですからね。

16時12分、とりあえず50分遅れで、池田駅を発車するが、すぐに停止信号で15分待ち・・・

豊頃手前のこの辺りの斜面のようで、斜面上部に保線社員の人たちが見えました。

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賑やかなオバサン三人組は豊頃で下車したので、再びボックスシートは静かに一人です。ほっ!

停止信号で度々停止しますが、すれ違い列車を撮影するのも楽しいのです。(#^.^#)
 
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すっかり車窓は真っ暗ですが、気が付くと私の乗ってる1両目は私だけ、2両目は4名程度じゃないかな?
 
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釧路に到着しました。
 
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釧路に2時間遅れを覚悟しての乗車でしたが、着いてみると何と35分程度の遅れで到着しました。なみに乗り換えた人の特急列車は、改札を出る際に、到着のアナウンスが流れてました。

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このまま根室行きの最終(18時56分)に乗り根室に向かうことも可能ですが、到着(21時43分)と遅くなるので、釧路に一泊して翌日に根室へ向かう計画です。今回は、のんびりした旅なのです。
 
釧路では、天然温泉丹頂の湯スーパーホテル釧路(釧路市黒金町11-1-1)を予約してます。私のローカル列車の旅は、大浴場があるのは必須ですからね。

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夕食に海鮮弁当/飲み物が付いているプランです。食事の楽しみは根室からということで・・・
 
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初日は、長い乗車時間の疲れを早く癒したいのです。想定外だったのが、お風呂が男女完全入れ替えだそうで、既に最初の男性タイムは終了して、22時まで入れませんでした。まあ、のんびり待つしかありませんね。(^^♪
 
翌日のホテルの朝食は、こんな感じ・・
 
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健康朝食とかタイトルが付いていたバイキングですが、確かに体に優しそうかも?スープカレーがあったので、それをメインで食べてみました。
 
以上、ローカル列車の旅(1日目)、日本一運行時間の長い定期普通列車を乗るでした。
 


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