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陶芸教室「やきものを始めよう!2016年春」の7回目は、釉薬をかけて全日程終了 [やきもの]

江別市セラミック―アートセンター(江別市西野幌114-5)の陶芸教室「やきものを始めよう!」の全7回コースの7回目は、最終日で、釉薬(ゆうやく、うわぐすり)をかけるです。

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前回作品が完成して少し時間が開いたのですが、その間に先生方が「素焼」を実施してくれてます。

ちょっと陶芸の工程を補足しますと、素焼、乾燥した作品を800℃前後で焼き、下絵付、施釉、その後の装飾を容易にします。そして、今回の釉薬をかけるが、素焼きした陶器の表面に釉(くすり)掛けをし、陶器に色を付けると共に、焼くと表面をガラス質が覆い、小孔をふさぐために耐水性が増します。

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最後は、これも先生方が実施してくれますが、焼成し、1230℃~1280℃の範囲で焼成します、釉薬を溶かし、素地を焼き締めて強固になります。

一番気になってた「えべチュン」は、バラバラにならずに無事に形を保ってくれてます。良かった。(^^♪

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「釉薬」作業の準備にまずは、表面のバリ(ガサガサ)をカッターで軽く取るのですが、想定外だったのが「えべチュン」の各パーツの貼り付け箇所の仕上げをキレイにしておくべきでした。はみ出した接着用のどべは、そのまま素焼きで焼き上がり固まるのでした。こんなのカッターで削り落とすなんて不可能!あとは色塗りでなんとかごまかすしかありませんね・・・w( ̄o ̄)w オオー!

タオルで表面のホコリを取ったら、器の底(高台)に撥水剤を塗ります。本焼の際に棚に器を置いて焼くのですが、釉薬が棚に付くと棚板が駄目になるので、棚板と接する面に釉薬が付かないように撥水剤を塗るのです。

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高台のない皿は、底一面に撥水剤を塗ります。「えべチュン」は自立出来るので、短い足に塗る事になります。

「育てるたまごサボテン」用の鉢で先生からアドバイスがありました。

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鉢は器全体に釉掛けすると、根腐れの原因になるそうで、底の水抜きの穴を含めて、釉薬が付かないように、底全体に撥水剤を塗ります。さらに内側も半分程度に、撥水剤を塗ると良いとの事です。
 
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毎回のようにアイデアが無い状態の作業で、今回も小さな皿に十字にマスキングテープを貼ったくらいで、なんともセンスがありませんね。

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なんたって今回の作業の大半の時間を、「えべチュン」の色塗りで費やしてしまいました・・・w( ̄o ̄)w オオー!

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先生に相談すると、陶芸用の絵の具で色付けして、透明な釉薬を掛けるのがいいんじゃないかとの事です。これ塗ると瞬時に乾きます。
 
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どうですかね。いい感じに塗れた気がします。(^^♪
 
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残念なのがハルユタカを持たせる手が逆だったという事ですが、この間違いに気が付く人はほとんどいないでしょうから問題無しです。

ほとんどの作業時間を「えべチュン」の色付けに要してしまい、慌てて、他の器を大急ぎで、釉掛け・・・

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最後に「えべチュン」に透明な釉掛けしましたが・・・

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これ本当に透明になるんでしょうか?

釉掛け作業を終えた器ですが、この時点じゃ全く何色なのか分かりませんね。

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おっと!小さな皿からマスキングテープを外すのを忘れるところでした。

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以上、陶芸教室「やきものを始めよう!2016年春」の全日程終了です。作品は、江別市セラミック―アートセンターで、3月23日から展示され、3月30日に作品の講評会があり引き渡しだそうです。講評会なんて初めてなんで、先生から講評聞きたいところですが・・・残念ながら他の予定が入ってて参加出来ません。



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