伊達市(旧大滝村)円山、百畳敷洞窟へスノーシュー登山2016 [夏山登山&スノーシュー]
一昨日(3月13日)は、NHKカルチャー新札幌教室の「スノーシューで冬の野山を歩く」1月から3月までの全6回の5回目で、伊達市(旧大滝村)円山、百畳敷洞窟でした。百畳敷洞窟に無数の氷の妖精「氷荀(ひょうじゅん)」ができるので、そんな自然の神秘を見に行きました。(#^.^#)
集合場所の新札幌から、旧大滝村へは、国道36号線を使い千歳を経由して、支笏湖から美笛峠を超えて、北湯沢温泉へ2時間を超える移動です。
9:40、登山口に到着です。トイレタイムを含めて約2時間20分のマイクロバス移動は長かった・・・
9:50、簡単な準備運動を終えて出発!
今回の参加者は、17名+講師3名の合計20名でした。
10:04、先生が下見で分岐地点に設定したポイントに到着。
ちょっと分かりにくい写真ですが、下見で付けた赤いテープ(赤丸)があります。赤矢印は方向で、帰りは正面の沢から登ってくるそうですが、往路は、左方向へ向かい、右手を沢にして尾根を歩きます。往路は尾根を、帰路は沢沿いとルートを変えるそうです。
10:15、直行で尾根に登ると、しばらくは尾根を歩くのですが・・・
ちょっと曇り空で風を遮る樹木もなく、やはり寒さを感じます。上記の写真ですが、天気が良ければ、正面に徳舜瞥山(とくしゅんべつやま)が見えるそうですが、なんとなくすそ野を確認できるだけです。そんな徳舜瞥山(1309m)は2006年7月に登った記憶あります。
積雪の状況ですが、最近降ったと思われる雪が、軽くある程度でした。
10:35、ここからルートは高い樹木沿いを進む感じになり、ちょうど樹木が風よけになり助かります。
10:50、どうも予定していた沢に降りるポイントを行き過ぎたようで、先生たちが相談中・・・
急な斜面には、多数の樹木が存在するので、安全に降りる事が出来るとの判断が出たようで、この斜面を下ることに・・・
単調な行程よりも、こういう斜面の登り下りは、スノーシューならではで楽しめます。
急な勾配を現したく、上から降りてくる様子を撮影したのですが、何の写真か分かりませんね・・・w( ̄o ̄)w オオー!
15分程度要して全員が下りました。
随分と予定地点をオーバーしたようで、ここから沢沿いに戻るようです。
11:25、川が確認できます。
川沿いに進みますが、そこから登ったり、下ったりと激しく変化するのですが、下りが結構な急斜面で2箇所ほどありましたが、そこは尻スベリで・・・
11:45、どうやら目的地に到着したかも?
えっ?百畳敷洞窟っ何処ですか?
ちょっと写真じゃ分かりませんよね。
ここで洞窟見学と昼食タイムです。リュックを置いて、スノーシューを外したら洞窟探検?
洞窟の内部は意外と広いかも・・・百畳敷洞窟って広い意味で百畳敷って事なんでしょうかね。(#^.^#)
上記の写真に赤丸で囲んだの場所に、人が立ってますから、洞窟の広さと氷荀(ひょうじゅん)の大きさが伝わるでしょうか?
はじめて見る氷荀に、ちょっと感激!
氷荀は、洞窟などの天井からしたたり落ちた水滴が凍り、積み重なってたけのこ状の氷塊になったものなんですが、地元の人々はムーミンに登場するキャラクターにちなみ「にょろにょろ」と呼んでいるそうです。
今年は暖冬ですから、いつもよりは小さなサイズなのかもしれませんね。
そんな百畳敷洞窟と氷荀を動画で撮影してみました。
12:15、下山というよりは、沢の川沿いを帰ります。
ここに訪れるのは、沢沿いがノーマルなルートのようで、多数の人が訪れているのか、沢沿いには踏み固められた跡が付いてました。
12:40、出発した際に確認した分岐へ向かい、最後の軽い登りがあります。
12:50、分岐に戻ってきました。出発地点まで、あと少しです。
12:55、バス待機場所に到着です。なんと沢沿いルートで戻ってくると。40分しか要しませんでしたね。
下山後の温泉は湯元ホロホロ山荘(伊達市大滝区北湯沢温泉)でした。
ホロホロ山荘のお風呂ですが、失礼ながらここホロホロ山荘ならぬボロボロ風呂って印象だったのですが、久しぶりに訪れるとビックリです。脱衣場から内風呂に露天風呂とリニューアルされて見違えるキレイなお風呂に変身してました。(#^.^#)
以上、百畳敷洞窟の氷荀「にょろにょろ」に感激したスノーシューでしたが、次回は、いよいよ今年度の最後のスノーシューになります。